宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

みやぎ農業未来塾「石巻地域の農業紹介講座」を開催しました。

2023年10月06日 16時20分55秒 | ②新たな担い手の確保・育成

令和5年9月21日に、令和5年度みやぎ農業未来塾「在学者コース~石巻地域の農業紹介講座」の第2回目を開催しました。

本講座は、高校生を対象に石巻地域農業の優良事例を紹介し、進路選択の参考と学習意欲の向上を図る目的で開催したものです。

今回は、石巻北高校食農系列2年生15人を対象に、石巻地域の施設園芸型農業法人の取組紹介として、石巻市の有限会社サントマト石巻を訪問し、同社代表取締役から大型園芸施設での栽培の様子や自社ブランドの高糖度トマトの販売戦略等について説明を受けました。

生徒らは1haのハウス内の広さやトマトの本数の多さに驚き、養液栽培システムや害虫を捕殺する黄色の粘着シートなど、初めてみる大規模トマト栽培に興味を示し、熱心にメモをとる姿が見られました。

当普及センターでは、本県農業を担う若手農業者へ、引き続き支援を行います。

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班

  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999


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地域園芸産出額37億円目指して!第二回園芸特産振興会議を開催!

2023年10月06日 15時24分56秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年9月26日に石巻合同庁舎で「第二回園芸特産振興会議」をJAいしのまきや石巻市、東松島市など関係機関の担当者を参集し、開催しました。

 本会議は、石巻地域の園芸の取組の拡大を目指すもので、年4回開催しています。

 今回は、土地利用型園芸品目であるばれいしょやさつまいもの作付けの拡大、たまねぎの直播栽培の取組など園芸振興の新たな動きや普及センターのプロジェクト課題の紹介、いちごや小ねぎ産地の担い手支援の状況などの情報を共有しました。

 そのほか、担い手の高齢化や減少、近年の資材等価格の高騰や今夏の高温による園芸作物の減収など、現場で山積する問題や課題を共有し、解決に向けた取組を今後検討していきます。

 普及センターでは、地域園芸産出額37億円を目指して、JAいしのまきや石巻市、東松島市等と連携して、園芸産地の拡大に取り組んでまいります。

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班

 TEL 0225-95-1435 FAX 0225-95-2999


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令和5年度宮城県総合畜産共進会(肉用牛の部)が開催されました

2023年10月06日 12時42分46秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和5年9月8日~9日に、(一社)宮城県畜産協会主催による「令和5年度宮城県総合畜産共進会【肉用牛の部】」が,美里町のみやぎ総合家畜市場で開催されました。県内各地の地区予選を勝ち抜いて選ばれた地区代表牛63頭が出場し、発育や体のボリューム、骨格の強さ、和牛としての品位等についての審査が行われました。石巻地区からは、6月30日の令和5年石巻地域肉用牛共進会で選ばれた8頭が出品されました。

 各地区の代表ということもあり、発育良好で体も大きいものが多く、宮城県の和牛改良が進んでいることがうかがえるハイレベルな審査となりました。

 今回は残念ながら石巻地区の代表牛は惜しくも入賞を逃しましたが、来年度に向けて和牛改良組合やJA、関係機関が一体となって、和牛改良に取り組んでいきます。 


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さつまいもの収穫作業が行われました

2023年10月06日 08時36分06秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 気仙沼市本吉町表山田・三段田地区では、ほ場整備後の農業の収益性向上を目指し、今年度、えだまめ(4.4a)とさつまいも(6.8a)の試験栽培に取り組みました。ほ場整備推進委員会ではさつまいもの収穫作業の実施日を令和5年10月1日と決め、地区の住民に協力を呼びかけたところ、15名が参加し、収穫作業に汗を流しました。

 当日は、委員会の事務局から収穫作業の流れが説明され、蔓を切る、マルチをはがす、掘り上げるといった一連の作業を手分けして行いました。また、普及センターも作業に参加し、さつまいもに傷をつけないために優しく扱うよう助言しました。

 掘り上げる作業では、「大きい」と感嘆の声、「(芋を)切ってしまった」と残念がる声が飛び交い、終始、賑やかに作業が行われました。さつまいもは大きいもので1㎏を超えるものもあり、大きさ毎に分別してコンテナに入れ、貯蔵場所に運搬して作業は終了しました。今後は、直売所を中心に販売していく予定になっています。

 販売終了後には委員会の役員とともに試験栽培の振り返りを行い、来年度に向けて検討を行います。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606

 


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