松井って手首折れたNYの松井ではないですよ。あれは自損事故ですからね。後半戦は復活します。
なにってフランス1部リーグでベスト11にも選ばれ、月間MVPにも選ばれた松井が落ちたのですから。
久保の落選ばかりが話題になっていますが、あのコンディションでは彼は仕方がないでしょう。じゃあなんで骨折で全然試合に出ていない柳沢が代表なの?と思われる方もおられるでしょう。彼は怪我人なのでダメなら入れ替えが可能なのです。とはいえFW、MF、DFと鹿島および元鹿島の選手を入れたところがジーコ。ファミリー優先のブラジル人らしいところです。
しかし、中盤は2.5列目が得意な選手ばかりになってしまいましたね。汗かきがいない。しかも2列目に松井をはずしたことでジョーカーがいなくなってしまった。玉田と松井を天秤にかけたのでしょうが、ここはレッズ戦でも0-4のていたらく、スコットランド戦でもすばらしいパフォーマンスを見せた小野と対照的に、見せ場の無かった小笠原に替えて松井を入れるべきだったのでは? アテネ世代からひとりも選ばれなかったというのは、代表の育成に失敗したということでもあるのです。世代の空白は、南アフリカ大会に重大な影響をもたらすかもしれません。
チームでもボランチをやっている長男に言わせると「彼はいつもボールを取られる位置と形が悪い。しかも取られたボールを最後まで追わないから後ろにとっては非常にやりにくい選手だ」とのこと。まあ局面でいいラストパスを出す才能はあるのだけれど、1対1に弱いのとプレスがかかるとすぐに下がってしまうのが問題。いずれにしても3-5-2の時は彼のポジションはないわけで。4-4-2のときは、小野か中田ヒデがポジションを埋めてしまうでしょう。するとジョーカーか?それは無理でしょうとなるわけです。しかし、選ばれたからには死にものぐるいでやってほしい。
ところで、私は以前から点の取れないFWよりも、今の日本代表はディフェンスが一番危ういと言い続けてきました。それがまったく修正されていないんですね。3バックはともかく4バックのときの宮本は、専門家や加茂元代表監督も指摘しているとおり危ない。狙われます。実際アジアレベルでもストッパーの中澤がサイドに引き出されて中の宮本がマークしきれずに失点というシーンを何度見せられたことか。そして、一時の勢いとキレがなくなった川口。キーパーが育ちませんでしたねえ。
というとマイナス要因ばかりですが、要はファミリーになって日本が得意とする俊敏なサッカーが展開できるかという一点に尽きるわけです。これができたら1次リーグは突破できるでしょう。あとはラッキーボーイの出現です。イタリア大会のスキラッチしかり、フランス大会のオーウェンしかり、アジア予選では大黒でした。W杯本番ではだれか? 巻か大黒か玉田か。中村俊輔には当然のように活躍してもらわなければなりません。おそらく中田ヒデは、日韓大会以上に汗かきに徹することになるでしょう。
さてW杯初戦まで1ヵ月を切りました。またあの熱い日々がやってきます。
なにってフランス1部リーグでベスト11にも選ばれ、月間MVPにも選ばれた松井が落ちたのですから。
久保の落選ばかりが話題になっていますが、あのコンディションでは彼は仕方がないでしょう。じゃあなんで骨折で全然試合に出ていない柳沢が代表なの?と思われる方もおられるでしょう。彼は怪我人なのでダメなら入れ替えが可能なのです。とはいえFW、MF、DFと鹿島および元鹿島の選手を入れたところがジーコ。ファミリー優先のブラジル人らしいところです。
しかし、中盤は2.5列目が得意な選手ばかりになってしまいましたね。汗かきがいない。しかも2列目に松井をはずしたことでジョーカーがいなくなってしまった。玉田と松井を天秤にかけたのでしょうが、ここはレッズ戦でも0-4のていたらく、スコットランド戦でもすばらしいパフォーマンスを見せた小野と対照的に、見せ場の無かった小笠原に替えて松井を入れるべきだったのでは? アテネ世代からひとりも選ばれなかったというのは、代表の育成に失敗したということでもあるのです。世代の空白は、南アフリカ大会に重大な影響をもたらすかもしれません。
チームでもボランチをやっている長男に言わせると「彼はいつもボールを取られる位置と形が悪い。しかも取られたボールを最後まで追わないから後ろにとっては非常にやりにくい選手だ」とのこと。まあ局面でいいラストパスを出す才能はあるのだけれど、1対1に弱いのとプレスがかかるとすぐに下がってしまうのが問題。いずれにしても3-5-2の時は彼のポジションはないわけで。4-4-2のときは、小野か中田ヒデがポジションを埋めてしまうでしょう。するとジョーカーか?それは無理でしょうとなるわけです。しかし、選ばれたからには死にものぐるいでやってほしい。
ところで、私は以前から点の取れないFWよりも、今の日本代表はディフェンスが一番危ういと言い続けてきました。それがまったく修正されていないんですね。3バックはともかく4バックのときの宮本は、専門家や加茂元代表監督も指摘しているとおり危ない。狙われます。実際アジアレベルでもストッパーの中澤がサイドに引き出されて中の宮本がマークしきれずに失点というシーンを何度見せられたことか。そして、一時の勢いとキレがなくなった川口。キーパーが育ちませんでしたねえ。
というとマイナス要因ばかりですが、要はファミリーになって日本が得意とする俊敏なサッカーが展開できるかという一点に尽きるわけです。これができたら1次リーグは突破できるでしょう。あとはラッキーボーイの出現です。イタリア大会のスキラッチしかり、フランス大会のオーウェンしかり、アジア予選では大黒でした。W杯本番ではだれか? 巻か大黒か玉田か。中村俊輔には当然のように活躍してもらわなければなりません。おそらく中田ヒデは、日韓大会以上に汗かきに徹することになるでしょう。
さてW杯初戦まで1ヵ月を切りました。またあの熱い日々がやってきます。
しかし、20代前半が駒野だけってのは、いかにも寂しい。
次回、ハーフナー・マイク、エスクデロ、森本あたりがグンと伸びてくれればいいが…。