宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

法人設立を目指して集落説明会を開催

2021年09月01日 10時29分44秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 

 令和3年8月24日(火)に栗原市の福岡老人憩いの家で福岡営農組合の法人化に向けた集落説明会が開催されました。福岡営農組合は,平成19年に設立し,水稲39ha,大豆22haを栽培する集落営農組合で,令和2年6月に法人設立準備委員会を立ち上げ,関係機関や農業経営相談所の支援を受けながら法人化へ向けた話し合いを重ねてきました。当日は,法人設立を提案するに至った経過や事業目論見書を準備委員会の委員長が地区の農業者に説明し,法人への参加を呼びかけました。法人化は,平成31年1月に営農組合が策定した集落の将来ビジョン「こんな『ふくおか』を目指して」の実現を図るもので,全員参加による農事組合法人の設立を目指しています。新型コロナ感染防止対策を徹底して行われた説明会には,21名(営農組合の構成員51戸)の農業者が参加し,事業内容について熱心な質疑が交わされました。今後は発起人が個別に訪問して設立同意書をとりまとめ,設立総会の開催や法人設立の手続きが進められる予定です。
 普及センターでは関係機関と連携して法人設立と経営の早期安定を支援していきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班 
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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南郷高校2年生を対象とした「みやぎ農業未来塾」を開催しました

2021年09月01日 10時01分46秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 美里農業改良普及センターでは,農業高校の生徒が在学中に地域農業への理解を深めることで進路選択の一助となるよう,南郷高校担当教諭とよく相談,企画調整し,2年生を対象とした「みやぎ農業未来塾」として,管内の特徴的な経営を行う2つの経営体を視察しました。
 1カ所目は,大崎市鹿島台地区でトマトときく,ほうれんそう,水稲の複合経営を行う有限会社マルセンファームを視察しました。
 千葉卓也代表取締役から,収益性を上げるため,かん水を制限し糖度の高いトマトを生産することで差別化を図っていると説明がありました。生徒からは,高校でトマト栽培に取り組んでいることもあり,病害虫防除について質問が出されました。
 2カ所目は大崎市田尻地区で新規就農し,地域で初めて宮城型簡易養液栽培を導入し,水稲育苗後のパイプハウスでトマトの養液土耕栽培に取り組んでいる佐藤陽輝氏を訪問しました。
 佐藤陽輝氏からは,新規就農までの経過や現在の経営について説明があり,新規就農して2年が経過して病害虫防除などで苦労することもあるが,全て自分の責任で行うのでやりがいがある,といった話がされました。生徒から,使用している培土について質問があり,培土を実際に手に取って感触を確かめたりしました。
 普及センターでは今後も管内の農業高校と連携を図り,農業の担い手確保に向けた取組
を行ってまいります。

 

   

 

<連絡先>
  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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「美里町北浦梨フェア2021」開催中

2021年09月01日 09時10分10秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

今年も「美里町北浦梨フェア」が令和3年8月28日土曜日から開催されています。
美里町内18店舗で北浦梨を販売するほか、スタンプを3つ集めて応募すると抽選で美里町の特産品が当たるスタンプラリーが行われています。秋の訪れを感じる味わいを、ぜひお楽しみください。

お買い物される際は、マスクの着用等感染症対策にご協力ください。
なお,今年は,春季の凍霜害により,例年より果実の収穫量が少なくなる見込みです。そのため,各販売店では,収穫した果実がなくなり次第閉店となりますので,ご了承ください。

【開催期間】令和3年8月28日土曜日から9月26日日曜日まで
【開催場所】美里町内の北浦梨販売店

詳細は,「美里町北浦梨フェア2021」ウェブページをご覧ください。
https://www.town.misato.miyagi.jp/12kanko/2021-0823-1321-7.html


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