涌谷町では,省力化にもつながる子実用とうもろこしを,今後の水田転作作物の選択肢の一つとして捉えており,取組みを推進する意向を持っていました。
普及センターから畜産農家に子実用とうもろこし生産について紹介したところ興味を持った生産者2戸(個人と法人)から試作してみたい旨の意向がありました。
また,畜産試験場において,現地栽培試験に取組む意向のある経営体を探していたことからマッチングし,8月10日に涌谷営農センターにおいて,子実用とうもろこしの現地試験の打合せを行いました。
その結果,令和4年度は,栽培試験を進めることになり,最大で5haのほ場を確保して実施することとしました。
今後は,東松島市の先行事例視察,試験打合せを重ねるとともに,将来的な作付け拡大に向けて,販売先の確保を進めて行きます。
<問い合わせ先>
美里農業改良普及センター 先進技術班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225