6月1日(木)
今朝は4時半過ぎに起きる。散歩に出たのは5時25分。
6時前帰宅。
少しずつ筋は動くようになってきた感じはするが、「以前の程度まで」と欲張るなら、あと半年くらいは掛かりそうな気がする。
「午後から雨」という予報が段々にずれ込み、今朝の時点では「夕方4時か5時くらいに」、と変わっていたので、今がチャンスとコーヒーを買いに行く。コーヒーだけ、だからSRが良い。
そう思って用意をし、バイク用のスパッツを着けようとする。
(このスパッツ、昔はゲートルと言ったらしい。短ゲートル。日本語で言えば脚絆。日本軍が使っていたのは足に巻く形のものだったので、「巻き脚絆」と言ったとか。)
だが「かもしれない運転」じゃないけど、不意に思いついたので着けるのを中断し、郵便受けを見に行く。果たして任意保険の払込票が届いていた。
明日だけではなく来週は雨勝ちという予報なので、できることは今日のうちに済ませてしまおう。
任意保険の払い込みは日を遅くしたら安くなる、なんてことはないんだし。
片側だけでも3箇所をベルトで留めなければならないスパッツを着けてなかったから、すぐ靴を脱いで金を取りに行ける。
早速靴を脱ぎ、お金を出して改めて出掛ける準備。
普通に有馬街道に出て珈琲店に向かう。
一旦通り過ぎ、Uターンして店の前に行く。
いつもの隣家のワンボックスカーと、これまたいつものSUVが店の前を塞いでいる。SUVの前には道路工事のカラーコーンが置かれていて、SRを停める場所がない。
「SRすら停められないとはどういうこっちゃ」
と思ったがしょうがない。とにかくカラーコーンとSUVの隙間に停めて、珈琲豆だけを買うことにする。
中に入ったらコーヒーを淹れている最中で、いきなり注文するのは気が引ける。客も半分くらい。SUVの親子はテーブル席の方らしく、姿が見えない。
豆を注文し、受け取って店を出る。
帰る準備をしようとまずヘルメットをかぶる。エンジンを掛けようと思うが左側に傾斜した路面。このカラーコーンとSUVの間では傾き過ぎてキックできない。
かと言って車道に出てキック、というのは危険過ぎる。そうなると歩道に引き上げてエンジンを掛けるしかない。
当然、歩道に上げるには段差を後ろ向きに越えねばならない。SRは軽いバイクの筆頭だけど痩せても枯れても400cc、160キロ以上あるのだからそう簡単ではない。身体を45度くらいに倒してやっとのこと、引っ張り上げられる。やれやれ。
覚悟を決めて引っ張り上げている途中で、客の一人が出てきた。
SUVに近づく。
あれ?あの親子連れの車じゃないのか?
それよりもとにかく車を当てられないようSRを歩道に引き上げようとしているところを彼も見ていた筈だ。
が、様子を見ていたら、奴さん、こちらを一瞥することもなく車を出した。
何だぁ~大変な思いして損したな、と思ったけど、「それなら」と一旦出た店に改めて入り、ロブスターを一杯注文。懸っている青木湖らしい水彩画を見ながら休憩。
SRは歩道に引っ張り上げてあるので大丈夫。