令和6年8月21日にJAいしのまき転作部会の大豆現地検討会および麦栽培講習会が開催されました。
大豆現地検討会では、管内の2ほ場(鹿又、沢田)を巡回し、今年の生育経過や今後の栽培管理について確認するとともに、令和7年から宮城県で本格的に栽培を開始する新品種「すずみのり」や資材メーカーの肥料の展示ほ場の生育についても確認しました。参加者は、「すずみのり」の品種の特徴や供試した肥料の説明に聞き入っていました。総合検討では、JA全農みやぎから「大豆の販売情勢について」、普及センターから「大豆栽培概況と今後の管理について」、資材メーカーから商品についての説明がありました。
麦栽培講習会では、JA全農みやぎの担当者から異種穀粒・異物混入の防止や精麦白度の向上、赤かび防除の徹底、小麦タンパク含量の安定など、実需者からの要望が紹介され、普及センターからは「今年産麦類の作柄概況と次年度の管理について」情報提供し、麦類の品質向上に対する意識の向上を図りました。
普及センターでは、令和6年産大豆および令和7年産麦類の高品質・安定生産に向けて引続き支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター
TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999