令和4年7月1日(金),登米市中田浅水地区の加工用ばれいしょほ場と,JAみやぎ登米なかだ営農経済センターを会場として,「加工用ばれいしょ現地研修会」を開催しました。
今回の研修は,加工用ばれいしょの栽培管理等のポイントを学び,収量向上につなげるとともに,生産者間の情報交換を図ることを目的とし,栗原管内から生産者2名,新規栽培予定者1名及び土地改良区2名,登米管内から登米ぽてと組合員4名,JAみやぎ登米及び登米農業改良普及センターの担当者が出席しました。
研修では,2ほ場を巡回し,生産者から栽培概要や収穫機械についてご説明いただきました。意見交換会では,登米農業改良普及センターから,登米管内の加工用ばれいしょ生産の取組について動画で紹介があった後,各生産者からそれぞれの栽培状況や作業方法について,ご説明いただきました。また,当普及センターからは,今年の3月に実施した全層心土破砕機「カットブレーカー」による排水対策について,情報提供を行いました。
参加者は,ほ場や作業機械を熱心に見学するとともに,培土の工夫や雑草対策についての活発な意見交換を通じて,土づくりの重要性を改めて理解したようでした。
当普及センターでは,ばれいしょの栽培技術向上と,高収益作物としてのばれいしょ導入検討に向け,今後も継続して支援していきます。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-6144