立春が過ぎ、海老川沿いには、静かに春の訪れを感じさせる開花が。
もう出してあげなくちゃ。家の奥にしまわれたお雛様を思う。忙しさにかまけていったい何年もの間仕舞いっぱなしだったか。
今年からは、長女の住まいで生後4か月になる女の子と共に、暮らしていただこうと思っている。
娘たちが小さかった頃、箪笥の上に置けるほどの小さな段飾りの雛人形だけど、1年のうちの1ヶ月間、あ、これ言ってはいけなかったかしら、やってはいけなかった、見られてしまった、なんて、お雛様の存在、視線を感じながらいたもの。
じっとたたずむその姿に、立ち止まって考える余裕を持つことを教えられるようでもありました。
当時、友人にいただいたおちゃめな猫雛は、家に飾って見守っていただこうと思っています。
3号館には、お雛様が2組もお目見えになりました。
素敵なお雛様、ぜひ見に来てください!
3号館事務 笹目