モリモリキッズ

信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

数十年ぶりの大寒波の北信州。窓に氷の結晶。最低気温マイナス9度。最高気温マイナス4度(妻女山里山通信)

2023-01-25 | アウトドア・ネイチャーフォト
 気象庁は当初十年ぶりの大寒波といっていましたが、あらためて2013年の記事を見ると確かに厳冬でしたがそれほどではありませんでした。で、いつの間にか数十年ぶりの大寒波と言い直されていました。気象庁あるあるなので驚きませんが。長野市南部・千曲市北部は、最低気温マイナス9度。予報で最高気温マイナス4度でしたが、実際はマイナス6.5度。冷蔵庫の中のほうが暖かいです。ありとあらゆるものが凍っています。翌朝は更に冷え込みました。朝起きたら室温がマイナス2度。外はマイナス12度。寒さに慣れているはずの信州人でもこれはきつい。ただこの厳寒もあと一週間の我慢。2月4日以降には春の兆しが訪れそうです。

 二階の暖房を入れていない北側の窓。アルミサッシで内側は障子です。見事な氷の結晶ができていました。ちなみに起床したときの室温は0.6度でした。

 別の窓。網戸があるだけでこれだけ違いが出るのです。なんでもカーテンとレースのカーテンの間に、100均で売っているシャワーカーテンを掛けておくだけでかなりの暖房効果があるそうです。

 散歩にでかけて撮影した斎場山(旧妻女山)。暴風雪だったので樹木に着雪はありません。雪の粒が大きく見えるのは、かなりの望遠レンズで撮影しているためで、実際はかなり小さなパウダースノーです。気温はマイナス7度。

 千曲市河川事務所のライブカメラの画像をアップしておきます。ここと長野県国道事務所のライブカメラは、仕事や観光で来る際に非常に役に立ちます。積雪は多くありませんが路面は凍結しています。雪がないところもブラックアイスバーンで非常に危険。スピードは半分に。車間距離は2倍に。安全運転で。通行止情報にも注意。迂回路は大渋滞します。燃料は満タンで。災害装備品を忘れずに。









 降雪があったことで我々が保全活動をしている陣場平の貝母(ばいも)も芽吹きが始まります。雪がないと地面が凍結して発芽できません。雪が布団となって地温が上がり貝母の芽吹きが促進されるのです。今月いっぱいは偏西風の影響で厳冬が続きそうですが、偏西風の流れが変わると一気に春めく可能性もあります。

『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。地形図掲載は本書だけ。山の歴史や立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。10本のエッセイが好評。掲載の写真やこのブログの写真は、有料でお使いいただけます。

本の概要は、こちらの記事を御覧ください

お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせか、メッセージからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
 インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 14日は屋代高校美術班+1の新... | トップ | 紅甘夏のウィスキーマーマレ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

アウトドア・ネイチャーフォト」カテゴリの最新記事