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信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

今年も稲の筋蒔き。少しずつ要領が良くなってはいますが。安定の失敗もの野良仕事(妻女山里山通信)

2020-05-09 | 男の料理・グルメ
 今年も恒例の米作りの始めに筋蒔きをしました。プロから見たら大笑いの事案でしょうが、結構本気なのです

 培養土を作り、種籾のポットに土を入れて行きます。もち米を26枚、うるち米を130枚作ります。昨年は水を入れすぎて、入れるのに時間がかかったり、種籾を入れる機械が詰まったり。今年は少し賢くなりました。

 培養土を機械に入れます。

 最初にもち米を入れます。美味しい餅や中華ちまきができます(涎)。

 次にうるち米を作ります。 用水がかなり上流からの引き込みなので水温が高く不味い米と揶揄されますが、それでも市販の標準米よりはるかに美味で安全です。

 田んぼへ持っていって、まず根切のラブシートを敷き、ポットの種籾を置いて行きます。ここを使えるのは今年限り、宅地になるようです。K氏がCADを使って必要面積を計算したのですが間違っていたようで。東京の有名理科大卒なんですけどね。しかし、置いてみると収まりました。ただ、忘れ物をして帰還。いいかげんにしてね。

 で板を敷いて踏んで平らにします。まあいい加減です。

 寒冷紗をかぶせて用水からポンプで水を汲み上げて入れます。美味しい米ができるようにと祈ります。今年は冷夏になりそうなので心配です。今年は暑くなかったのが幸いでしたが、これが冷夏の前触れなのでしょうか。

 水が入るまで、別の畑にある葡萄の苗を見に行きました。シラーとかメルローとか。これでできたワインが飲めるのは一体何年後なのでしょう(ため息)。

 少し遅い昼餉。揖保乃糸の素麺と私が持ってきたコシアブラの天ぷらに山蕗と干しホタルイカの煮物。K氏が用意した信州人のソウルフード、スギヨのビタミン竹輪を焼いて。左下は私が採ってきた山椒の若葉です。これをちぎって麺つゆに入れると爽やかで美味でした。この後、万葉超音波温泉に入ってゆるゆると帰路につきました。

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