モリモリキッズ

信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

春の妖精に会いに…

2006-04-10 | アウトドア・ネイチャーフォト
日曜日の午後、久しぶりに家族が揃ったのでお散歩へ。ちょっと遅いかも知れないけれど、野草園へ春の妖精に会いにいくことにしました。午前中の強風もおさまって絶好のお散歩日和。自転車ではなく歩くことにしました。カニ山を登って野草園へ。

カタクリは、もう盛りを過ぎていましたがたくさん咲いていました。春だけ咲いて地上に現れるためスプリング・エフェメラル(春の妖精・春の儚い命)と呼ばれるカタクリですが、昔はどこにでも咲いていてカタクリ粉を作ったり、おひたしや天ぷらなどで食されたありふれた山菜でした。

野草園では、イカリソウ、キジムシロ、バイモ、ヤマブキソウ、シャガ、ニリンソウ、タネツケバナ、スイセン、クマガイソウ、ムラサキケマン、ハナニラ、ヒトリシズカなどが咲いていました。

深大寺は観光客で大賑わい。しだれ桜が艶やかに咲き誇っていました。いつものように蕎麦団子を食べて静かな深大寺城跡へ。大楠も芽吹き始めていました。

写真、左上がカタクリ。右上は分かりますか。ぺんぺん草、ナズナです。左下はせわしなく飛び回っていたベニシジミ。なぜか逆さに留まるのです。右下は野川の菜の花と桜。川面に大量の花びらが流れていました。川原で大声で「翼をください」を歌ってるおばさんがいました。鴨がガオガオと合わせていました。無人販売でサトイモとサツマイモを買いました。

往復約9キロ。手頃な散歩でしたが、山だと平気なのに平らなところを歩くと神経痛が出てくるのはなぜでしょう。同じ場所の筋肉ばかり使うからですかね。山より疲れました。

去年のカタクリは、こんなでした。
4月中旬になるとこんな風です。いずれもモリモリキッズのフォトレポです。

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