宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和5年産南三陸米の出荷が開始されました。

2023年10月04日 18時08分27秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 令和5年9月26日、「南三陸米」の新米出発式が行われ、生産者、市町、米穀販売業者、気仙沼地方振興事務所などの関係者が参集し、取組の継続を祝うとともに、今後のますますの発展を祈念しました。

 南三陸米は、米の地産地消を目的としたブランド米で、気仙沼市、南三陸町、登米市津山町で栽培されたひとめぼれ1等米を用いています。

 今年は、栽培期間をとおして高温で推移し、特に登熟期間の8月は記録的な暑さとなりましたが、農家の皆様の丁寧な栽培管理により、食感、香り、甘みなどの食味が大変優れた1等米となりました。

 南三陸米は、平成16年から取組が開始され、今年で20年目を迎える節目の年であり、地域の農業を支える重要な柱となっています。

 南三陸の秋の味覚の一つとして、ぜひ御賞味ください。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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若手果樹生産者の合同出展活動~せんなんマルシェin大河原合庁編~

2023年10月04日 17時15分22秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年9月27日に、大河原合同庁舎にて当地方事務所地方振興部の主催行事である「せんなんマルシェin大河原合庁」が開催されました。

 大河原農業改良普及センターのプロジェクト課題「果樹産地の維持・発展に向けた若手果樹生産者を中心としたネットワーク構築」の活動の一環で、課題対象者のうち3名が出展し、生食用ブドウ(シャインマスカット、藤稔、安芸クイーン)、リンゴ(紅玉、トキ、ひめかみ)、リンゴチップスの販売を行いました。

売り上げは好調で、せんなんマルシェの終了時間を待たず完売となりました。

 出展した課題対象者からは、「もっと商品を持ってくればよかった。来年も出したい」等のコメントがありました。

 接客の中で自身の経営についてPRしている様子も見られ、今後の販売・経営にもつながる経験になったようです。

 また、販売の合間に対象者同士で談笑している姿も見られ、本行事を通じて対象者間での交流が深まった印象がありました。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第一班

     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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子実用とうもろこしの刈取り実演会が開催されました。

2023年10月04日 15時52分32秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 JA古川では、令和4年から子実用とうもろこしの栽培に取り組んでおり、2年目となる今年は、30経営体が102haで作付けをしています。今年の子実用とうもろこしは、4月下旬から播種が開始され、生育期間を通して好天に恵まれたことから、昨年よりも良好な生育となっています。

 令和5年9月14日(木)には、刈取り実演会が開催され、多くの生産者や関係機関が参加しました。実演会では、耕種概要や収穫適期、収穫機械について説明があり、その後、コンバインによる収穫作業、フレールモアによる残稈処理作業を見学しました。生産者からは適期収穫を励行し、収穫ロスを減らしたいとの声が聞かれました。

 普及センターでは、子実用とうもろこしの安定生産に向けて、関係機関と連携し、引き続き技術支援を行っていきます。

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910


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子実用とうもろこし専用収穫機(コーンヘッダ)の実演会が行われました

2023年10月04日 14時04分28秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

令和5年9月27日にJAいしのまき主催で子実用とうもろこし専用収穫機(コーンヘッダ)の実演会が開催されました。

JAいしのまきでは、昨年度から水田における転作作物としての可能性を検討するため、桃生地区2か所で子実用とうもろこしの栽培実証試験を実施しています。今年度は、ヤンマーアグリジャパン(株)の協力により、コーンヘッダを借用し、2日間で約3haの収穫を行いました。実演会には、JA、生産者等の関係者約30人が参加し、朝から雨模様ではありましたが、昼前には止み、収穫作業を開始することができました。コーンヘッダは、汎用のリール式収穫機と異なり、雌穂のみを脱穀部へ送るので、作業速度が早く、選別の精度も向上しています。参加者は、作業速度や雌穂の収穫ロスの少なさ、収穫された子実の品質に感心していました。

今年は、台風や大雨等の気象災害もなく、虫害対策もしっかり行えたことから、昨年以上の収穫量が見込まれます。今後は、乾燥調製後の収量や品質を評価した上で、次年度以降の作付け方針等を検討する予定です。当普及センターでは、これからも石巻地域における水田農業の維持・発展に向けて、飼料作物の栽培支援を行っていきます。

宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第一班 

TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999

             


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