8月31日(火),東松島市鳴瀬地区で水稲乾田直播と大豆の現地検討会が開催され,生産者やJA担当者,資材メーカー担当者の合わせて約20名が参加しました。普及センターから,玄米品質維持のための適期刈取や大豆の外観品質維持のための紫斑病の適期防除について説明し,メーカーからは追肥作業を省略できる大豆用一発肥料,難防除雑草に効果がある除草剤について説明がありました。生産者は熱心に生育状況を確認し,今後の管理や来年産に向けて意見交換が活発に行われました。普及センターでは今後も,水稲や大豆の安定生産・品質向上を支援していきます。
令和3年8月25日に大豆特定種子生産ほ第1期ほ場審査(開花期)を実施しました。
亘理管内では,名取市の1法人でミヤギシロメの種子を9haで生産しています。
県は「主要農作物種子条例」に基づき,「ほ場審査」と「生産物審査」を行っています。
種子生産ほ場から収穫された種子は県内の農家に供給され,翌年の大豆生産に使われるため,大豆種子の基準は,種子伝染性の病虫害種子を含まないこと,発芽率80%以上などと厳しく定められています。
今回の審査では,生育良好で,かつ,適切に管理されており,全ほ場合格となりました。
普及センターでは,引き続き第2期「ほ場審査」(成熟期)及び「生産物審査」を実施し,優良種子の安定供給が図られるよう支援してまいります。
<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143