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信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

雨の安曇野へ。支那そば凱歌・豊科温泉 湯多里山の神・関西風蒲焼きの大黒屋・豊科の鄙びた飲み屋街(妻女山里山通信)

2020-07-13 | 歴史・地理・雑学
 雨の安曇野へ。朝あまりの豪雨で出発を30分遅らせました。長男のところへ行って、ドライブレコーダーの取り付けと、里山保全と撮影の際に凹んだバンパーの修理を手伝ってもらいました。

 国道403号を麻績村の聖高原へ。聖湖に着くと小雨になっていました。三峯山は雲の中。対岸の桟橋では何人かの太公望がへらぶな釣りをしていました。10時過ぎに着いて小休止の後ドライブレコーダーの取り付け。悪戦苦闘の末、コードも上手く隠して完了。

 昼は支那そばが食べたいという私の希望で、松本の支那そばの凱歌(がいか)へ。スープは古典的な支那そばの様に澄んではいませんが、こってりではなくコクがある感じ。味玉をつけました。麺はやや硬め。チャーシューは柔らかい。満足でした。

 午後にバンパーの修理をしようと思いましたが、雨が酷くなったので諦めて豊科温泉 湯多里山の神へ。かなり強いアルカリ泉で、ぬるぬるしています。美肌の湯。湯船も小さめですが露天風呂もあります。松本にも近いのに山の中で、秘湯の雰囲気があります。

 夕食は、前日息子に予約してもらっておいたうなぎの大黒屋へ。なぜこの店かというと、信州では珍しい関西風の蒲焼きを供する店なのです。関東風と違い蒸しません。そのため皮がパリパリとして香ばしく中はふんわり。初めて食べましたが、関東風とはまた違う美味しさがありました。肝焼きも美味でした。お吸い物は、海老と湯葉と練り物が、味も関西風の薄味で上品。おそらくご主人は関西で修行されたのでしょう。信州で関西風は、ここだけかも知れません。

 帰りは雨上がりの豊科の夜の街を散歩。駅前通りの南側には、鄙びた飲み屋街があちこちにあります。なんていうか場末の温泉街の様です。左は元映画館をリニューアルして飲み屋街にしたもの。右は向こうにタイ料理屋の亜細亜。

 飲み屋の長屋があちこちに。コロナの影響でしょうね。カラオケが聞こえてきたのは一軒だけでした。帰って色々なチーズセットで赤ワインを飲みながら再開したJリーグの試合を観ました。翌日は、我が一族のルーツといわれる旧山辺学校に林藤助・小笠原長時の林城と、麓の林集落へ向かいます。これが驚愕のものでした。

 『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

本の概要は、こちらの記事を御覧ください

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