広報部の小笠原です。
今週末は競馬の世界で、「日本ダービー」というレースが行われます🐴🐴🐴
2020年にこの世に生まれた7708頭の馬の頂点を決めるレースです。
人の年齢だと高校生くらいの馬が走るので、
人間界の感覚だと、インターハイや甲子園みたいな存在でしょうか。
私たちは、もう二度と目指すことができないですよね。。。
同じように「日本ダービー」というレースは、競走馬が一生に一度しか出走のチャンスがないため、
勝てば、馬も騎手も関係者も最高の栄誉を手に入れることになります👑
この写真は、先週の日曜日に撮ったもので、
「オークス」と呼ばれる女子版日本ダービーで、女子高生No.1を決めるようなものです。
3~5万人ものお客さんが入場してすごい盛り上がりでしたが、
日本ダービーは10万人近く入場するので、毎年とんでもない歓声になります。
そもそもこの日本ダービーには、18頭出走できません。
このレースを夢見て、おおよそ去年の6月頃から戦いが始まっているので、
7708頭の熾烈な戦いを勝ち抜いてきた選ばれし馬のみが立てる舞台です。
この舞台を立てずに一生を終える人も馬もたくさんいる世界なので、
「ダービーに自分の所有馬を出すのが一生の夢」と話す馬主さんもいれば、
「ダービーを勝てたら騎手を辞めてもいい」とまで話す騎手もいます。
この5月の最終週を起点として競馬界の1年が回っていると言っても
過言ではないくらい格式の高いレースで、
全ての競馬関係者が「最も出たい、最も勝ちたい」と夢見るレースです
競馬のレースは見ていてとても興奮するのですが、
馬も人間も同じ生き物なので、ほんの些細なことで怪我したり、心の調子が悪くなったりします。
それでもレースの日を無事迎えることができるのは、
馬の頑張りや、一緒に関わってきた人たちの苦悩や努力があるからだと思います。
そんな道のりを考えると、毎年感慨深い気持ちになりまし、応援にも力が入ります
毎年楽しみにしている日です
ぬいぐるみの馬は、「キタサンブラック」という馬です。
歌手の北島三郎さんが管理していた「キタサンブラック」です。
キタサンブラックは実力も折り紙付きで、現役中幾多のタイトルを獲得した名馬中の名馬です。
成績の残し方も、レースの走りっぷりも、
「雨だろうが、長距離だろうが、場所がどこだろうが、どこでも勝てるよ!俺についてこれるなら
ついてこいよ」
といわんばかりの馬で、「強い」ってこうゆうことなんだなと思えた馬です。
晩成型のタイプだったので現役最後の年にビックレースを勝ちまくってかっこよく引退しましたが、
そんなキタサンブラックが取れなかったタイトルの一つが、この「日本ダービー」です。
(キタサンブラック自身は無念は感じてないと思いますが)
そんな無念を子どもたちが果たしにいく、今年の注目ポイントの一つです。
「子は親の背中を見て育つ」という言葉があるように、
馬はブラットスポーツと呼ばれ、好き嫌いや成長曲線が親と似るケースがあります。
「ダービー馬はダービー馬から」(ダービー馬になるのは、ダービーを勝ったことのある馬の子どもから)
という格言がありますが、そのジンクスが破られるかも楽しみです