北信は梅雨でも晴れることが多いのですが、今年は珍しく梅雨らしい梅雨です。貴重な晴れ間は一週間に一度ぐらいしかありません。そんな貴重な晴れの日に撮影と里山保全にでかけました。必要なの弁当とお茶と日焼け止め、虫よけ、冷感タオル。とにかくクロメマトイ、ハエ、アブ、ヤブ蚊対策は必須です。
そろそろネムノキ(合歓木)の花が咲いている頃と林道倉科坂線へ。ネムノキは、ほとんどの人が知っていると思いますが、花を間近で見た人は少ないでしょう。高さ15〜20mの樹冠で咲くので普通は見られないからです。ここは林道の下の斜面に生えているので、間近で見られるのです。繊細で美しい花です。
こちらはより色が濃くて鮮やかです。幻想的ですらあります。まだ蕾も多いので、まだまだ楽しめそうです。葉は、夜になると閉じます。赤松と同様に排気ガスには弱い様で、うちの山にあったネムノキは、国道と高速道路の排気ガスが原因なのでしょう、枯れてしまいました。
(左)エビガライチゴの実。食べられます。茎にはトゲがあるので、登山道を塞いでしまうこともあります。鞍骨山への登山道は、春に毎年切っています。(右)林道脇にはびこるヨウシュヤマゴボウ。有毒の帰化植物です。
ゼフィルスはほとんど見られませんでした。やっと見つけたキマダラセセリのオス。眼が℃−uteではなくキュート。
(左)林道の真ん中に生えていたカワリハツ。食菌なんですが、食べたことはありません。(右)ログハウスを借りて昼食。篠山の上に二頭の犬の形をした雲。
(左)コナラの根本で吸汁するオオムラサキ。(右)結構大きな個体なのでメスかなと思いましたが、翅を開いてオスと分かりました。樹液だと出ると白く固まるので、木の割れ目に染み込んだ雨水を飲んでいるのかもしれません。周囲の木も、まだ樹液は出ていません。
そこへアオカナブンが登場。一緒に吸っていましたが、やがてアオカナブンがオオムラサキの口吻が邪魔なのか脚で一撃。オオムラサキは飛び立って行きました。
温泉へ向かう前に茶臼山へ。アカツメクサやシロツメクサの咲く草原にベニシジミ。
オスとメスのベニシジミ。交尾に至るかなと数分観察しましたが、カップルにはなりませんでした。
(左)畑の近くの草原にセリ科シシウド属の多年草のシラネセンキュウが。と思ったのですが、左下に白っぽい細い葉が写っていますが、シラネセンキュウではないですね。(右)コスモス(秋桜)も咲いていました。こんな早くから咲いているのは早生の園芸種でしょうか。
(左)茶臼山動物園北口駐車場からは、モノレールで園内へ。紫陽花が満開でした。(右)反対側へ行くと恐竜公園。息子達が小さい頃、よく連れてきました。
◉茶臼山動物園
◉茶臼山恐竜公園・自然植物園
茶臼山動物園北口駐車場の下からの眺め。山上は気持ちのいい風もあって24度ぐらいでしたが、麓の最高気温は30度でした。遠くに見えるのは烏帽子岳でしょうか。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
そろそろネムノキ(合歓木)の花が咲いている頃と林道倉科坂線へ。ネムノキは、ほとんどの人が知っていると思いますが、花を間近で見た人は少ないでしょう。高さ15〜20mの樹冠で咲くので普通は見られないからです。ここは林道の下の斜面に生えているので、間近で見られるのです。繊細で美しい花です。
こちらはより色が濃くて鮮やかです。幻想的ですらあります。まだ蕾も多いので、まだまだ楽しめそうです。葉は、夜になると閉じます。赤松と同様に排気ガスには弱い様で、うちの山にあったネムノキは、国道と高速道路の排気ガスが原因なのでしょう、枯れてしまいました。
(左)エビガライチゴの実。食べられます。茎にはトゲがあるので、登山道を塞いでしまうこともあります。鞍骨山への登山道は、春に毎年切っています。(右)林道脇にはびこるヨウシュヤマゴボウ。有毒の帰化植物です。
ゼフィルスはほとんど見られませんでした。やっと見つけたキマダラセセリのオス。眼が℃−uteではなくキュート。
(左)林道の真ん中に生えていたカワリハツ。食菌なんですが、食べたことはありません。(右)ログハウスを借りて昼食。篠山の上に二頭の犬の形をした雲。
(左)コナラの根本で吸汁するオオムラサキ。(右)結構大きな個体なのでメスかなと思いましたが、翅を開いてオスと分かりました。樹液だと出ると白く固まるので、木の割れ目に染み込んだ雨水を飲んでいるのかもしれません。周囲の木も、まだ樹液は出ていません。
そこへアオカナブンが登場。一緒に吸っていましたが、やがてアオカナブンがオオムラサキの口吻が邪魔なのか脚で一撃。オオムラサキは飛び立って行きました。
温泉へ向かう前に茶臼山へ。アカツメクサやシロツメクサの咲く草原にベニシジミ。
オスとメスのベニシジミ。交尾に至るかなと数分観察しましたが、カップルにはなりませんでした。
(左)畑の近くの草原にセリ科シシウド属の多年草のシラネセンキュウが。と思ったのですが、左下に白っぽい細い葉が写っていますが、シラネセンキュウではないですね。(右)コスモス(秋桜)も咲いていました。こんな早くから咲いているのは早生の園芸種でしょうか。
(左)茶臼山動物園北口駐車場からは、モノレールで園内へ。紫陽花が満開でした。(右)反対側へ行くと恐竜公園。息子達が小さい頃、よく連れてきました。
◉茶臼山動物園
◉茶臼山恐竜公園・自然植物園
茶臼山動物園北口駐車場の下からの眺め。山上は気持ちのいい風もあって24度ぐらいでしたが、麓の最高気温は30度でした。遠くに見えるのは烏帽子岳でしょうか。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
榎木が豊富ですがこちらでは玉虫を見たことがありますか?
今年旭山のかたくりの群落手前や旧観音参道の道でそれぞれ玉虫の翅が落ちていましたが生きた個体は一度も見たことがありません。
子供のころバケツとザルを持って安茂里米村の水田で小鮒をすくっていた時に一度だけであったことがありますが。
私の故郷の原風景を思い出させる虫です。
獣害駆除でイノシシが減ってしまったので、糞がないため、オオムラサキも地上に下りてきません。
タマムシですか。
そういえば見たなとブログ内検索したら、3年前の今頃撮影しました。
樹液バーで撮影して車に戻ったら、ボンネットにいました。その後は見ていませんが、今もいるでしょうね。下の記事の下の方です。
https://blog.goo.ne.jp/morimorikids/e/7005109790260ddb6c09d0f12b3f8af6