モリモリキッズ

信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

熱々「豚汁」で温まる。

2006-10-19 | 男の料理・グルメ
 わが家特製の「豚汁」です。とりあえず今あるものを全部入れました。水出汁に使った干し椎茸と出汁昆布も細かく切って煮てしまいます。出汁粉もそのまま入れます。無駄が全くない豚汁。

 材料は、豚肉(豪州産)、ジャガイモ(北海道産)、サツマイモとカボチャ(信州産)、トウイモ(山梨産)、ニンジン、タマネギ、長ネギ(山梨産)、キャベツ(調布産)、ハタケシメジ(信州産)、油揚げ、鯨の皮の塩漬け(和歌山産)、干し椎茸(伊豆産)、出汁昆布(日高産)、白ゴマ(信州産)、出汁粉、カツオ出汁、味醂、信州麹味噌、北海道味噌、酒粕(信州産)。全部食べやすい大きさに切りそろえて、軽く油で炒めてコトコト煮込むだけ。しごく簡単。

 ゴボウがないのは、まだ信州から美味しいゴボウが届いていないからです。どうも売られているゴボウは味がないと家族が食べたがらない。お祖父ちゃんの美味しいゴボウが届くまで我慢です。ここにその美味しいゴボウと霜にあたった甘い白菜、天然のクリタケかホンシメジが入れば完璧です。栗を入れてもいいですね。

 鯨の皮の塩漬けは、いい出汁がでるんです。信州では、カボチャやナスと煮込んだり、うどんの汁の出汁に使います。酒粕は肌にもいいし温まります。酒粕を入れたときはゴマ油は合わないので入れません。その代わり摺りおろした白ゴマがたっぷりと入っています。
 豚汁は多めに作っておいて、朝はこれを卵で閉じておじやにすれば二度楽しめます。冬野菜を存分にとれる滋養たっぷりの豚汁です。お試しあれ。

よく煮込んだもつ煮のレシピもどうぞ。
コメント (5)
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