今日は2月のおむすび
講習会の主催者と戸塚で
打ち合わせをしました。
東京から来る彼女も、
横須賀から行く私も両方共
電車が遅延していたのに
なぜか同じ時間に駅に
着いたのです。
かなりの遅延だったので
会えただけでも嬉しく
なりました。
そして、彼女が講習会に
申し込まれた人の
また、キャンセル待ちの
方々のコメントを
読ませてくれたのです。
読んでいて胸が一杯に
なりました。
殆どの方が、初女さんに
会えなかったのに、
それぞれの中でちゃんと
初女さんが生きている
のです。
今日は初女さんの話で
てんこ盛りでした。
私は初女さんが亡くなる
まで、十数年ですが深い
交流をさせて頂きましたが
初女さんに、こうしたら、
ああしたらと言われた
記憶がありません
初女さんは、いつもこたえは
その人の中にあると
信じて待っていて下さる
方でした。
そして、『美味しい』が
心の扉を開くと…
だから、調理の時は一心に
作られるので、
声もかけられないくらい
でした。
どこも心を離したくない
から…と言われていました。
吉本ばななさんが、
初女さんの本の帯に
『ほんとうに偉大な存在は
決して人に気づきを
強いない』と書いていますが
本当にその言葉通りの方
でした。
講習会に寄せる
皆さんの思いを読ませて
頂き背筋が正されるような
気持になりました。
打ち合わせはまるで
イスキア時間のような
温かい優しい
時間となりました。
初女さんのおむすびを
初女さんの祈りを伝え
たいという、心の奥深く
魂からの思いに包まれた
気がしました。
昨日会った知り合いに
何気なく言われた一言に
ハッとしました。
『出来ないと思った
ことは、出来ないのよ。』
成る程確かにそうです。
出来るようになりたいと
思っていても、つい出来ない
と言ってしまうことが
あります。
言葉は言霊だから…
中村天風先生は、絶対積極
を言い続けていました。
消極的な言葉は決して
口にしてはいけないと…
初女さんは、出来る出来ない
ではなく、やるかやらない
かだといわれてました。
脳は識別判断が得意だから
黙っていてもいても
直ぐにジャッジをして
しまう。
そうだ、やるかやらないか
なんだ。
出来る出来ないは
考えなくていいんだ‼️
初女さんは、よく言って
いたな〜
『行動して下さい』って‼️
弘前の友人が今年は雪が
多いとfacebookに写真を
載せてました。
雪国は大変だな〜と思い
ますが、初女さんは冬が
好きだと言ってました。
初女さんの出棺のその時
桜の花びらのように雪が
舞いました。
あれは、初女さんが
降らせた雪かな〜
もうすぐ、初女さんの
ご命日ですね
初女さんの好きな言葉は
感謝でした。
感謝なしでは、前に進め
ないって言われてました。
感謝の多い人生ほど豊かな
人生だといいます。
初女さんの感謝は深いな〜
『鳥はどうして飛んで
いるのでしょうか。
きれいな花を咲かせるのは
どうしてでしょう。
誰も答えることができま
せんが、これが感謝です。
こういうことを深く
とらえない人もいますが、
すべてが感謝ですし、
感謝は生活の上で基本的な
ことです。
感謝も何もなく、ただ目が
いくことだけで暮らして
いると、心がうつろに
なってきます。
感謝のない人は、すべてが
当たり前のようになって
います。
そうではない。
いま私たちが何もなく
こうしていられることが
感謝なのです。
『感謝は、わたしの一番
好きな言葉です。
みなさんの支えで生きて
いるから、ほんとうに感謝
あの人にも、この人にも
感謝。この出会いが
こうなって感謝。
元気でいられることが感謝
日々、すべてに感謝で
暮らしているのです。
佐藤初女』
今日は辛い思いを抱えて
生きて来られた方とお会い
しました。
ふと、初女さんのことを
書いた天声人語を思い出し
ました。
『起伏の多い人生を送って
いる。結核に苦しみ
50代で夫と死別、80代で
息子に先立たれた…』
この起伏の多い人生という
言葉に、今日お会いした
方の人生が重なる気が
したのです。
初女さんの言葉は初女さんの
体験を通して出てきた
言葉です。
言葉数の少ない方でしたが
一つひとつの言葉に
深い思いが宿っていました。
今日お会いした方に、
何を話したらいいのか
わからず、唯お料理を
作り、帰り際に手帳に
入れてあった初女さんの
自筆で書かれた言葉を
を印刷したポストカードを
差し上げました。
初女さんだったら、きっと
黙ってじっと彼女のお話を
聴かれただろうな…
生前初女さんは、
話したい人は沢山いるけど
聴く人がいないのと、
よく言われていました。
すんなり、するすると
幸福になることはなくて
生きていれば、何度でも
繰り返し苦しみがやって
きます。
けれども苦しみは決して
苦しみだけに終わること
なくいつか喜びに変わり
ます。
苦しみなくして刷新は
はかれません。
真の幸福は、苦しみの
中にあってこそ実感できる
ものです。
佐藤初女
私の名前と同じ読み方を
する素直君
彼はダウン症という個性を
持っています。
リズム感が良くて絵が好きで
素直君のママもアートが
大好き!
いつか三人で
『素直.スナハハ.直展』を
やりたいねと言っていたら
あっという間に夢が叶い
ました。
『暮らしを楽しむアート展』
で、壁を1枚展示のOKを
もらい、
ミニ三人展が実現したの
です。
作品を展示してみると
三人の作品が実に調和して
いるのです。
びっくりしました。
全く違う作品が、響あって
いるのです。
素直君が自分の作品を
観に来てくれた人に
紹介してる姿に、お母さん
であるスナハハは感動した
と言ってました。
素直君の作品はとらわれが
なく、観ているとこちらまで
素直な気持ちになって
来ます。
出来たらいいな〜と
思っていた三人展の
夢が叶いました。
天に感謝です。
次もやりたい!
やるぞ〜
素直君の作品いいんだ
よね〜
私の書も、あんな風に
書きたいです。
思っていると、叶うんだね。
感謝です〜