雨降りの午前中、PCメンテをしながら念願の「鉄鍋パン」を焼くことにしました。鉄鍋は厚手のすき焼き鍋です。レシピは、あちこちからの寄せ集めを適当にアレンジ。ノバックとか、だいたいパンなんて小麦粉を適当にねって木の棒に巻き付けて焼いたり、石焼きにしたりしたもの。チャパティやナン、中国の餅(びん)や日本のおやきも同じようなものです。発酵させて焼くだけ。大袈裟に考える必要はないはず。
強力粉がないので、うどん用のホームランと地粉をブレンド。粉300グラム、インスタントドラーイースト大さじ1、砂糖大さじ1.5、塩小さじ1をよく混ぜて、ぬるい牛乳と水200ccで親のかたきを討つように、たたき付けながらよくねります。バター15グラムにオリーブ油大さじ1を加え、自家製の白炒りゴマを大さじ4ほど入れて更に15分思いっきりねります。
今日は気温が低いので40度のぬるま湯で湯煎状態にしながら40分ねかせます。3~4倍に膨らんだところで、鉄鍋にサラダ油を塗り、火で軽く温めてからパン生地をのばして入れ、更に15分ほどフタをしてねかせます。そして、いよいよ焼きに入ります。弱火で20分ほど、いい香りがしてきます。焼き具合を見てひっくり返し、更に10分ほど焼けばできあがり。写真のようなパンが焼き上がりました。厚さは4センチほど、外はパリッとしていますが、中はフワフワではないですが、しっとりと柔らかい。初めてにしてはなかなかの出来映えでした。噛みしめるとジワジワと粉の旨さが出てくるパンです。
これに信州の杏の名産地、千曲市森の親戚が作った手作り杏ジャムをつけていただきます。思ったよりも簡単で美味しい。これははまりそうです。この間のきのこ狩りで、山で拾ってきた山胡桃を、今度は入れて焼いてみようと思います。ソーセージを巻いたり、信州新町名物ジンギスカン入りパンなんてのはどうでしょう。キノコ入りパンも旨そうです。色々アイデアが涌いてきそうで楽しみです。息子達にもアイデアをつのりましょう。なんかものすごいパンができそうです。