宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

栗原管内でさつまいもの収穫が始まりました!

2023年10月16日 17時21分59秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 JA新みやぎさつまいも研究会の会員のほ場で、さつまいもの収穫作業が始まりました。この日は、茎葉の処理を終えた株を掘取り機で掘り起こし、さつまいもを集める作業が行われていました。

 この日収穫されたさつまいもは、6月上旬に定植作業が行われ、除草や鳥獣害対策など細やかな管理作業を経て、収穫に至りました。転作田において今年度初めての作付けが行われましたが、事前の試し掘りでは1株あたり1キロを超えるものもあり、生産者の期待が高まっています。また、収穫作業時には栽培に関心のある方が見学に訪れるなど、今後の作付け拡大が期待されます。

 宮城県では、さつまいもの生産振興に向けて、県内の産地で協力して統一的なサプライチェーンの構築を目指しています。栗原管内のさつまいも生産者はまだ少ないですが、栗原普及センターでは、さらなる生産拡大に向けて引き続き支援していきます。

 

 

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班

TEL:0228-22-9404   FAX:0228-22-6144


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『ささ結』9年目の新米試食会が開催されました。

2023年10月16日 17時13分14秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和5年10月2日(月)、当事務所も構成員となっている「大崎の米『ささ結』ブランドコンソーシアム」の主催により、「ささ結」の新米試食会が、大崎市古川の祥雲閣で開催され、関係者26名が今年の新米の味を確認しました。

 今年の夏は、記録的な猛暑が続き、収穫前から食味や品質への影響が心配されましたが、「ささ結」の例年どおりの味と香りに、関係者全員が舌鼓を打ち、生産者の努力と技術に対する称賛の声があがりました。

 今年は,「ささ結」の母である「ササニシキ」が,誕生60周年を迎える記念の年でもあり、試食会では「ササニシキ」のおにぎりも提供されました。今後も、「全国すしの日 大崎『ささ結』キャンペーン」、「『ささ結』新米フェア」、「全国ササニシキ系『ささ王』決定戦」など、様々なイベント等の開催が予定されています。

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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石巻産オリーブが搾油されました

2023年10月16日 16時43分33秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

令和5年10月10日(火)に、石巻市北限オリーブ研究会主催で本年最初のオリーブの収穫、搾油が行われました。

最高級品のエキストラバージンオイルを生産するには、着色前の緑果を収穫6時間以内に搾油する必要があります。収穫当日はオリーブを栽培している農事組合法人みのりと株式会社宮城リスタ大川が共同で、収穫から搾油までの一連の作業をスムーズに行えるよう収穫と選果、搾油に分かれて作業が行われました。

オリーブ栽培は、石巻市の主導で東日本大震災の津波で被災した農地や住宅跡地を活用して平成26年から開始されました。本年は搾油する果実量が初めて1トンを超すことが見込まれ、搾油は5日間行われる予定です。石巻産オリーブオイルは、各オリーブ栽培者が販売しています。

<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第二班
TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999


搾油されるオリーブ果実


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「なとり・ぐるっと親子講座 稲刈体験」が開催されました

2023年10月16日 16時37分20秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和5年10月7日に名取市地域農産物等消費拡大推進協議会(事務局:名取市農林水産課)が主催する「第4回なとり・ぐるっと親子講座 稲刈体験」が開催され、亘理農業改良普及センターも運営支援で参加しました。

 参加した13家族43人の親子は、春に自分達で田植した稲を1株1株丁寧に手刈りしました。

 当日は曇り空でやや肌寒いかと心配されましたが、作業が始まると汗ばむほどでした。風も無く穏やかな稲刈り日和となりました。

 また、コンバインによる稲刈り実演見学では、あっという間に稲刈りが終了したことに子供たちから「早いね。かっこいいね」などの感想が聞かれました。

 当普及センターでは、名取市地域農産物等消費拡大推進協議会の活動とともに、管内農産物の魅力発信を支援してまいります。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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令和5年度美里地区先進農業体験学習終了式が開催されました

2023年10月13日 13時46分46秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和5年10月6日(金)に美里農業改良普及センターにおいて、33日間の宮城県農業大学校先進農業体験学習を終えた学生と受入農家が参集し、終了式が開催されました。

 はじめに、所長から「受入農家に感謝するとともに、貴重な体験をした学生は肉体的にも精神的にも成長したように思う。」とねぎらいの挨拶がありました。

 次に、農大生からは稲刈りや野菜収穫、和牛の飼養管理、家畜市場視察等によって、様々な学びと、人との繋がりなど貴重な体験ができたことへのお礼の言葉がありました。

 受入農家からは、「残暑の中での稲刈りや牛の世話などつらい仕事も体験してもらった。」「他の農家や農協など人との繋がりの大切さ、農業の楽しさがわかるよう研修に心掛け、将来の就農に向けて今回の経験を活かしてほしい。」などのコメントをいただきました。

 最後に、農業大学校から、研修受入れ5回目の農家に対して農政部長の感謝状を贈呈しました。

 普及センターでは、今後も先進農家や関係機関と協力し、新規就農者の確保、育成に努めていきます。

 <問い合わせ先> 美里農業改良普及センター 地域農業班 TEL 0229-32-3115 FAX 0229-32-2225


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気仙沼市大島で商品開発研修会を開催しました

2023年10月12日 16時36分34秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和5年10月4日、大島公民館を会場に、気仙沼大島ウェルカム・ターミナルで農林水産物や加工品等を販売する気仙沼大島地場産品出荷・販売組合を対象とした、商品開発研修会を開催しました(組合員16名が参加)。

 研修会は、岩手県を中心に全国各地で農林水産物等の商品開発支援に携わる、(株)パイロットフィッシュの五日市先生から「小さな力の商品開発 ~お客様に選んでいただくために~ 」と題して、事例を交えながら商品開発の基本について、御講義いただきました。

 本研修会は、全4回の研修をとおして、気仙沼大島の地域資源を活用した商品を開発することを目標としており、参加者からは、「具体的な話が多く、パッケージの大切さを理解できた」、「地域の資源を見つめ直し、商品開発を行いたい」等の前向きな感想をいただきました。

 普及センターでは、引き続き農産物の安定生産や商品開発の支援を行ってまいります。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


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農業大学校先進農業体験学習が終了しました

2023年10月12日 10時59分20秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和5年9月4日(月)から10月6日(金)にかけて33日間行われた、農業大学校の先進農業体験学習が無事に終了しました。本学習は、農業大学校の1年生が先進的な農業経営を実践されている農業者のもとで、農業技術や経営を学習するものです。最終日には当普及センターを会場として、終了式が開催され、農業大学校生12人、受入先12経営体が出席されました。

 学生からは受入先の農業者に対して、「大変だったけど幸せな1か月でした。」「幅広くいろいろな作業を経験させていただき、ありがとうございました。」などの御礼が述べられました。また、受入先の農業者からは、「よく頑張ってくれました。これからの学生生活に生かして欲しい。」などと、温かいお言葉をいただきました。

 普及センターでは、今後も農業大学校等と連携して担い手育成を行っていきます。

 <連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 

 

 


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農業大学校の先進農業体験学習の終了式が開催されました

2023年10月12日 07時24分58秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和5年9月4日から開始された33日間の農業大学校先進農業体験学習が終了するに当たり、令和5年10月6日、県内各農業改良普及センターにおいて農大生、受入農家、関係機関による終了式が開催されました。

 当普及センターでも、畜産学部の学生1名を受け入れ、期間中は随時、巡回訪問をするなどして学習を支援してきました。

 終了式では、農業改良普及センター所長から学生への今後の期待と受入農家への感謝を込めた挨拶があり、その後、学生からは学習を振り返り、「経験を今後の専攻学習に活かしたい」とお礼の言葉が述べられました。また、受入農家からは「結果を出すために日々努力してほしい」と将来に期待を寄せる言葉をいただきました。

 学生自身も「仕事が少しずつ自分でできるようになった」と成長を感じており、普及センターでは、引き続き農業大学校と連携して農業の担い手を確保・育成していきます。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


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令和5年度いちご栽培研修会を開催しました。

2023年10月11日 09時48分32秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 いちごは、みやぎ園芸特産振興戦略プランにおける当管内の重点振興品目に位置付けられており、園芸品目の重要な柱となっています。振興方策の一つとして、「IPM(総合的病害虫防除)の実践による病害虫防除体系の確立」を挙げていることから、特にいちご栽培で課題となるアザミウマ類のIPM防除体系を重点的に学ぶ研修会を普及センター主催で開催しました。

 研修会は10月3日に、気仙沼農業改良普及センターオープンラボを会場に開催し、生産者、関係機関等が参加しました。

 普及員からIPMの基礎について説明するとともに、講師として石原バイオサイエンス株式会社の担当者より、天敵資材の効果的な使用方法などを講義してもらいました。

 天敵の定着を促進するため、適切な放飼時期や殺虫剤の組み合わせについてアドバイスがあり、参加した生産者からは「改めてIPMについて学ぶことができて勉強になった。今後の栽培の参考にする」との感想をいただきました。

 当普及センターでは、引き続き、いちご栽培におけるIPM実践の支援を行い、いちごの多収、高品質化による経営発展を後押ししていきます。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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令和5年度宮城県総合畜産共進会(肉用牛の部)で、大崎市田尻地区の出品牛が名誉賞を受賞!

2023年10月10日 14時13分21秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 令和5年9月8日~9日に、みやぎ総合家畜市場(美里町)において、令和5年度宮城県総合畜産共進会(肉用牛の部)が開催されました。

 地区共進会を勝ち抜いた選りすぐりの黒毛和牛63頭が出品され、発育や体つき、毛質などの資質、種牛性などについて比較審査が行われました。

 審査の結果、大崎市田尻の相沢まゆみ氏のもも号が、見事名誉賞(農林水産大臣賞、宮城県知事賞)に輝きました。

 また、同じく大崎市田尻の後上藤三氏のはつみ号が第1区若雌の1で最優秀賞第1席、みどりの和牛育種組合が第5区父系群で最優秀賞第1席を獲得しました。さらに、みどりの和牛育種組合を含む大崎地区が団体賞を受賞しました。

 令和9年に開催される「第13回全国和牛能力共進会北海道大会」に向け好スタートを切ることができました。今回の共進会を通して、今後の畜産業界がますます盛り上がることが期待されます。

 

 

<問い合わせ先>

  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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