モリモリキッズ

信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

粘菌ペット「もじ太郎」

2006-10-30 | 歴史・地理・雑学
国立科学博物館でいただいた変形菌(粘菌)のモジホコリは、「もじ太郎」と命名。わが家に着いたときは、直径2センチぐらいだったのですが、ひと晩おいたらわが家が気に入ったのでしょうか、なんと6倍ぐらいの大きさになり、更に成長し続けてお昼にはシャーレいっぱいになっていました。

エサが足りないといけないと思い、いただいてきたこれしか食べないというクウェーカーのオートミール(なんてわがままな粘菌君)を少しやると、そちらに移動し始めたのはいいのですが、翌朝見てみると、なんとシャーレの壁をよじ登って逃亡を図ったのです。

それでもこれ以上出ていくことはないだろうと、放って置いたら、午後にはかなりの量が出てしまいました。外側の皿は、パイを焼く皿で薄く水を入れてあるのですが、お構いなしに出てきたようです。湿気が好きですからね。この水は蒸留水がいいのですが、無かったので煮沸した水を冷まして使っています。

ちょうど帰宅した粘菌課長兼飼育係の長男に、シャーレの掃除(這った跡の掃除と食べたオートミールの撤去)と、水分の補給と新しいオートミールの補給、出てしまったもじ太郎の一部を元に戻すよう頼みました。シャーレの蓋を閉めていたので通気性が悪くなって逃亡を図ったらしいのです。乾燥している季節ですから、この皿の外に出ることはないでしょうが、これが梅雨の時期だったら分かりませんね。朝起きたら部屋中一面真っ黄色なんてことがあるかも。

とにかくもう少し大きくなったら株分けして、もじ次郎、もじ三郎を作り、養子に出そうと思っています。











コメント (7)
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