宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

宮城県花き品評会で管内花き農家の出品物4点が入賞しました

2023年10月25日 16時19分31秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年10月20日(金)に令和5年度宮城県花き品評会の審査会が行われました。

 今年は夏季の猛暑で栽培管理が非常に難しいシーズンだったにも関わらず、亘理農業改良普及センター管内から8品目12点が出品され、そのうち、ばらは金賞を、カーネーション、ひまわり、ストレリチアは銀賞を受賞しました。 

 特にばらは2年連続で金賞第一席(農林水産大臣賞)の最高位の賞となり、注目を集めました。

 10月22日(日)に宮城県庁行政庁舎講堂で一般展示が行われ、当日は、会場内で全国高校生花いけバトル宮城大会も同時開催されたこともあり、高校生を始めとした多くの来場者が見学していました。

 亘理農業改良普及センター管内から出品された花き類は、他の地域と比べて品目が多岐に渡り、バラエティーに富んだ内容で、花き生産の幅の広さを改めて感じる品評会になりました。

 受賞された方々をはじめ、品評会に御協力いただいた皆様に改めてお礼申し上げます。

 普及センターでは、今後も高品質な花きの生産に向けて技術指導を行っていきます。

 

         金賞ばら                   銀賞カーネーション

 

         銀賞ひまわり                 銀賞ストレリチア

 

              展示会場の様子

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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地域農業の将来を考える~清水地区の若手農業者の思い~

2023年10月25日 09時13分13秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化
大崎農業改良普及センターでは、プロジェクト課題として、色麻町清水地区の法人化を軸にした将来の営農ビジョンの形成に対する支援を行っています。今回は、清水地区の次世代の営農を担う若手農業者5人に現在の課題や将来について聞き取りを行いました。
若手農業者からは、「自分たちが地域の農業を背負って、清水地区の農業を守っていきたい」という頼もしい思いを聞くことができました。幅広い世代の農業者が活躍している清水地区では、どのような法人経営をしていくか世代を超えて議論していくことが必要となっています。若い担い手の思いも法人の理念や経営に生かしていけるよう、引き続き地域での話し合いを支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910

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地域計画策定に向けた地区協議が開催されました

2023年10月24日 10時14分18秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展
 岩沼市において地域計画策定に向けた地区協議が、10月18日に北部4地区の第2回目、20日に西部5地区の第1回目が開催されました。
 北部地区では8月に引き続き、地域計画の内容の協議や担い手の耕作地の確認作業が行われました。西部地区では、地域計画策定の意義や策定スケジュール等を確認したのち、出席者で地域農業の課題や農地のあり方について協議が行われました。
 いずれも、平地における水田については、将来耕作する担い手の見込みが立つものの、鳥獣被害も含めて山手側の小区画水田や畑地では、耕作者の確保が難しいことが確認されました。
 市では今後、主要な農業法人、JAや土地改良区からの情報を耕作地図に反映させて、目標地図の作成作業を進める予定となっています。
 普及センターでは、地域計画策定について引き続きサポートしていきます。

 <連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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先進農業体験学習が無事終わりました

2023年10月20日 09時56分35秒 | ②新たな担い手の確保・育成

9月4日から始まった宮城県農業大学校の33日間の先進農業体験学習が無事終了しました。この体験学習は、技術の向上のみならず、学生が人や地域とのつながりを作ることを目的とし、先進農業者のもとで行われています。今年度、栗原管内には3名の学生が2つの農業法人と1人の先進農業者のもとで研修しました。
10月6日に開催した終了式では、「現場の厳しさを肌で感じることができた」「楽しく仕事ができた」などと一人ずつ感想を述べました。受入れ側からは「明るく前向きに研修に取り組んでくれた」との評価をいただいた一方で、「社会人としての礼儀を学んでほしい」といった厳しい意見も聞かれました。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班   
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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農地集積の推進会議が開催されました

2023年10月19日 14時51分24秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援


 10月16日、仙台・亘理農業改良普及センター、農業振興部、農業農村整備部及び仙台家畜保健衛生所で構成される、農地集積仙台地方推進本部会議が開催され、上半期の取組状況と下半期の取組内容について検討がなされました。
 上半期の取組では、市町村の地域計画策定に向けた支援状況や、農地整備事業実施又は予定地区における、農地集積の推進や法人化支援などの担い手確保・育成、高収益(園芸)作物の栽培支援など、関係部所が連携し取り組み、成果が発現しつつあります。下半期の取組については、引き続き市町村への地域計画策定や農地整備事業実施又は予定地区に対し重点的に支援することを確認しました。
 推進本部代表である仙台地方振興事務所の副所長(技術担当)からは、「今後の農地集積を加速させるためにも、関係部所が連携し下半期も取り組んでほしい」と今後の活動に対しても期待を込めたお話がありました。
 当普及センターでは、9市町村の地域計画策定支援と10地区の農地整備事業実施又は予定地区における、農地集積を視野に入れた担い手確保・育成と高収益作物の栽培等の支援に取り組んでまいります。
   
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320
FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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農業大学校の先進農業体験学習の終了式を行いました

2023年10月19日 14時48分53秒 | ②新たな担い手の確保・育成


 宮城県農業大学校の先進農業体験学習終了式が、令和5年10月6日(金)、宮城県仙台合同庁舎の会議室で開催されました。
 この先進農業体験学習は、農業大学校の1年生が、先進的農業経営者のもとで33日間、農業の全般を学ぶ研修です。今年は水田経営学部、園芸学部、アグリビジネス学部、畜産学部の合計10人が、管内10ヵ所の農場で研修学習に励みました。
 参加した学生からは「学びたいと思っていた以上のことを学ぶことができた」「これから農業に携わるうえで貴重なことを学んだ」と意欲的な声が聞かれました。また、受入れ農家側からは、「今年は暑くて大変だったと思うがよく頑張ってくれた」「何でもやってみようという姿勢が良かった」などと温かな声が聞かれました。
 
 普及センターでは今後も農業大学校と連携しながら、青年農業者の確保・育成に努めていきます。
 宮城県農業大学校について詳しくは下記URL(アドレス)をご覧ください。

 宮城県農業大学校ホームページ:https://www.pref.miyagi.jp/site/noudai/

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320 FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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JAみやぎ登米アグリフェスタにて、「グリーンな栽培体系」の紹介を行いました。

2023年10月18日 17時18分04秒 | ⑧環境に配慮した持続可能な農業生産

 令和5年10月15日にJAみやぎ登米アグリフェスタが開催され、普及センターのプロジェクト課題で取り組んでいる「グリーンな栽培体系の実践による持続可能な稲作経営の実現」について紹介しました。あいにくの雨でしたが、会場には多くの方が来場されました。

 当日はポスターの展示とチラシの配布を行い、取組内容を紹介しました。新聞等でペースト肥料が取り上げられていたこともあり、足を止めて興味を持った方や熱心に話を聞いてくださる方もいて、「グリーンな栽培体系」の取組を広く周知することができました。

 今後もグリーンな栽培体系の実現に向けた検証を行い、引き続き取組の紹介を行っていきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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酒米サポーターズクラブの稲刈りが行われました。

2023年10月18日 15時24分01秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 気仙沼市廿一地区では、清流「蔵の華」廿一会(会長:熊谷公兵氏、会員12名)が、酒米「蔵の華」を約7ha栽培し、気仙沼市内の蔵元2社(株式会社男山本店、株式会社角星)に全量販売されています。

 10月14日に、同地区のほ場を会場に、酒米サポーターズクラブ(事務局:気仙沼市産業部農林課)主催の稲刈りが行われました。廿一会の会員や蔵元などに加え、一般の参加も得られて、50人で、稲刈り鎌による刈り取り、稲わらによる結束、はせがけに挑戦しました。

 5月27日に田植えイベントを行った同ほ場は、倒伏もなく、好天にも恵まれ、中山間地域に広がる棚田や山並みなどの風光明媚な景色も楽しみながら、順調に刈り取りを進めました。

 本年産酒米による新酒は、来年2月頃に完成予定です。そのうち、両蔵元の共通ブランド銘柄である「福宿(ふくやどり)」は、全量が気仙沼市産の「蔵の華」によるもので、酒販店とも連携して市内限定で販売されるなど、関係機関が一体となった地産地消の取組となっています。

 気仙沼市産酒米による新酒に、ぜひ御期待ください。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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WCS用稲「リーフスター」を収穫しました

2023年10月17日 09時57分39秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

令和5年10月11日にWCS用稲の展示ほとして蔵王町で栽培した極晩生品種「リーフスター」の収量調査を蔵王町役場の担当者らと行いました。

収穫は、デントコーン専用機械を転用し、直径100cmのロールを成型。その後、別の機械でラッピングを行いました。

調査の結果、総生草重換算で目標以上の約4,000㎏/10aを収穫することができました。

普及センターでは、関係機関と連携し、更なる単収の増加や自給飼料の生産振興が図られるよう支援してまいります。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター先進技術第一班

     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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JA加美よつばキャベツ部会の出荷説明会が開催されました

2023年10月17日 08時42分51秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

令和5年10月12日にJA加美よつばキャベツ部会の秋冬キャベツ出荷説明会が開催されました。説明会ではJAの担当職員から出荷規格と選別調整の方法について説明がありました。キャベツは外観からでは分からない球の内部の葉に痛みが生じていることがあるため、部会では出荷の都度、サンプリングして球の中まで葉を剥いて、痛みが無いことを確認することを徹底し、良品出荷に努めています。今年は夏の高温の影響で生育不良などの障害が発生するなど、厳しい栽培環境となりましたが、生産者の丁寧な管理によって収穫期を迎えたキャベツの出荷が始まっています。

<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター先進技術班
TEL:0229-91-0726FAX:0229-23-0910


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