北アルプス白馬三山に初冠雪があったのですが、ここ数日の暖かさでずいぶんと解けてしまった様です。最高気温が19度の妻女山山系へキノコ狩り。例年ならムラサキシメジの季節ですが、10月のキノコばかり。
立ち枯れのクヌギにムキタケ。かなり大ぶりで綺麗です。小さなものは残して採取しました。
こちらは山桜に。けっこうな量が採れました。鍋や煮込みうどんなどに。ツキヨタケと間違えると危険ですが、標高1000m以上でないとないので、ここでは問題ありません。ツキヨタケは縦に裂くと根本に黒いシミがあります。
倒木にクリタケ。数株出ていました。ヒラタケもかなり採ったのですが撮影し忘れました。
こちらもクリタケ。ここまで茶色だと黄色っぽいニガクリタケとは区別できますが、似た色の場合もあるので、噛んで苦くないか確認することが大事です。ニガクリタケは死亡例がある要注意の毒キノコです。天然キノコは知らないものは採らない。人にあげないが原則。
シロシメジ。やや灰色に見えたので、不食のシロノハイイロシメジかと思いましたが、匂いを嗅いでシロシメジと分かりました。数十本ありました。小さな虫が入っていないものだけを採りました。クリームシチューやドリアに入れようと思います。
また天然舞茸の残骸を発見。30センチはあったでしょう。高温で出ないと思っていたのが間違いでした。10株ほど採り損ないました。来年はリベンジします。
かなりの急斜面なので足首と膝が疲れます。少し段差ができているニホンカモシカの獣道を歩くと楽です。
クヌギやコナラ、ケヤキの森になぜか1本だけ太いシラカバが。
マルバフジバカマの種。9月にはアサギマダラが吸蜜に来ます。
マムシグサの赤い実。誤って食べると口内がただれます。花が美しいので園芸用に育てる人もいます。
帰りに陣場平へ。ベンチで休憩。山歩きをすると少し汗ばむほどの暖かさです。雨が多いので貝母(編笠百合)の球根が大きく育つのではと期待します。来春が楽しみです。
インセクトホテルの後ろの山椒の木はまだ緑です。
逆光に光るダンコウバイの黄葉。ただ冷え込みがゆるいので里山の紅葉に鮮やかさがありません。
妻女山展望台。411mと低いのですが、北アルプスの仁科三山と白馬三山、戸隠連峰、信越トレイル、志賀高原の笠ヶ岳と横手山、菅平の根子岳と四阿山が一望できるのは、善光寺平でここしかありません。
茶臼山から陣場平山、富士ノ塔山、戸隠連峰に飯縄山。畑では秋掘りの長芋の収穫が最盛期。
初冠雪した北アルプスの雪はかなり解けました。来週からはまた冷え込みそうです。暖かいので野沢菜漬けは月末過ぎになりそうです。まだ冬野菜に甘味がのっていません。信濃町とか標高の高いところの道の駅ならもう美味しい冬野菜が手に入ると思います。
■好評だったブログ記事:「ブラジルへの郷愁」レヴィ=ストロース 川田順造訳 みすず書房。文化人類学、また構造主義におけるバイブルのひとつ(妻女山里山通信)は、都合によりリンク先の楽天ブログに移転しました。引き続き『アマゾンひとり旅』を順次掲載中。■大河アマゾン・哀愁のサンタレン [Santarem] 絶品ピラルクーのフライ。開高健や向田邦子も絶賛したトゥクナレのスープ。私のために牛一頭をつぶす。熱帯雨林破壊の現場 アップ。
■ 「村上春樹さんのピーター・キャットを中心とした70年代のクロニクル」というムサビの美大生時代に彼のジャズ喫茶でアルバイトしていた当時のブログは世界中からアクセスがあります。この文章をクリックで見られます。ロンドンに5週間住んでいて、Queenのフレデイ・マーキュリーの恋人のメアリー・オースチンが勤めていたBIBAの店で当時の私の恋人が彼女からジャケットを買った話。70年代の美大生の赤裸々な日々が見られます。
●インスタグラムはこちらをクリック。ツイッターはこちらをクリック。YouTubeはこちらをクリック。米子大瀑布、絶滅危惧種のナミルリモンハナバチ・キバネツノトンボ・北信流など。これからどんどんアップしていきます。。
もう一つの古いチャンネルはこちら。76本のトレッキングやネイチャーフォト(昆虫や粘菌など)、ブラジル・アマゾン・アンデスのスライドショー。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。掲載の写真は有料でお貸しします。他のカットも豊富にあります。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
立ち枯れのクヌギにムキタケ。かなり大ぶりで綺麗です。小さなものは残して採取しました。
こちらは山桜に。けっこうな量が採れました。鍋や煮込みうどんなどに。ツキヨタケと間違えると危険ですが、標高1000m以上でないとないので、ここでは問題ありません。ツキヨタケは縦に裂くと根本に黒いシミがあります。
倒木にクリタケ。数株出ていました。ヒラタケもかなり採ったのですが撮影し忘れました。
こちらもクリタケ。ここまで茶色だと黄色っぽいニガクリタケとは区別できますが、似た色の場合もあるので、噛んで苦くないか確認することが大事です。ニガクリタケは死亡例がある要注意の毒キノコです。天然キノコは知らないものは採らない。人にあげないが原則。
シロシメジ。やや灰色に見えたので、不食のシロノハイイロシメジかと思いましたが、匂いを嗅いでシロシメジと分かりました。数十本ありました。小さな虫が入っていないものだけを採りました。クリームシチューやドリアに入れようと思います。
また天然舞茸の残骸を発見。30センチはあったでしょう。高温で出ないと思っていたのが間違いでした。10株ほど採り損ないました。来年はリベンジします。
かなりの急斜面なので足首と膝が疲れます。少し段差ができているニホンカモシカの獣道を歩くと楽です。
クヌギやコナラ、ケヤキの森になぜか1本だけ太いシラカバが。
マルバフジバカマの種。9月にはアサギマダラが吸蜜に来ます。
マムシグサの赤い実。誤って食べると口内がただれます。花が美しいので園芸用に育てる人もいます。
帰りに陣場平へ。ベンチで休憩。山歩きをすると少し汗ばむほどの暖かさです。雨が多いので貝母(編笠百合)の球根が大きく育つのではと期待します。来春が楽しみです。
インセクトホテルの後ろの山椒の木はまだ緑です。
逆光に光るダンコウバイの黄葉。ただ冷え込みがゆるいので里山の紅葉に鮮やかさがありません。
妻女山展望台。411mと低いのですが、北アルプスの仁科三山と白馬三山、戸隠連峰、信越トレイル、志賀高原の笠ヶ岳と横手山、菅平の根子岳と四阿山が一望できるのは、善光寺平でここしかありません。
茶臼山から陣場平山、富士ノ塔山、戸隠連峰に飯縄山。畑では秋掘りの長芋の収穫が最盛期。
初冠雪した北アルプスの雪はかなり解けました。来週からはまた冷え込みそうです。暖かいので野沢菜漬けは月末過ぎになりそうです。まだ冬野菜に甘味がのっていません。信濃町とか標高の高いところの道の駅ならもう美味しい冬野菜が手に入ると思います。
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■ 「村上春樹さんのピーター・キャットを中心とした70年代のクロニクル」というムサビの美大生時代に彼のジャズ喫茶でアルバイトしていた当時のブログは世界中からアクセスがあります。この文章をクリックで見られます。ロンドンに5週間住んでいて、Queenのフレデイ・マーキュリーの恋人のメアリー・オースチンが勤めていたBIBAの店で当時の私の恋人が彼女からジャケットを買った話。70年代の美大生の赤裸々な日々が見られます。
●インスタグラムはこちらをクリック。ツイッターはこちらをクリック。YouTubeはこちらをクリック。米子大瀑布、絶滅危惧種のナミルリモンハナバチ・キバネツノトンボ・北信流など。これからどんどんアップしていきます。。
もう一つの古いチャンネルはこちら。76本のトレッキングやネイチャーフォト(昆虫や粘菌など)、ブラジル・アマゾン・アンデスのスライドショー。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
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