ここのところ、しょっちゅう馬鹿がわたしに話しかけてくる。
つらいつらい、なんとかしてくれと、頼ってくる。
散歩の途中でも、晩御飯の支度の途中でも、おかまいなしだ。
ひとりになっていると、とたんに馬鹿は話しかけてくる。
しかたないので、解脱の指導をしてやる。
なれてるから何とかなってるけど、これ、普通の人だったら気が狂うだろうね。
ここのところ、しょっちゅう馬鹿がわたしに話しかけてくる。
つらいつらい、なんとかしてくれと、頼ってくる。
散歩の途中でも、晩御飯の支度の途中でも、おかまいなしだ。
ひとりになっていると、とたんに馬鹿は話しかけてくる。
しかたないので、解脱の指導をしてやる。
なれてるから何とかなってるけど、これ、普通の人だったら気が狂うだろうね。
久しぶりに切り絵を切った。
なかなかに目のするどい女の子になった。
かのじょの技術では、思うように自分らしい表現ができないと思ってたけど。
少し何かがつかめてきたような気がするよ。
これからおもしろい表現ができるかもしれない。
朝っぱらから、馬鹿がつらいつらいと訴えてくるので、３０人ばかり指導した。
昨日は１００人くらいやったし、このところよくやってるよ。
おかげで次々と馬鹿がここにやってくる。
なかなか心が休まる暇がない。
今年初めウグイスの声を聴いた。
もう春だね。
東京では桜が咲いたそうだけど、ここらへんではまだつぼみが固い。これは去年の桜。
海から吹く風のせいかな。
早く咲かないかな。
楽しみだね。
近所の神社の小さな森の木が切られていた。
大きな枝を打たれて、無残な姿になっていた。
人間が何の痛みも感じず、木が切られるのは悲しい。
木を切るときは、それなりに木に礼を尽くしてから、切った方がいい。
読書疲れしている。
読んでる本の中で、主人公が人殺しをしたり、よこしまな恋に溺れていたりすると、気分が悪くなってくる。
一応最後まで読んだけど、途中で何度ももうやめようかと思った。
何か、心安らぐきれいなものが読みたいな。
そういう本があるだろうか。
一日に詩を三つ書いた。
表現力が少しは戻ってきているようだ。
息切れがして、まだ長いのは書けないけど。
でもこのままするするとスランプを抜けるというわけにもいかなそうだ。
馬鹿がまたしつこく頭脳活動を邪魔してくるんだよ。
何も書くことがないので、また解脱の指導のことでも書こう。
昨日は５０人ばかりやった。
本当はこれ、けっこうキツイんで、やめる方向にもっていきたい気持ちはあるんだが。
馬鹿が次々と助けてくれと言ってくるんで、やらないわけにはいかない。
簡単だから自分でやれと突き放しても、馬鹿はやっぱりわたしにやってもらおうと寄ってくる。
ご先祖様の夢を見た。
ご先祖様と言ったって、父方の祖父だけど。
生きてた時はいろいろ問題のある人だったけど、夢の中では穏やかな顔してたよ。
おまえはもっと笑わなきゃいけない、と言っていた。
夢にご先祖様が出てくると、いいことがあるっていうね。
朝の寝覚めの気分が悪い。
何か不安で、暗い気持ちがするんだ。
馬鹿がわたしの心に、いやな気持を書いているんだよ。
そんなことがわかってるんで、馬鹿がまたやってるな、て思うと、暗い気持ちは消えていく。
大体、鬱っていうのはこうして、馬鹿が勝手に人の心に嫌な気持ちを書いて起こるんだよ。
