世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

ポーラースター・システム・30

2017-04-30 04:12:53 | ポーラースター・システム


韓藍の悲しみの清む君の目に国を思ひて沈む日を見る


アンタレス



  ☆


先の3月に、韓国では大統領を罷免するという事件が起こった。たくさんの大統領を知っているが、これほど猛スピードで罷免された大統領というのを、朴槿恵のほかにわたしは知らない。

嘘か本当かもわからぬおかしなうわさが起こり、朴槿恵を引きずり落せと言う韓国民のデモにはすさまじいものがあった。あれほどの愚民の塊をも、わたしは見たことがない。

小さな傷だ。ことさらに言うほどのことでもない。政権を倒す理由としては実に弱い。それなのにまるで国を滅ぼそうとしたかのように言われて罷免される。なぜそうなるのか。もちろんそれは国民が朴槿恵に激しく嫉妬しているせいだ。なぜか。彼女が実に美しい女性だからだ。

阿呆の心の下層に流れる真実は、そんなところだ。実に汚い。大見得を切った正義の衣の下には、虫けらのように低い心がわだかまっている。

韓国という国は、歴史的に、ずっと大国に依存してきた。大陸に漢や唐という大きな国があり、自分の価値観も誇りもそれに依存しすぎてきたきらいがある。自国独自の気風を育てることを怠ってきた。人を馬鹿にする理由や価値観を、隣接する大国から持ち込み、それを頼りに互いを馬鹿にしあってきたのである。

ゆえに大軍を為す愚をせき止めるに有効な経験を持たない。自分で自分をやらず、他人に頼ってきた人間ばかりがたくさんいるからだ。彼らは自分を自分でやる人間の真実を知らない。くだらない人間でも、自分を発動させるだけで、時には国のために痛いことができることがあるということを、まだ経験的にもほとんど知らないのだ。

よって、朴槿恵ほどのすばらしい人材を頂きにおいても、すぐにそれを平気で引きずり落すことができるのである。馬鹿は嫉妬だけを理由に何をするかわからない。朴槿恵がどんな気持ちで国をなんとかしようとしているか、その心を理解しようともせず、ただ彼女が美しいことが許せないという理由だけで、あたら優れた政治家をだめにするのだ。

こんな国には、民主主義の体制は大きな害になる。馬鹿が国を駄目にする。

愚民の害を抑え、国をなんとかしていくためには、優れた人格に安定した力を発揮させることのできる体制が、ぜひとも必要だ。

北辰制を、この地上に打ち立てることができなければ、韓国のような国に未来はない。







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傲慢

2017-04-29 04:16:31 | 幻の少女たち


ハリー・クラーク

  *


傲慢に落ちる女性は、美しくはありません。

美しさは自分のものにしてはいけないものです。

神にささげなさい。







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ジョセフィーヌ

2017-04-28 04:13:14 | 幻の少女たち


ピエール・ポール・プリュードン

  *


魅惑的な女性ですね。

偽物なのだが、本人がそれなりのものを持っているので、こうなるのです。

ナポレオンは、年上のこの女性を手に入れるために、すべてをやったのです。

それほど好きだったのです。

女性というのは、男の人生を決定的に領有しているのです。







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クー

2017-04-27 04:13:25 | 幻の少女たち


エセル・ラーコム

  *


フィンランド神話の月の女神だそうです。大気の精霊イルマタルの娘。

どういういわれがあるのかはわからないのですが、隅に芥子の花が描いてある。

なんとなくかのじょに似ています。






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ユディト

2017-04-26 04:14:38 | 幻の少女たち


イル・ガロファロ

  *


むごい図ですが、そんなに陰惨な感じはしませんね。

これくらいのことを女性にされてもおかしくないということを、男性が女性にしているからです。






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中世の魔女裁判

2017-04-25 04:14:57 | 幻の少女たち


ウィリアム・ラッセル・フリント

  *

むごいことなので、小さめでおとなしめの絵を選びました。

歴史を調べれば、本当にこんなことがあったのかというものを見ることができるでしょう。

この時殺されたのは、かわいらしい美女ばかりです。

男が目をつけて、ことさらに小さいことをついては教会に言いつけ、魔女にして殺してしまったのです。

馬鹿な男はいつも、好きなのに自分の思い通りにならない女性は、みんなで殺すのです。






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憂い

2017-04-24 04:50:11 | 幻の少女たち


ヴィルヘルム・ネレンツ

  *


何を悩んでいるのでしょう。手にはロザリオを持っている。

窓辺に寄っているのは、持っている自分の荷が重すぎると感じているからでしょう。

たぶん夫がつらいのでしょうね。よくあることだ。

神に助けを願っている。それほど苦しい。

逃げることはできないとわかって、また家の中に戻っていくまで、彼女は悩み続けるのです。







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ポーラースター・システム・29

2017-04-23 04:13:28 | ポーラースター・システム

どうか神よ
使命あり力ある人々をお導きになり
その方々のお力が存分に発揮されることによって
国がよくなっていき
そして人類が救われますように


真実


  ☆



これを知っている人もいるであろう。これはかのじょが国王を代行していたころに、毎日神の前に出ては祈っていた言葉の一部である。

実に美しい祈りだ。かのじょは人間を信じていた。力高い心高い人間がいることを信じていた。その力と心を信頼していた。それに神が光を注ぐことができれば、国を良い方に導いてくれるものだと信じていた。

これを影から盗み聞きし、馬鹿にしていたものは屑である。なぜならこの祈りによって、実際国は救われていたからだ。かのじょの心が真実であったので、それによって霊界が動き、国を助ける活動が実際に行われていたのである。

国王というものは、こういうことができるものなのだ。その個性と徳によって、国は彩られ、大きく狂わずに、何とかなっていくものなのである。

民主主義社会は人民に権利を与え、自由な暮らしを与える。豊かさは余暇を与え、そのゆとりが人間を堕落志向に火をつける。

馬鹿が自由と権利を得てやったことは、特に美しい女を影から集団でいじめるということだった。ほかにはほとんど何もやらなかったのだ。実際馬鹿というものが興味を持つのは、何よりもセックスだ。そしてその相手となる、美女なのである。

馬鹿は美女しか見えなくなった。あふれるほどもてあました時間と人間の毒を、美女を馬鹿にすることのみに注いだ。馬鹿な男は美女ばかり追いかけ、馬鹿な女はそういう男を独り占めする女に嫉妬して嫌なことばかりした。

そしてあろうことか、国を支えていた国王を狙い、大勢で馬鹿にしまくったのである。

民主主義は、このような人民の下層にいる馬鹿に、力を与えてしまう。阿呆ばかりやるやつが大勢で固まり、あまりにも愚かな活動を起こし、国を誤ってしまう。

いずれこのことは、大きな反動になって馬鹿に帰っていく。民主主義のもたらした自由と権利を振りかざし、国を危機に追いやったものは、もう二度と民主社会か、あるいはそれよりも発展した人間社会に生まれることはできない。

国が人民を虐げている国に赴き、痛い思いを死ぬほど味わわねばならない。

自分の最低の欲望をかなえるために、馬鹿をあふれるほどやり、国を馬鹿にしたからである。







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消された少女

2017-04-22 04:12:57 | 幻の少女たち


ピエール・オーギュスト・ルノワール

  *

見てごらんなさい。何か嫌な感じがするでしょう。

この娘は、この絵を描かれた後、男に目をつけられてさらわれてしまったのです。

そして、とても嫌な仕事をやらされて、すぐに死んでしまったのです。

馬鹿な男というものは、こういう自分好みの女の子を見つけると、自分の相手をさせるために、無理にさらってとても汚いところに連れて行き、そこで嫌な仕事をさせるのです。

そういうことを昔からやってきたのです。






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おっぱい

2017-04-21 04:17:48 | 幻の少女たち


ジュール・ブレトン

  *


いい絵ですね。立派な乳をしている。

これは本当は、神の贈り物なのですよ。

本当は、人間はまだ、自分ではこんなものを作れないのです。







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