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信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

燃える秋がようやく妻女山まで。紅葉に黄葉、風が吹くと落葉松の黄色い雨。大量のヒラタケ(妻女山里山通信)

2024-11-21 | アウトドア・ネイチャーフォト
 暖秋で紅葉も遅れていましたが、やっと善光寺平の里山にも燃える季節が訪れました。この秋はなかなかスカッと晴れることがないのですが、晴れの好日に登りました。

 堂平大塚古墳の紅葉もやっと色づきました。昨年も遅かったのですが更に5日ほど遅れています。鮮やかさもそれなりに。

 日当たりのいいところにハウチワカエデ。葉が大きめなので艶やかです。

 落葉松もやっと黄葉しました。風が吹くとチリチリと音を立てて黄色い雨が降ります。

 古墳横のログハウス。来月には整備作業をした後で、妻女山里山デザイン・プロジェクトの納会をします。

 前々回の記事でたくさんムキタケが採れた倒木にヒラタケが。

 こちらもヒラタケ。

 これもヒラタケ。

 サイズ的にはこれぐらいが扱いやすくて美味。市販の栽培ものに比べると、味も香りも濃厚です。クセがないので、鍋や煮込みうどんの他に、中華炒めやクリームシチュー、グラタンなどにも向いています。

 ムキタケも出ていましたが、前回たくさん採ったので今回はパスしました。来年に向けて胞子を飛ばしてもらいましょう。

 長坂峠のエノキ(榎)の鮮やかな黄葉。根本の枯れ葉の下には、オオムラサキの幼虫が越冬しているはずです。

 長坂峠から陣場平へ向かう林道。クヌギの黄葉。

 逆光の黄葉。正午ぐらいなんですが、随分と日が傾きました。

 中腹の落葉松はまだ緑のものも。

 椎茸栽培のホダ木。今年は猛暑でまったく出なかったのですが、今頃出ていました。ただ雨が降らずに冷え込むと、これ以上大きくはなりません。今年は不作でした。

 東の松代方面。根子岳や四阿山にもまだ積雪はありません。東手前に奇妙山。

 その奇妙山の山頂南にある30mの崖。三段に分かれていてトラロープもあるので登れます。拙書でもこのコースを紹介しています。・山頂の手前は写真のように30mの崖が続きます。尾根の上も狭いので、高所恐怖症の人には向かないコースですが面白い。

 妻女山展望台から戸隠連峰と飯縄山。今週末23日の土曜日には、長野えびす講煙火大会が開かれます。冬掘りの長芋の収穫が最盛期です。近くの松代パーキングエリアでは、名物のとろろ蕎麦が人気です。国道403からも入れます。

 西方の茶臼山。北アルプスの白馬三山は手前の雲に隠れています。バスクチーズケーキで有名なロンディネッラは、茶臼山動物園へ登る道から左に別れて林檎畑の中にあります。積雪はありませんが、山間部や高原の道路は凍結するので冬タイヤが必須です。

 その南の仁科三山も雲に隠れています。

 その鹿島槍ヶ岳のアップ。積雪は少なめ。手前の西山は錦秋に染まっています。二つ前の記事で紹介した稲荷山の龍洞院や、以前紹介した若穂の清水寺(せいすいじ)も見頃は今週末まででしょう。

好評だったブログ記事:「ブラジルへの郷愁」レヴィ=ストロース 川田順造訳 みすず書房。文化人類学、また構造主義におけるバイブルのひとつ(妻女山里山通信)は、都合によりリンク先の楽天ブログに移転しました。引き続き『アマゾンひとり旅』を順次掲載中。■大河アマゾン・哀愁のサンタレン [Santarem] 絶品ピラルクーのフライ。開高健や向田邦子も絶賛したトゥクナレのスープ。私のために牛一頭をつぶす。熱帯雨林破壊の現場 アップ。

「村上春樹さんのピーター・キャットを中心とした70年代のクロニクル」というムサビの美大生時代に彼のジャズ喫茶でアルバイトしていた当時のブログは世界中からアクセスがあります。この文章をクリックで見られます。ロンドンに5週間住んでいて、Queenのフレデイ・マーキュリーの恋人のメアリー・オースチンが勤めていたBIBAの店で当時の私の恋人が彼女からジャケットを買った話。70年代の美大生の赤裸々な日々が見られます。

インスタグラムはこちらをクリックツイッターはこちらをクリックYouTubeはこちらをクリック。米子大瀑布、絶滅危惧種のナミルリモンハナバチ・キバネツノトンボ・北信流など。これからどんどんアップしていきます。
 
もう一つの古いチャンネルはこちら。76本のトレッキングやネイチャーフォト(昆虫や粘菌など)、ブラジル・アマゾン・アンデスのスライドショー

『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、
『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

本の概要は、こちらの記事を御覧ください

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