熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

薪ストーブ設置に向けて~床下の補強

2019-10-31 20:37:38 | 八ケ岳西麓「チェルトの森」での暮らし
業者による煙突の屋根出し工事が雨のため11月中旬まで急遽延期。
業者曰く、今年は台風の影響や雨の日が多いことから工事が遅れ気味で、本格的な冬を控え工事が立て込んでいるとのこと。
屋根出し工事が終わった後、日を改めて室内の煙突工事、そして更に日を改めてストーブ本体の設置工事、この分だと上手くいっても薪ストーブの稼働は年内ぎりぎりになりそうです。

業者のペースに合わせるように炉台と炉壁のDIY作業も延び延び状態ですが、一番気が進まなかった床下の補強作業が漸く完了しました。
と言っても一年ほど前に行った補強作業が、今回設置場所を変更したためやり直しになります。

流石に前回経験していることから3時間ほどで終わりましたが、狭くて埃っぽい床下での作業は嫌なものです。

まずは、防湿シートを剥がして地面を平らに。


補強用大引きの両端に鋼製束を事前に取り付け。
こうすることで手で支える苦労が解消されます。


まずは両端の束を束石の上に置き、長さ調節してテンションを掛けますが、大事な点は、束本来の強度を確保するために、水準器を使って束を垂直に、且つ束石を水平にしておくこと。


今回補強に使った材料は、炉台サイズ120cmx165cmに対して90ミリ角材3本、鋼製束15本。
ストーブ本体、炉台、炉壁を合わせた総重量は600キロ前後を想定しているので、束一本当たりへの加重は最大で40キロ。十分過ぎるほどです。


因みに今回使用した鋼製束は46~62cmの範囲で長さが調整できますが、一杯に伸ばすと強度が低下しそうなので束石をブロックでかさ上げし、鋼製束はなるべく短く使用。


地面が柔らかいのでストーブ本体を設置する前にもう一度床下に潜り、テンションを掛け直す予定です。



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薪ストーブ設置に向けて~炉台の仕様をどうする

2019-10-19 16:45:36 | 八ケ岳西麓「チェルトの森」での暮らし
本格的な寒さを目前に控え、これから薪ストーブ設置に向けての作業です。ちょっと遅い感はありますが。
設置予定のストーブはバーモントキャスティング社のディファイアント。
流石にストーブの設置と煙突の取り付け工事は専門業者に依頼しますが、炉台と炉壁はDIYで製作します。


まずは炉台の検討。
サイズは、幅1650x奥行き1200。

直ぐに思い浮かぶのはレンガを敷き詰める方法ですが、必要な個数は約100個、一個当たり2.5キロとすると合計250キロ。これに接着モルタルを加えると300キロ近く。

ディファイアントは底面と裏面にヒートシールドが取り付けられており、レンガによる蓄熱効果もさほど期待できないとなると、わざわざ大量の重いレンガをコツコツと敷き詰めるのは気が進みません。

不燃材でストーブの重量に耐えられる適当な材料はないものか、ネットで調べたりホームセンターに足を運んだりして諸々検討した結果、たどり着いた材料はケイカル板(ケイ酸カルシュウム板)。
一見、石膏ボードに似ていますが、石膏ボードより湿気に強く、反りや収縮が少なく、強度があります。

具体的な構成としては、
・ケイカル板 t=12ミリx3枚
・モルタル 20ミリ
・タイル 10ミリ

重量は、
・ケイカル板 t=12ミリ 11.3キロ/㎡x1.98㎡x3枚 = 67.1キロ
・モルタル 2100キロ/m3 x 0.0396m3=83.2キロ
・タイル 35キロ
合計 約185キロ。
レンガを敷き詰めるよりはるかに軽いですが、それでも結構な重さです。

熱抵抗値を計算すると、
・ケイカル板 0.0056㎡K/W x (12ミリx3枚)=0.2016 ㎡K/W
・モルタル 0.0007 x 20 =0.014 ㎡K/W
・タイル 0.0007 x 10 = 0.007 ㎡K/W
合計0.2226 ㎡K/W

メーカーが要求する熱抵抗値は、ディファイアントより一回り小さいアンコールで0.187㎡K/Wとのこと。
アンコールとディファイアントでは、出力はそれほど違わないので仮に1割増しとしても0.2057㎡K/Wとなり、熱抵抗値はクリア。

一つ気になるのは、ケイカル板がストーブ本体の重さで部分的に圧縮されることでたわんで、タイルが割れないかという点。
元々重量物の下に敷いて使う材料ではないためか、圧縮強度なる数値が不明。もう少し検討してみて不安が残る場合は、圧力分散板を敷く、モルタルの中に鉄筋を入れる、モルタルをやめてコンクリートにするなど対策を講じる予定です。


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デッキの廃材を使って薪棚作り(完)

2019-10-11 21:24:34 | 八ケ岳西麓「チェルトの森」での暮らし
取りあえず台風の前には一通り作業を終わらせようと、昨日、今日と集中して作業を行った結果、ほぼ完成しました。

まずは、先日の作業に引き続き、屋根に上がってポリカ製波板を貼り付けます。
7尺サイズを合計5枚使用。屋根に上がってポリカ専用の釘を約200本打ち込んで固定。因みに、一番きつい作業でした。


次に薪の片方を支える棚板を取り付け。


スペースの一部は物置として使うため、棚板は多めに。
後日周囲をポリカで覆います。


薪が横から落ちないよう板を張り付け。


そして漸く完成、と言っても未だ一部未塗装の状態ですが。


台風がやって来る前に何とか目途を付ける事が出来ました。


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デッキの廃材を使って薪棚作り(続)

2019-10-09 22:12:38 | 八ケ岳西麓「チェルトの森」での暮らし
デッキの廃材を使い果たしたため中断していた薪棚作り、足りない材木をホームセンターで調達して来て作業を再開。

材木を繋ぎ合わせて2段目まで柱を立てます。高さは約2m。最初から2mの材木を使えばつなぎ合わせ手間はいりませんが、あくまでも廃材の利用を優先。


垂木はログの壁まで延長して固定。


ポリカーボネートの屋根材を取り付けるための角材(30x40ミリ)を這わせます。雪の重さを考え間隔は20cmと少し狭めに配置。




ここまで作業開始から3日。
この後、屋根材を張り付けて塗装してほぼ完成ですが、台風の影響で金曜日からの作業は出来そうにないため明日1日しかありません。


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デッキの廃材を使って薪棚作り

2019-10-05 21:45:48 | 八ケ岳西麓「チェルトの森」での暮らし
山荘のデッキ改修工事で出た廃材、薪として燃やすつもりでいたものの、未だ材木として十分使えそうな物が結構あります。
サイズは45x105、長さは1m以上。


そこで思いついたのが薪棚。
元々新たに材木を買ってきて作る予定でしたが、薪棚なら少々汚れた材木でも気にならず、サイズも申し分なし。出費も押さえられます。

丸ノコで必要な長さにカット。


基礎にはブロックを使用。
砂利を使ってレベル調整兼沈み込み対策。


廃材の長さが足りない所は2本を連結。


今日のところは1段目の途中まで。
幅2.4m、前後2列に並べられるよう奥行きは80cm。


この後、棚を2段にして収容力を増やします。
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