6月23日は沖縄慰霊の日
です。式典で読まれた高校生の
平和の詩が、心から離れ
ません。
詩の中で繰り返される
「誰かが始めた争い」という
言葉に、ハッとさせられ
ました。
どんな戦争も、戦争を始めた
人がいて、一度始まった
戦争は終わらすことが、
とてつもなく困難だという
ことを、私達は今リアルに
見せられています。
沖縄戦の番組で、ひめゆり部隊で生き残ったおばあちゃんが
私等は、平和の為に戦争して
いると思っていましたと、
語っていました。
今も、ウクライナでガザで…
この地球上で、いつも
どこかで戦争が起こって
います。
たとへ平和を求めて戦争を
したとしても、平和の為の
戦争なんてないのです。
いのちの尊厳がないところに
平和は実現しません。
若い頃、平和ボケと言われて
いた私達もやっと気がつき
ました。
平和は黙っていてもやって
来ない。
平和を求め、平和を蝕むものに
敏感になり、平和である為には、たゆまぬ努力が必要だと
いうこと!
今、憲法9条が絵にかいた餅に
なりつつあります。
私達の国の平和も蝕まれつつ
あると言えます。
この「平和の詩」が
この高校生の思いが
一人ひとりの心に響き
渡ることを願います!