令和4年7月4日,南三陸町入谷の露地ぎくほ場を会場に,南三陸地域花卉生産協議会主催による現地検討会が開催され,生産者6名,JA職員3名,普及センター1名が参加しました。
8月盆出荷用と9月彼岸出荷用の露地ぎく(輪ぎく及び小ぎく)の生育状況や病害発生程度を複数の生産者で確認し,今後の栽培管理などについて話し合いました。
露地ぎくの生育は概ね順調ですが,生産者の多くのほ場がやや乾燥していることから,ハダニが発生しており,ダニ剤の種類や散布方法について活発な意見交換がなされました。
その後,普及センターの調査研究として取り組んでいる赤色LEDを使った露地ぎく電照栽培の試験ほ場を見学しました。
輪ぎく等各品種の草姿を見ながら,露地電照栽培に適した品種選定について意見交換が行われました。
普及センターでは,今後の栽培管理や病害虫防除についての情報を提供しながら,南三陸地域の花き生産を支援していきます。
(露地電照栽培の見学)
<連絡先> 宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0226-25-8069,FAX:0226-22-1606