宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

環境に優しいいちご栽培を学ぶ ~みやぎ農業未来塾(3回目)~

2019年12月16日 09時46分24秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

令和元年12月6日(金),管内でいちごを栽培する新規就農者を対象に,天敵を利用した防除技術の習得と新規就農者同士のつながりを作ることを目的として,名取市と亘理町内のいちごハウスを会場に研修会を開催しました。

会場では,天敵の利用に加え,毎日の換気や温度・水の管理,施肥など幅広く意見交換が行われました。

研修会場となった先輩農業者からは,意欲的に学ぶ新規就農者に,「いつでも見に来て」と温かい応援の声がかけられました。

普及センターでは,これからも新規就農者の栽培技術支援を行ってまいります。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いちごの環境制御勉強会を行いました!

2019年12月13日 16時14分26秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和元年12月11日(水)にJAみやぎ亘理いちご選果場で,今年度3回目となるいちごの環境制御勉強会を開催しました。管内のいちご生産者はさらなる収量向上のため,環境制御に取り組む方が増えています。そこで,普及センターでは環境制御技術やいちご栽培の基本について勉強することを目的に勉強会を行っています。

 今回の勉強会では,ハウスの保温性向上及び光合成と呼吸,温湿度管理について情報提供を行いました。その後,生産者同士で日頃の栽培管理や状況について活発な意見交換が行われ,有意義な勉強会となりました。

 普及センターでは引き続き,いちごの収量向上に向けて支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JA古川なす部会で環境制御勉強会が開催されました

2019年12月13日 14時52分24秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和元年12月10日にJA古川主催の環境制御勉強会が開催されました。講師には(株)誠和と(株)レディシステムジャパンの担当者を招き,古川のなす生産者約20名が参加しました。  

 初めに「県外産なすの動向と古川管内なす施設の環境条件等について」をテーマに,(株)誠和からなすの環境制御の先進地である高知県の事例紹介,植物の営みの基本は光合成であること,古川の施設なすは高温対策により収量と品質が向上する可能性があること,環境条件のモニタリングの重要性について説明がありました。  

 その後,レディシステムジャパンから,屋根に塗る遮熱剤の説明があり,熱線だけを遮断し,光合成に有効な光を遮断しない特徴があることを学びました。  

 古川はパイプハウスでのなす生産が多く,遮光カーテン等の設備が無いため夏期の高温が問題になっており,勉強会に参加した生産者からは,「とても勉強になった」,「高温対策として遮熱剤を導入したい」といった意見が聞かれ,なす栽培に対する意欲が非常に高まっている様子でした。  

 普及センターでは今後環境測定器を試験的に設置し,環境データを「見える化」して栽培技術向上に向けた支援を行っていく予定です。

<連絡先>  宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班  TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和元年産大豆の刈取指導会が開催されました。

2019年12月13日 14時16分44秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

令和元年産大豆の刈取り指導会が,11月1日小牛田地域,11月5日田尻地域,11月6日南郷地域,11月7日松山地域,11月8日涌谷地域,最後は鹿島台地域で11月18日に開催されました。           

大豆の刈取にあたっては,①子実水分と茎水分が低下したことを確認する。②汚粒防止のため雑草の抜き取りや青立ち株を除去する。などの注意点を確認するとともに,事故防止に努めるよう指導を行いました。

今年は例年になく生育が良いほ場が多かった反面,台風19号等の台風や大雨の影響で刈取を断念するほ場も見られました。

普及センターでは,高品質な大豆生産に向け,支援を行っていきます。

<問い合わせ先>   

美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

栽培技術の向上に向けて,輪ぎくの視察研修会が開催されました

2019年12月13日 14時10分57秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 輪ぎくなどの生産者が集うJA新みやぎ南三陸花卉生産協議会では,12月6日(金)に,栽培技術の向上を目的として視察研修会を開催し,亘理町と石巻市の輪ぎく生産者2戸を訪問しました。  視察では,亘理農業改良普及センター・石巻農業改良普及センターの担当職員から生産者の経営概要について説明があった後,各生産者から低温期の栽培における温度やかん水管理,肥培管理等のポイントのほか,効果的な病害虫防除について説明いただき,情報交換をしながら技術を学びました。また,当管内では取り組まれていないディスバッドマムの生産や炭酸ガスの施用技術等についても見学することができ,参加者は管内とは違ったスタイルの生産方法に関心を示していました。視察後,早速自分の農場でも学んだ技術を取り入れようという生産者もおり,技術向上と相互交流につながる有意義な研修会となりました。

<連絡先>  宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班  TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女性農業者交流会を開催しました

2019年12月13日 10時54分16秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和元年12月5日に,女性農業者交流会として「牛乳料理講習会」を開催し,18名が参加しました。参加者は,まず講師から,フライパンで手軽に作れるミルクパスタ,パンプキンポタージュ,ベイクドチーズケーキの作り方について説明を受けました。続けて,調理実習を行い,昼食をとりながら牛乳の栄養と酪農についての講話が行われ,参加者は実習で作った料理を味わいながら交流を深めていました。
 参加者からは,『ミルクパスタをフライパンで簡単に作れるのが良い。自宅でも早速やってみたい』,また『普段話すことのない年代の方とお話ができて,刺激を受けた』との声が聞かれ,栄養満点の乳製品を普段の食事に取り入れるレシピを学んだ実りのある講習会になりました。
 普及センターでは,今後も女性農業者の交流活動について,継続的に支援を行っていきます。

 <連絡先>   宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
                    TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

  

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和元年度女性農業者キャリアアップ講座を開催しました

2019年12月13日 10時50分05秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和元年11月29日に,令和元年度女性農業者キャリアアップ講座として「干し芋加工と直売所向け野菜栽培研修会」を開催し,8名が参加しました。
 参加者は,まず1カ所目として,川崎町の「芋屋芋蔵」岩渕正樹氏の6次化の取り組みについて視察しました。岩渕氏は平成30年に就農し,生産したサツマイモから焼きいもや干し芋を作って販売を行っています。サツマイモは主に「紅はるか」という甘みの強い品種を使い,一度焼きいもにしてから干し芋にすることで美味しさを凝縮させています。
 岩渕氏から,サツマイモの栽培と干し芋加工について講話を受けました。続けて,干し芋加工に実際に使われている作業場とサツマイモの保存場所を視察し,質疑応答を行いました。
 2カ所目の視察先では,柴田町の村田ファーミーズ会理事佐藤民夫氏から,直売所販売での取り組みについて講話を受けました。佐藤氏は平成14年に就農し,道の駅村田等に野菜を出荷しています。育苗と定植時期を工夫して品薄の時期への出荷を行い,味と品質にこだわる栽培で直売所に多くのファンを獲得しています。
 佐藤氏からサツマイモやニンジンなどの直売所向け野菜の栽培方法,直売所で売る時のコツなどについて伺った後,野菜洗浄機やサツマイモの保管場所などを視察し,質疑応答を行いました。
 いずれの視察先でも講話内容について参加者からの関心が高く,時間いっぱいまで活発な質疑応答が行われました。
 参加者からは,『美味しい干し芋の加工方法が分かった。自分でも取り組み,販売してみたい』,また『今回教えてもらった野菜栽培のコツを今後の栽培で実践していきたい』との声が聞かれ,冬の商品として人気のある干し芋の加工方法および品薄になりがちな冬期の直売所向け野菜栽培について学べた実りのある講習会になりました。
 普及センターでは,今後も女性農業者の起業活動について,継続的に支援を行っていきます。

 <連絡先>  宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
        TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

 

  


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「くりはらのりんご祭り」が行われました

2019年12月12日 10時19分19秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 

 令和元年11月27日(水)に栗原合同庁舎の駐車場において,栗原市果樹連絡協議会の恒例行事である「くりはらのりんご祭り」が行われました。これは,栗原管内で生産されているりんご生産の即売を行うとともに,地域の消費者の方々へ周知広報することを目的に実施されています。販売の際には,くりはらのりんご生産者マップを掲載したチラシを配布して,りんご祭り後の販売にも取り組んでいます。

 当日は,晴天にも恵まれ,10時の即売開始前から来訪する方もいて,当初用意したりんご約420袋がお昼前に完売してしまいました。

 この行事を毎年楽しみに来訪する常連の方もおり,栗原市果樹連絡協議会では,次年度以降も開催していく予定とのことです。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    
TEL:0228-22-9404  FAX:0228-22-6144


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

都市と農村の意見交換交流会を開催しました。

2019年12月12日 09時20分06秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 高齢化や過疎化が進む中山間農村地域の振興を図るためには,農村と都市部の交流促進や次代を担っていく人材の育成,安全・安心で魅力ある農産物の生産振興など様々な角度からの取り組みが必要となっています。  
 普及センターでは,本年度における重点活動項目の一つとして,「地域の特色を活かした農村地域の振興」を掲げ,加美町の東鹿原(ひがしかのはら)地区を対象に活動を行っていますが,その一環として令和元年12月6日に加美町小野田の東鹿原集会所を会場に都市と農村の意見交換交流会を開催しました。  
 はじめに農村部から都市部の消費者へ何をどのように伝えたら良いのか,また,都市部の人が行ってみたくなるような魅力ある農村とはどのような所なのかなど情報発信や農観(農業と観光)連携のありかたについて専門家に講演をいただき,その後都市部の代表者として参加していただいたみやぎ生協の方々から生産者と消費者の仲立ちとなる「産消直結」の取り組みについて,さらに地域おこし協力隊終了後加美町で農業を始めた都市部出身の新規就農者から活動報告をいただきました。  
 一連の講演の後には,東鹿原産の新米による昼食をとりながらの意見交換や集落内の巡回,はくさいの収穫体験などを行いました。  
 普及センターでは,今回いただいた貴重な御意見をもとに生産者,関係機関と連携・協力し中山間地域東鹿原地区の活性化を進めていきます。

<連絡先>  宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班  TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みやぎ農業未来塾「農業経営力向上研修会」を開催しました

2019年12月12日 09時15分31秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和元年11月18,25日及び26日に青年農業者を対象とした「農業経営力向上研修会」を開催しました。
 第1回では農業簿記の概要と基本的な仕訳について,第2回では決算修正と損益計算書・貸借対照表の作り方について,第3回では損益計算書・貸借対照表の読み方についてをテーマとして,延べ23名の青年農業者が参加し,演習を交えながら経営力向上につながる複式簿記の基本と比率分析を学習しました。
 参加者からは「これから青色申告を始めるので,家に帰ったらさっそく活かしたい。」や「今回の話は難しかったので,しっかり復習したい。」との感想をいただき,経営内容の把握に向けて前向きな姿勢が見られました。
 当所ではフォローアップも実施し,引続き青年農業者の皆様の経営力向上を支援していきます。

<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター地域農業班
TEL:0229-91-0727
FAX:0229-23-0910


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする