令和3年8月24日(火)に栗原市の福岡老人憩いの家で福岡営農組合の法人化に向けた集落説明会が開催されました。福岡営農組合は,平成19年に設立し,水稲39ha,大豆22haを栽培する集落営農組合で,令和2年6月に法人設立準備委員会を立ち上げ,関係機関や農業経営相談所の支援を受けながら法人化へ向けた話し合いを重ねてきました。当日は,法人設立を提案するに至った経過や事業目論見書を準備委員会の委員長が地区の農業者に説明し,法人への参加を呼びかけました。法人化は,平成31年1月に営農組合が策定した集落の将来ビジョン「こんな『ふくおか』を目指して」の実現を図るもので,全員参加による農事組合法人の設立を目指しています。新型コロナ感染防止対策を徹底して行われた説明会には,21名(営農組合の構成員51戸)の農業者が参加し,事業内容について熱心な質疑が交わされました。今後は発起人が個別に訪問して設立同意書をとりまとめ,設立総会の開催や法人設立の手続きが進められる予定です。
普及センターでは関係機関と連携して法人設立と経営の早期安定を支援していきます。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
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