もぐらもちの写真散歩

写真がメインの散歩日記です。古い写真も紹介します。

深く真面目に考えると、目が醒めてしまう。

2024年10月07日 02時12分09秒 | レンズ etc

★かなり眠かったはずだ、眠ろうとして、タオルケットを被って、ふと、この間、弟が言った言葉を思い出した。

・「散骨で、良いんだね。」そうだ。その様に聞かれて頷いた。それで良いはずだ。少し真面目に考えた、一瞬、深く考えた。独居老人が、長男であっても戒名は、要らない。けど、名前を覚えてくれる人が亡くなると少し寂しい。そうだ。俺は、両方味わった。大学時代のぬるま湯が気持ちが良くて、新しい世界に飛び込むのが怖くて、三年も居座ってしまった。卒業が怖かった?現実は違う理由だが?同学年が、後輩達がどんどん卒業して行く寂しさ。自分だけ、大学に居残っても、自分を憶えている人が居なくなる。それも寂しくて怖い。

・死ぬのも怖いが、独り生き残るのも恐ろしい。どちらへ転んでも恐ろしいのだ。一瞬、真面目に考えた。深く考えすぎて目が醒めた。もう眠れない。今日も、寝落ちするまで、自然に任せよう。布団の上で寝るのは諦めるか?

・生々流転、変わるのが当たり前で、変わらないことを臨んでも、自分だけ取り残される。それも恐ろしいのだ。また、時間の流れに流されることを嫌うとしても、その流れが止まると言うことは、存在の消滅なのだ。学生時代に内の(教育学部哲学の)ゼミに経済学部から希望者が来た。彼は「自分が存在を止めたとして、この身体、記録は残ります。」←マル経の学生だった。唯物史観だ。教授が言う。「君がいない世界は、君にとって意味があるだろうか?」←この問いに答えたのだが、問いに答えることが出来ていないことに、気付けていない。何度聞かれても、自分の思考の沼?からでることが出来ないで居る。仕舞にはゼミの者達から笑われる事態となった。次の週から彼はゼミに来る事は無かった。恐らくだが、彼は今でも、その沼から出ることは出来ないのかも知れない。学び続ければ?何時かは?自分はその様でありたいね。


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