朝から真っ青の空と西からの冷たい風、上州は半月位逆戻りいや一昨日から見れば二月ぐらいか、しかし着実に春が来ている。
今日は華々しいところで無く堤防の上へ土筆「つくし」を見付けに出かける、しかしこの広瀬川の堤防目を皿のようにして見つけるが無い、土筆誰の子スギナの子と言うが確かスギナも目に付かないようだ、土筆を春の代名詞のように何故か思っていたが何故だろう、堤防の上も河原ももう春が来て爛漫までは行かないが着実に来ている、名を知らない雑草でよく見る地べたへヘバリ着く様に赤く咲く花や黄色い菜の花と賑やかだ。
日立モービルだったかの寮の前まで来ると向かい側が子供の学習の森である、堤防に長くコンクリートが打ってある、想い出すのはこの森とわが町内を歩道橋でつなぎ子供の勉強にお役立てようとした時代が有ったのだった、三代前の市長の時だったが病で引退して夢で終わった名残のコンクリートである。
堤防から降りて団地内を歩き林公園で一休み、子供の遊びを眺めていたが汗ばんだ肌も乾いたよう帰路につく、帰ってアチイチーと一休みして二階へ籠る。