令和5年9月15日にJA石巻農業情報センターにてトマト栽培者を対象として、トマト黄化葉巻病対策講習会を開催しました。
トマト黄化葉巻病は1966年に日本に侵入してから、西南暖地を中心に感染が拡大し、令和4年10月に宮城県内で初めて発生が確認された病害です。タバココナジラミの媒介のみで感染するウイルス病で栽培初期に感染すると収穫皆無となってしまう重要な病害です。
「いれない」「ふやさない」「ださない」の3つのポイントにまとめ、タバココナジラミや病原をほ場にいれない、防除管理や残さの処理を徹底してタバココナジラミと病原を増やさない、栽培終了時も施設の蒸しこみ等を行い、出さないことを中心に講習を行いました。
初期発生時の対応を素早くとらないと甚大な被害となってしまいますので、適切な防除管理の徹底を呼びかけました。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999