宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

ふさすぐりのせん定講習会と栽培者との意見交換を実施しました

2020年11月05日 09時14分36秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 10月29日(木)に,栗原市花山のふさすぐり園地でせん定講習会を開催しました。
 栗原農業改良普及センターでは,小果樹ふさすぐりをきっかけとした花山地区の振興にプロジェクトとして取り組んでいます。今回はその一環で,高品質な果実生産と,作業のしやすい樹形づくりのためのせん定方法を栽培者に指導しました。講習会後は,会場を花山農山村交流センターに移し,今後のふさすぐりに対する各栽培者の意気込みを伺い,地域外からの収穫応援の受入れ等について,意見交換を行いました。
 当日は6人の参加があり,講習会ではせん定や植付け方法について質問があったほか,意見交換では「供給量や品質,価格を安定させるために,出荷グループが必要」,「今まであまり管理していなかったが,ふさすぐりを活かすため収穫方法から勉強したい」,「自力で収穫は難しいが,応援に来てもらえるなら園地の環境整備を徹底する」等の意見がありました。
 普及センターでは,11月6日(金)に各園地を巡回してせん定方法をフォローアップするとともに,収穫応援が可能な園地の検討,栽培者のグループづくりの後押し等を通じて,花山地区の振興を支援します。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL0228-22-9437 FAX0228-22-57956144

 


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美里地区生活研究クラブ連絡協議会で技術向上講座を開催しました

2020年11月04日 15時37分52秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 美里地区生活研究クラブ連絡協議会では,農村の生活と生産に関する知識や技術の習得を目的とした研修会を行い,相互に資質向上を図っています。
  令和2年10月26日(月)に,株式会社渡辺採種場瀬峰研究農場を会場に,野菜の新品種及び栽培技術について研修会を開催したところ,会員16名が参加しました。
 最初に農場長より,野菜栽培のポイントや,直売向きの品種等について講義を受けました。その後に,研究ほ場に移動し,実際に栽培されているさまざまな秋冬野菜を視察しました。会員からは,栽培方法や生理障害,病害虫防除,土づくり等,多岐に渡る熱心な質問が寄せられました。
 会員の多くは直売所等へ野菜の出荷を行っており,今回の研修で学んだことを生産に活かしていきたいといった感想が出されました。

 

  

 

 <問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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南三陸町歌津で鳥獣害対策の勉強会を開催しました

2020年11月02日 16時32分41秒 | 環境と調和した農業生産に取り組む経営体

 南三陸町歌津田表地区では,カモシカやハクビシンによる農作物被害が発生しており,近年ではイノシシによる被害も散見されています。現在は被害額は少ないですが,早期段階での対策に向け,令和2年10月29日に地区内の住民を対象に勉強会を開催しました。勉強会では(一社)サスティナビリティセンターの相澤氏を講師に迎え,獣種別の具体的な対策方法や先進地事例等について講演していただきました。早期対策の重要性を認識する良い機会となり,参加者からも積極的に質問が出るなど,充実した勉強会となりました。
 今後は,集落点検やマップの作成,来年設置予定の防護柵の設計を行う予定です。効果的な対策を行うことで被害を防止し,安定した営農活動が行えるように今後も継続して支援していきます。

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606


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気仙沼いちごの増産に向けて栽培勉強会が開催されました

2020年11月02日 16時29分21秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和2年9月30日に気仙沼市階上地区のいちご生産者を対象に,JA新みやぎ南三陸地区本部主催のいちご栽培勉強会が開催されました。今回の勉強会では農業・園芸総合研究所の研究員を講師に招き,ほ場を巡回して生育ステージに応じた肥培管理や温度管理について指導いただいたほか,令和2年産の県産いちごの振り返りと令和3年産いちごの栽培管理のポイント,県育成新品種「にこにこベリー」の特徴について研修しました。
 普及センターからは,令和2年産の生育調査と環境モニタリングデータの結果を解説し,生産者毎のデータを比較しながら収量向上に向けた環境づくりについて検討しました。
 参加者からは「自分のハウスは湿度が低いため改善したい」「開花が遅れないように温度管理に留意したい」などの積極的な意見が聞かれ,有意義な勉強会となりました。

 

〈連絡先〉

 宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0226-25-8069  FAX:0226-22-1606


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お花を庁舎に飾って消費拡大をPR(第3報)

2020年11月02日 13時48分10秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

   花き業界は,新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴い,イベントの中止や花き販売店の営業時間の短縮等により,販売減などの大きな影響が生じました。宮城県では花の消費拡大を図るため,宮城県花と緑普及促進協議会が実施主体となって国の補助金「公共施設等における花きの活用拡大支援事業」を活用して,公共施設に県産花きを展示する取組みを行っています。
 大河原農業改良普及センターでは,10月6日から4週連続で玄関ロビーに花きの展示を行いました。第3回の10月20日~23日は「かすみ草」「バラ」「ディスバッド」の3種類,第4回の10月27日~30日は「ストック」を展示しました。期間中,多くの来庁者の皆様に展示したお花を足を止めてご覧になっていただいたり,お花の購入先の問い合わせがあったり,消費拡大に貢献できたと感じています。また,10月22日には「ポットマム」の職員向け販売を実施し,たくさん方にお花を買っていただきました。 
 新型コロナウイルス感染症の花業界への影響を払拭する目的で,お花の展示等を実施しましたが,引き続き,県産花きの消費拡大をPRをしていかなければなりません。花業界の支援のため,皆さまもお部屋にお花を飾ったり,日頃の感謝を込めてお花の贈り物をするなど消費拡大に御協力いただければと思います。

 

<連絡先>

  宮城県大河原農業改良普及センター 先進技術第二班

  電話:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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