宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

第3回宮城県米づくり推進気仙沼地方本部技術指導部会を開催しました。

2021年09月09日 13時36分43秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 管内の生育調査ほや普及展示ほ(「金のいぶき」,「だて正夢」の移植栽培,「ひとめぼれ」の湛水直は栽培)を巡回し,現在の生育状況を確認するとともに,刈取適期を確認しました。

 7月まで高温傾向で推移したため,水稲の出穂は過去最も早く,本吉の「ひとめぼれ」生育調査ほでは7月29日(前年8月5日)でした。一方,お盆頃の長雨と低温により,刈取適期は出穂期ほど早まらず,同ほ場では9月13日頃と見込まれます。管内全体では,8月2日出穂の場合,刈取適期は9月13日~23日頃と見込まれます。

今後は刈取時期が水稲の品質を大きく左右します。特に刈り遅れは食味・品質が確実に低下するため,品種に応じて出穂後の積算気温や籾の熟色を確認しながら適期刈取を行うよう支援していきます。

<連絡先>

 宮城県気仙沼農業改良普及センター      先進技術班

 TEL:0226-25-8069    FAX:0226-22-1606


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「だて正夢」及び「金のいぶき」収穫前研修会を開催しました

2021年09月09日 08時53分33秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和3年9月3日に大崎市三本木で宮城県米づくり推進大崎地方本部主催の「だて正夢」及び「金のいぶき」収穫前研修会を開催しました。

 研修会には生産者や関係機関など16名が参加し,普及センターより,展示ほの生育概況や収穫時の留意点について,また北部地方振興事務所農業振興部より,県内の生産状況や生産支援事業の説明を行いました。参加者からは「だて正夢が他のブランド米に負けないように広く宣伝を続けてほしい」「金のいぶきの生産支援事業を継続してほしい」との意見がありました。

 「だて正夢」と「金のいぶき」の栽培面積は増加していますが,特に「金のいぶき」は実需者からの需要が多く,さらなる生産拡大が求められています。

 普及センターでは「だて正夢」及び「金のいぶき」の安定生産に向けて引き続き技術指導を行ってまいります。

 

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910


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