6月13・14日(火・水)
4時前に目が覚め、4時25分から4時55分まで散歩。
朝食は7時過ぎ。
コペンで隣市のドラッグストアまで行く。
帰りにバイク店に寄る。
今日(火曜日)中にカブのエンジンのオーバーホールを終えることができると思うので、明日は渡せる、という話。
おおよその費用を聞くと、4万4千円近く。
5万までは行かないだろうけど、もし超えたらどうしよう、と思っていた。
「どうしよう」ったってお金は払わなきゃ。
年金生活になってからは、入ってくるお金は勤めている時の数分の一。
何かの拍子にまとまったお金が必要になってもいきなりの準備は無理。
だから毎月引き出したお金を節約し、貯金して緊急の出費に充てる。
今月はSRの車検があるから、節約して貯めた分だけじゃ足りないだろう。
「だったらバイクを手放したらいい」、というのが世間の常識だろう。危ないし、無駄金喰いだし、って。違うんだよねぇ。
「人はパンのみにて生きるにあらず」、だ。
14日、水曜日。
1時過ぎて、バイク店に電話を入れる。できているということで、徒歩(当たり前)で向かう。
エンジンをばらしたんだからオイル交換もするしかなかったんじゃないかな、と思いながら店に到着。
一番の問題は燃料コック周辺からのオイル漏れで、これは一括交換しかなかったらしく、これが一番高くついたみたいだ。あとはキャブレターの分解清掃、ガスケット交換、点火プラグ交換、それにリアバルブも切れていたということで結構色々。オイル交換ももうすぐの予定だったので、ちょうどよかったのかも。
「SRならともかく、カブで10万キロ、ってピンときませんね」
と言ったら、
「いや、却ってカブで10万キロは現実味がありますよ。昔のカブは仕組みが単純で丈夫ですから。今のは無理かもしれないけど」
と返ってきた。「今のカブはデリケート」なんだそうだ。
新品に交換された燃料コックが光っている。
シリンダーヘッドの水色のガスケットが頼もしく映る。