宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

トマト黄化葉巻病対策講習会を開催しました!

2023年10月05日 17時13分31秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年9月15日にJA石巻農業情報センターにてトマト栽培者を対象として、トマト黄化葉巻病対策講習会を開催しました。

 トマト黄化葉巻病は1966年に日本に侵入してから、西南暖地を中心に感染が拡大し、令和4年10月に宮城県内で初めて発生が確認された病害です。タバココナジラミの媒介のみで感染するウイルス病で栽培初期に感染すると収穫皆無となってしまう重要な病害です。

 「いれない」「ふやさない」「ださない」の3つのポイントにまとめ、タバココナジラミや病原をほ場にいれない、防除管理や残さの処理を徹底してタバココナジラミと病原を増やさない、栽培終了時も施設の蒸しこみ等を行い、出さないことを中心に講習を行いました。

 初期発生時の対応を素早くとらないと甚大な被害となってしまいますので、適切な防除管理の徹底を呼びかけました。

 <連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999


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蔵王地区の里芋出荷が始まります!

2023年10月05日 11時51分05秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年9月29日、JAみやぎ仙南蔵王地区里芋部会(部会員15戸)の出荷目揃い会が開催されました。

 初めに全農みやぎと仙台あおば青果から今年の販売情勢について、それぞれの産地の生産状況と出荷額の説明がありました。また、JA及びあおば青果の担当者を中心に生産者が持ち込んだ里芋をサンプルに、出荷規格の確認を行いました。産地としての評価に繋げるため、出荷規格については今まで以上に遵守するように呼びかけました。生産者からは、選別基準についての質問や意見交換が行われ、産地発展に向けた意識の高まりを感じました。

 今年は平年より降雨が少なく、高温の影響で害虫の発生も多い中、生産者それぞれが管理作業に努力し、栽培を行ってきました。普及センターでは今後も関係機関と一体となり、生産拡大に向けて支援を行っていきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班

     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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