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令和3年3月12日に宮城県花と緑普及促進協議会と亘理農業改良普及センターの共催で,名取のカーネーション産地を対象とした,EOD-heating(イーオーディーヒーティング:日没後の短い時間だけ暖房する技術)現地検討会と産地表示販売検討会を開催しました。
今年度,名取のカーネーション産地では,冬季の暖房使用燃料の削減をねらいとした「EOD-heating」と,花き分野ではまだ事例が少ない「産地表示販売」の実証試験に取り組みました。今回は,その結果を生産者,市場関係者及び行政や研究機関も含めて共有し,次年度の取組に向けた意見交換を行いました。
EOD-heatingの実証試験では,開花時期や切り花品質に影響を与えずに,燃油消費量を35%削減できる実証結果が得られたことから,参加者の関心は高く,実証農家の説明を注意深く聞き取る様子が見られました。
産地表示販売検討会で行った意見交換では,市場関係者から「小売店への働き掛けがポイントになる」との意見や,名取市役所による産地PRの取組状況等,今後の活動を展開する上で参考となる助言や情報提供がありました。
普及センターでは,今後も,新たな栽培管理技術や販売手法の導入に向けた支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143
今年度,名取のカーネーション産地では,冬季の暖房使用燃料の削減をねらいとした「EOD-heating」と,花き分野ではまだ事例が少ない「産地表示販売」の実証試験に取り組みました。今回は,その結果を生産者,市場関係者及び行政や研究機関も含めて共有し,次年度の取組に向けた意見交換を行いました。
EOD-heatingの実証試験では,開花時期や切り花品質に影響を与えずに,燃油消費量を35%削減できる実証結果が得られたことから,参加者の関心は高く,実証農家の説明を注意深く聞き取る様子が見られました。
産地表示販売検討会で行った意見交換では,市場関係者から「小売店への働き掛けがポイントになる」との意見や,名取市役所による産地PRの取組状況等,今後の活動を展開する上で参考となる助言や情報提供がありました。
普及センターでは,今後も,新たな栽培管理技術や販売手法の導入に向けた支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143