昨日は色鉛筆の天使絵を描いていた。
簡単な絵なんだけどね、結構面倒なんだよ。
髪のところなんか、同じ色を何度も塗り重ねるんだ。
同じ色を何度も塗り重ねるってとこが、教育の大変さと通じているようで、絵を描きながら考えた。
教育も、同じことを何回も言い聞かせて、ようやく人の心にしみ込む。
何度言い聞かせても一向に効かない場合もあるけどね。
大火がつぶやきで、かのじょのまねをするなと、何百度と言っても、馬鹿は聞かない。絶望的になるが、それでも彼は言ってくれる。
少しでも落ちる馬鹿を減らしたいからだが。
わたしは半分あきらめてるよ。自分の勉強を深くしたことがない馬鹿は、自分と他人は全く違うものだということが、わかってないんだ。
だから平気で人の美貌を盗む。人まねで作った偽物の美人ばかり生きてきて、本当の自分を生きたことはほとんどない。
そんなやつらはもうはっきり言って駄目だと思う。
それでも言うのが、教育者の使命というものなんだろう。