宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和4年度稲作実践盟友会 稲作経営総合検討会が開催されました

2022年12月23日 08時55分35秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和4年12月19日に,稲作実践盟友会主催の稲作経営総合検討会が開催されました。稲作実践盟友会は,栗原市内の大規模稲作経営者らにより,生産性の高い米づくりと情報交換を目的に平成5年に設立された組織で,設立以来,毎年「ひとめぼれ」の多収穫コンクールを行っています。
 本検討会では,今年度のコンクールの審査結果報告や入賞者の事例発表が行われた後,普及センターから稲作の作柄概況についての説明を行い,その後各農薬メーカー及び種苗会社から新農薬や緑肥等についての情報提供が行われました。検討会では,本年の作柄概況や新農薬の流用法等について適宜質疑応答が行われ,活発な意見交換の場となりました。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9404     FAX:0228-22-6144

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令和4年度登米地域農作業安全対策研修会」を開催しました!

2022年12月23日 08時54分16秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和4年12月20日,登米市中田農村環境改善センターにおいて,令和4年度登米地域農作業安全対策研修会を開催しました。この研修会は,農業法人経営者が作業事故のない環境づくりに取り組むために必要な農作業の安全対策を学ぶ場となるよう,登米市と当事務所が主催したものです。

 当日は,農業法人経営者等72人が参加し,まず初めに農作業安全対策等について一般社団法人 日本農業機械化協会の氣田(けた)技術顧問から講義があり,次に労働災害の現状と対策について瀬峰労働基準監督署 堀内署長から講義がありました。それぞれの講師からは,農作業事故の事例や経営トップの安全対策に対する心構えなどについて説明があり,参加者はメモを取りながら熱心に受講していました。 普及センターでは,今後も研修会等を通じて,農作業安全対策の充実強化を支援していきます。

  

<連絡先> 宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班

     〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5

     電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522  


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JA古川なす部会共販実績検討会を開催しました。

2022年12月23日 08時48分36秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化
 大崎管内の古川地域は,県内一のなす産地です。一方で,長年の連作による青枯病の被害に悩まされてきました。そのため,当普及センターでは今年の8月に糖蜜吸着資材を使用した土壌還元消毒を実施し,その効果を検証しました。
 令和4年12月15日にはJA古川なす部会共販実績検討会が開催され,当普及センターから,糖蜜吸着資材を使用した土壌還元消毒ついて,原理や作業工程,菌密度の試験結果を情報提供しました。試験を実施した青枯病多発ほ場の生産者からは,「コストは高いが,それに見合うだけの効果が得られた。現在作付け中のちぢみこまつなの生育も良好である。」との評価をいただきました。
 当普及センターでは,今後も古川地域で生産されるなすの品質向上に向けた支援を行っていきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0229-91-0726 ,  FAX:0229-23-0910

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大崎地域水稲乾田直播栽培研修会を開催しました。

2022年12月22日 10時59分55秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援
 宮城県では,省力・低コスト技術である水稲乾田直播栽培の取組面積が年々増加しています。一方,大崎管内では取組農家が少なく,また,これまでは研修受講の機会がなかったことから,個人が独自に技術の確立を模索している状況にありました。
 そこで,普及センターでは,令和4年12月5日(月)に,大崎地域水稲乾田直播栽培研修会を開催しました。研修会には,生産者,関係機関合わせて24名が参加し,東北農業研究センターや古川農業試験場の研究員を講師に,技術概要や栽培管理上の注意点について学びました。また,普及センターからは,管内の取組状況や生育調査結果について情報提供を行いました。生産者からは,必要となる農業機械や収量・食味等について,積極的な質問があり,大崎管内での取組拡大に向けて有意義な研修会となりました。
 普及センターでは,水稲乾田直播栽培の技術確立に向け,引き続き支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910

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仙南4Hクラブが先進地視察研修を開催!

2022年12月22日 08時13分36秒 | ②新たな担い手の確保・育成
 令和4年12月9日に仙南地区農村青少年クラブ(仙南4Hクラブ)が福島市の古山果樹園を視察訪問しました。
 講師を務めた古山代表からは,古山果樹園がコンセプトに掲げる「世界一甘い桃づくり」についてご説明いただきました。古山代表は4代続く果樹園を継承し,高糖度に特化した栽培技術を突き詰めて,自身で価格付けできる農業を実践されています。
 各クラブ員に対しても「どのような農業を目指しているのか」と問いかけ,それを核に栽培技術を磨き,ブランドを構築するよう助言されました。
 クラブ員は今後の農業経営に意欲がますます高まっている様子でした。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

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美里地区女性農業者技術向上講座を開催しました

2022年12月21日 11時22分26秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展
 美里農業改良普及センターでは,自家生産物を利用した商品づくりなど,研修会を通し,女性農業者のスキルアップを支援しています。

 令和4年12月14日には,女性農業者技術向上講座として,「食材王国みやぎ伝え人」の山家眞氏を講師に,こんにゃくの栽培と加工技術について学ぶ研修会を開催しました。

 講師からこんにゃく芋の特性などについて話を伺った後,今年収穫したこんにゃく芋を材料にこんにゃくづくりを行いました。
 こんにゃく芋は以前は県内で多く栽培されていましたが,今は栽培者が減少しており,参加者の中にはこんにゃく芋を初めて見たという方もいました。講師の手本を見ながら手際よく加工を行い,時間内にこんにゃくを完成させることができました。

 また,こんにゃく芋の栽培講習会も行われ,参加者からは栽培に適したほ場条件について質問が出されました。

 普及センターでは,今後も研修会等を通じて女性農業者の資質向上と活躍を支援します。

    

  <連絡先>
  美里農業改良普及センター  地域農業班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

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JA新みやぎ南三陸地区せり出荷目揃え会が開催されました。

2022年12月20日 15時49分02秒 | ④園芸産地の育成・強化支援
 令和4年12月9日,JA新みやぎ南三陸統括営農センターが主催となり地区の生産者を対象にせり出荷目揃え会が開催されました。当日は生産者及び栽培に興味を持っている農業者が計8名出席しました。
 初めにJAの担当者から出荷規格の確認があり,生産者の持ち込んだせりを見本として選別基準や量目の確認を行いました。産地としての評価に繋がるため,出荷規格については今まで以上に遵守するよう呼びかけていました。
 また,出荷先である株式会社石巻青果の担当者からは,今年度の販売情勢や今後の見通しについて説明がありました。販売面は小売りを中心に堅調であり,大きな値崩れなく推移しているとのことでした。また,南三陸町産のせりについては,実需者側から高く評価されているとのことでした。
 普及センターからは栽培管理について情報提供を行いました。特に12月は保温目的で水位を上げるため,葉枯病等の病害発生が多くなることが予想されるため,銅剤等を散布し需要期の病害発生を予防することを推奨しました。また,県内の産地で発生しているウイルス病について,南三陸町内の蔓延を防止するため,抜き取りの徹底を呼びかけました。
 生産者から量目や包装について活発に質問や意見交換が行われ,産地形成に向けた意識の高まりを感じました。気仙沼農業改良普及センターでは,せりの生産拡大に向けて関係機関と一体となり支援していきます。





<連絡先> 宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
      TEL:0226-25-8069,FAX:0226-22-1606

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枝もの用クロマツ(小松)収穫調製作業見学・栽培研修会を開催しました

2022年12月20日 15時28分33秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化
 令和4年12月12日,南三陸町を会場に,県とみやぎクロマツ研究会の共催による枝もの用クロマツ(小松)収穫調製作業見学・栽培研修会を開催しました。
 参加者は,クロマツを栽培している株式会社南三陸Pine Pro(以下「パインプロ」と略す)の関係者2名,県内クロマツ栽培者及び栽培希望者21名,県・市町村関係者13名,合計36名でした。
 今回の研修は,クロマツの枝(通称「小松」)をハサミで収穫し,大きさ別に選別する作業について学びました。
 収穫ほ場では,どのような枝が商品になるのかをパインプロ後藤代表が説明し,選別作業については後藤代表をはじめ,実際に作業をしている担当者から説明してもらいました。
 後藤代表からは,「一回聞いただけでは分からない,現場で作業をしてようやく理解できる」,「ほ場の作業と選別作業を一人で覚えるのは無理なので,夫婦や親子で分担して作業を覚えるようにする必要がある」等,厳しいながらも実際に役立つアドバイスがあり,参加者もうなずいていました。
 パインプロの小松収穫は12月下旬まで続く見込みで,30万本出荷するとのことでした。
 普及センターでは,今後もクロマツ生産とパインプロの運営支援を継続的に行っていきます。

(小松の規格について説明する担当者)

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JA新みやぎ農産物直売所「菜果好(なかよし)」のアドバイザー指導会が開催されました

2022年12月20日 15時25分56秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展
 令和4年12月1日,JA新みやぎ農産物直売所「菜果好(なかよし)」の販売向上のためアドバイザーによる指導会が開催されました。
 当日は,アドバイザーとして有限会社ベネットの青木代表取締役をお招きし,出荷者2名,農協直売所スタッフ5名,県関係者2名が参加しました。
 菜果好は,気仙沼市内にある農協直営の農産物直売所で,旧南三陸農協が平成21年に設立しました。
 開業当初から新鮮な農産物を求め市内の消費者が集まる直売所で,開業から10年以上が経っても人気がありますが,さらに売り上げを伸ばすため,農産物直売所の運営改善に造詣の深い青木氏を招へいし,11月に店内の売り場や商品,出荷のルールなどを点検してもらい,今回の指導会を向かえました。
 青木氏の指導は,直売所が抱える悩みを他の直売所がどのように改善して,売り上げ改善につなげたかなど,具体的な事例で指導を行うため,参加者からは,より具体的な質問が出され1時間以上質疑が続きました。
 令和5年2月に3回目の指導会を行う予定にしており,今回の指導会で青木氏から提案された改善点を菜果好がどの程度反映できたか,反響はどうだったのかを確認することとしています。
 普及センターでは,売れる直売所づくりの支援を今後も継続していきます

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JA新みやぎあさひなぶどう部会せん定講習会が開催されました

2022年12月20日 10時35分39秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和4年12月16日,JA新みやぎあさひなぶどう部会員のシャインマスカット栽培ハウスにおいてせん定講習会が開催され,部会員18名が参加しました。
 当日は,普及センターから,栽培資料をもとに基本的なせん定の仕方や目標とする結果母枝の数等について説明し,生産者とともに実際に枝を見ながら,枝の切り方や今年の枝の登熟度や太さ,芽の良し悪し等の確認,結果部が飛んでいる(空いている)場合の対応策等について,活発に意見を出し合いながら,実践的なせん定方法について共有しました。
 また,当部会の販売戦略策定支援の一環として,JAと普及センターで実施したシャインマスカットの実需者調査結果の報告を行い,各販売店舗での取り扱い状況や売れ筋の房重・価格,実需者ニーズ等を説明しました。今後,役員会等で,この内容をもとに,販売方法や部会での対応策等について検討する計画になっています。
 普及センターでは,今後も,高品質なぶどうの生産拡大や産地PRに向けて,同部会を支援していきます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374,FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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