宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

農業大学校生の出身普及センター訪問(農業未来塾「在学者コース」)の開催

2016年05月12日 09時49分20秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成28年4月28日に,宮城県農業大学校1年生の出身普及センター訪問とあわせて農業未来塾「在学者コース」を,石巻合同庁舎と石巻市復興園芸団地で開催しました。
 今年度,石巻管内からは4名(水田経営学部2名,園芸学部1名,アグリビジネス学部1名)の学生が入学しています。学生と引率の先生に,当所の業務内容や管内農業の特徴を紹介しました。特に石巻管内は復旧・復興の中心的担い手として,震災後に設立した農業法人が多く,農大卒業生も法人に多数就職していることなどについて説明しました。
 その後,震災後に整備された石巻市復興園芸団地須江地区を見学しました。当団地は環境制御や養液栽培の最新設備を備えた生産施設が須江地区と蛇田地区で5.9ha整備されており,石巻市沿岸部の施設園芸農家が設立した法人等が大規模な施設でいちご,トマト,きゅうり等の栽培に取り組んでいることに驚いていた様子でした。
 参加した学生は,9月に農家や農業法人での先進農業体験学習が予定されています。研修先についてはこれから調整される予定ですが,将来の営農に役立つよう,生産技術や経営管理を学ぶとともに,農家生活を体験し,石巻農業の復興にかかせない人材になってほしいと思います。
 普及センターでは関係機関と連携して,若手農業者や新規就農者への支援等を継続し,地域農業の復興に取り組んでいきます。

 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612  FAX:0225-95-2999

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JA加美よつば玉葱部会現地検討会が開催されました

2016年05月11日 08時59分40秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
JA加美よつばでは,たまねぎの播種から収穫,調製までの作業体系の機械化や施設整備に取組み,生産振興を図っています。
 今年も収穫に向けて4月21日に現地検討会が開催され,部会員36名が参加しました。秋まき栽培7戸,春まき栽培1戸の計8戸を巡回して生育状況を確認し,参加者からは今後の病害虫防除について積極的な質問が寄せられました。今年は暖冬で,春先も気温が高い日が多かったため,たまねぎの生育は昨年より2週間程度前進しています。普及センターからは,除草や適期収穫の励行について情報提供を行いました。
 普及センターでは,今後もたまねぎ産地の維持発展に向けて継続的に支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班 
 TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910

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農事組合法人パラダイスファーム大番所が設立されました

2016年05月10日 13時46分08秒 | 地域農業の構造改革に向けた取組支援
 平成28年4月1日に石巻市北村地区において農事組合法人パラダイスファーム大番所の創立総会が開催され,4月27日には法人登記が完了し,新たなスタートを切りました。
 大番所集落では,ほ場整備事業等を契機として平成18年から集落営農組織による営農を行っていましたが,将来の担い手対策や生産性の向上を目的に法人化の検討が行われ,発起人会による集落調整を経て構成員18人で設立されました。
 今年は,大豆及び飼料用米の生産とパイプハウスでのほうれんそうの栽培に取り組みますが,将来は地域の農地を集積して水稲を含めた土地利用型法人経営に取り組む計画です。
 創立総会では,吉田代表理事から過剰投資の抑制と低コスト生産に取組,地域の担い手となるよう法人を運営していきたいとの挨拶がありました。
 普及センターでは関係機関とともに,今後とも法人経営に関する運営支援を行っていきます。


 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612,FAX:0225-95-2999

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露地なすの研修会が開催されました

2016年05月10日 10時20分37秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 JA古川なす部会では,4月28日に露地なす生産者を対象に研修会が開催されました。研修会には16名の参加があり,本年の栽培に向けた管理作業等の確認を行いました。
 研修会では苗定植をはじめ,葉面散布剤や新たな殺虫剤の使用,天敵を利用した場合の農薬使用等に関する説明が担当者から行われました。普及センターからは農薬の適正使用に関する情報提供と,昨年の活動で作成した「露地なす栽培暦」により栽培管理について説明を行いました。生産者からは,今年から使用する新規農薬の使用方法に関する事や,病害防除のローテーションに関する質問等が出され,生産に向け意欲が高まっていたようです。
 本年の露地なす定植は昨年同様の5月下旬頃となる見込みです。普及センターでは今後も継続して支援していきます。

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農業チャレンジ研修開講式

2016年05月09日 16時37分33秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 4月14日に丸森町で農業チャレンジ研修の開講式が行われました。農業チャレンジ研修は,丸森町が主催する農業体験研修で,農業に関心のある方や就農を考えている方を対象に野菜作りのための知識や技術の習得を目的として平成25年から毎年開催されています。野菜作りの基本的な知識や技術を学ぶ初級編Aコースと,生産販売を目指す方で自ら野菜の栽培計画を立て実践する初級編Bコースの2コースが設けられ,今年はどちらのコースも定員となり農業への関心の高さが伺えました。

 開講式終了後に初級編Aコースの第1回目の研修が開催され,じゃがいも,春にんじん,ねぎの播種の作業が行われました。小雨が降る中での作業でしたが,受講者は意欲的に作業に取り組み,野菜作りの基本を学んびました。
 普及センターでは,担い手の育成・確保に向けて支援をしていきます。

〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター
      TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

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家族経営協定調印式が行われました

2016年05月02日 09時12分24秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成28年4月18日(月)に,よりよい家族経営を目指す農家の家族経営協定調印式が行われました。栗原市では今回の調印式を終えて,今までに63件の家族経営協定が締結されています。
 今回は栗原市内の3家族が,栗原市農業委員会長と普及センター所長の立ち会いのもとに家族経営協定の締結と調印を行いました。経営の主体を父親から息子に移譲したり,後継者の就農を機に共同経営に位置づけたりする内容でした。
 家族全員が主体的に経営に参画し,意欲と能力を存分に発揮しながら安定した経営を目指して,決意を新たにしていました。
 普及センターでは,家族経営協定の締結を推進するとともに,締結後は安定した農業経営となるよう支援していきます。



<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班 
TEL:0228-22-9404 
FAX:0228-22-6144

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