令和5年6月20日、山元町の株式会社やまもとファームみらい野を会場として、第1回たまねぎ部会の研修会が開催されました。当法人では令和5年産の作付け面積が26ha(直播6ha)で、需要側からの要望も高いとの事です。
圃場見学では、たまねぎ収穫に係る根切、ほ場乾燥など一連の作業状況の説明や拾い上以降の乾燥作業の方法等の説明がありました。
室内での座学では、宮城県における直播栽培のポイントや今後、県内各産地のたまねぎ乾燥を受け入れる施設の内容についての説明などがありました。
これまで、仙台普及センター管内でもたまねぎ栽培は、仙台東部の土地利用型法人による機械化体系の取組や中山間地域の高収益作物として試験的に導入した経緯がありますが、乾腐病の発生や排水対策、雑草等の問題などで定着が難しい状況となっています。仙台普及センター管内で定着しなかった原因と対策などを再確認しながら、定着が図れるのか検討してまいります。
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
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