大崎市松山地域で活動している松山町酒米研究会(以下「研究会」)は,地元酒蔵の(株)一ノ蔵と連携しながら酒米づくりに取り組んでいる生産者組織です。研究会では普及センターやJAと共に酒米の生育調査を実施するなど,生産者が主体となって高品質な酒米生産に取り組んでいます。
12月10日には,研究会が今年度の作柄を振り返る「松山町酒米研究会作柄検討会」が開催されました。
普及センターからは今年度の水稲の作柄全般について説明したのち,プロジェクト課題として取り組んでいる新たな酒造好適米「吟のいろは」の調査結果などについても紹介しました。
本年産の作柄は,7月中旬の豪雨の影響もあり収量は前年より少ない傾向にありましたが,生産者の努力の甲斐があり品質がとても高いという結果となりました。「吟のいろは」については,心白発現率が平年並みで粒は大きく,タンパク質含量は低めで酒造好適米として好適である事などを説明しました。関係機関からは,徐々に酒米の需要も回復傾向にあるなど明るい話題も提供され,来年度に向けて各自思いを新たにしていました。
普及センターでは,今後も研究会の活動を支援していきます。
<連絡先>
美里農業改良普及センター 先進技術班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

12月10日には,研究会が今年度の作柄を振り返る「松山町酒米研究会作柄検討会」が開催されました。
普及センターからは今年度の水稲の作柄全般について説明したのち,プロジェクト課題として取り組んでいる新たな酒造好適米「吟のいろは」の調査結果などについても紹介しました。
本年産の作柄は,7月中旬の豪雨の影響もあり収量は前年より少ない傾向にありましたが,生産者の努力の甲斐があり品質がとても高いという結果となりました。「吟のいろは」については,心白発現率が平年並みで粒は大きく,タンパク質含量は低めで酒造好適米として好適である事などを説明しました。関係機関からは,徐々に酒米の需要も回復傾向にあるなど明るい話題も提供され,来年度に向けて各自思いを新たにしていました。
普及センターでは,今後も研究会の活動を支援していきます。
<連絡先>
美里農業改良普及センター 先進技術班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

