熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

デッキをDIY改修(続)

2019-09-27 21:16:56 | 八ケ岳西麓「チェルトの森」での暮らし
角材の手配で中断していたデッキの改修工事を再開。

結局、フェンスの支柱は一旦自宅に戻ってホームセンターで90ミリの防腐ヒノキを調達。
耐久性を考えるとハードウッドがベストですが、なかなか適当な木材が見つからずハードウッドは断念。

フェンス支柱の固定には専用金具を使用。


金具と支柱の底面にカットした樹脂ネットを挿入。しみ込んだ雨水が乾きやすいようにと一工夫してみましたが、果たして効果の程は・・




根太材はハードウッドの一種、イぺ(45x105)


床材はサイプレス 25x105。
ハードウッドは褐色系が多く、明るい色となると限定されます。この樹種の特徴とかで、髪の毛のような小さな亀裂が入ります。耐久性には影響はないとのことですが。


フェンスの支柱を立てた後は根太の固定と塗装、床材の貼り付け作業を終え、一応デッキは使える状態になりました。


床張りはひび割れを防ぐため一旦下穴を開けての作業、打ったビスは約400本、屈んだり立ち上がったりの繰り返しで思ったより体に堪えました。
残りの作業は、支柱周辺の床材張りとフェンスの笠木と補強材の設置、そして最後に塗装。まだ数日掛かりそうです。

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デッキをDIY改修(続)~大引きの雨対策

2019-09-18 08:56:03 | 日常の出来事・雑感
雨ざらしのデッキは、人工木でも使わない限りどんな木材を使おうと、まめにメンテナンスを施そうと、何時かは駄目になるものとは言え、1年でも2年でも長く持たせたいし、メンテナンスの手間も軽減したいものです。

特に、メインテナンスが難しく、改修作業が大変なのが大引き、いわゆるデッキの土台にあたる部分。
18年前に作られたデッキの大引きは雨ざらしだったせいで、激しく腐っていました。

そこで今回の改修作業では、大引きが雨に濡れないように対策を施します。
防腐ヒノキを使っているので雨による痛みが気になります。

使用するブルーシートならぬブラウンシート


大引きの上と左右の3面を覆うようにカットして大引きを覆います。
繋ぎ部分は10cmほど重ねて、防水テープで固定。


アンカーボルトの座金部分は、木材の収縮ですき間ができ、そこから雨水が侵入するため、アルミテープで覆います。
アルミテープは耐候性があり、粘着性も強いので防水用として適しています。使用場所にもよりますが。


基礎パッキンの設置に加え、これで大引きが雨で濡れることは無くなります。


前は幕板で、後ろは床板に覆われて目えなくなります。


ちょっとした手間で、しかも安価にできる雨対策です。

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木材を通販で購入する際のリスク

2019-09-16 11:29:56 | 八ケ岳西麓「チェルトの森」での暮らし
耐久性のあるデッキ材としてはハードウッドが一番ですが、固くて加工が大変、価格が高いなどの理由で需要が少ないせいか、大型ホームセンターでも取り扱っている店舗は限られ、あっても品数・サイズが限定されていて調達は難しい状況です。

そこで登場するのがネット通販。
ネット通販で買えない物は無いと言っても過言ではない世の中、デッキ材専門の通販業者のサイトでは様々な種類・サイズのハードウッドが販売されていて、DIY派としては大助かり。

今回のデッキ改修では、大引き以外、根太、床材、フェンスの支柱など全てのハードウッドをネットで購入しましたが、幾つかの問題を経験し、木材をネットで購入するリスクを思い知らされました。

なかでも極め付けは、サイズの違い。

フェンスの支柱用に長さ1000ミリの90ミリ角材(イぺ)をある業者から購入、いざ取り付けようとしたところ、何となく長い印象。
計るとその長さ1150ミリと150ミリも長いではありませんか。


てっきり業者の配送ミスと思いメールで交換依頼したところ、帰って来た返事は、「長い物については許容とします」と交換を拒否する内容。3~4mの長尺物で150ミリ長いのは納得行きますが、1000ミリに対して150ミリは許容範囲とは言えないでしょう、一般常識としては。
サイトには900ミリ、1000ミリ、1200ミリと品揃えされています。許容の範囲とは採算が許容範囲と言うことなんですかね。

カットすればいいと考えがちですが、問題は90ミリの角材となると丸ノコで複数回に分けてカットせざるを得ず、そのため表面を真平にすることが難しく、フェンスの支柱として組み上げた際、がたついて安定性・強度面で支障が出て来ます。
精度を求められない場所なら、カットの手間を覚悟すれば問題ありませんが、フェンスの支柱となると話は別。

業者と交渉の末、返品・返金となりましたが、この業者は2度と使いません。

もう一つ、別の業者から購入したフェンスの手すり用材料、イタウバ。
長年倉庫で眠っていたのか、バンド跡がついていたり、白い塗料が付着していたり、色が褪せていたりと保管状態が良くなかったようで、研磨作業が大変そう。


その他材料でも、かなり反っている物が紛れていたりします。

ネット購入は商品の状態をを確認できない一方で、長さや、特にハードウッドは重いだけに(今回の90ミリ角柱9本で約100キロ)一旦受け取ったら返品することは容易ではなく(故に、悪どい業者にとっては、送り付けたら勝ちでもあるわけで)、木材をネット通販で購入するに際しては、あらかじめリスクとして覚悟しておく必要があります。

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デッキをDIY改修(続)

2019-09-14 19:40:15 | 八ケ岳西麓「チェルトの森」での暮らし
先日の作業に引き続き、今回は大引きの交換作業。

120ミリ角の大引きはチェーンソーで切断。


表から見る限り、それほど腐っていないと思われた大引きも、内部までかなり進行。
表面に出来たひび割れから雨水が侵入、長年の間に蝕まれています。大引きの半分近くがこのような状態。


新しく使う材料は105ミリ角の防腐ヒノキ。
手に入るハードウッドは90ミリ角まで。元々の大引きが120ミリ角、段差がありすぎるので止む無くヒノキを使用。

アンカーボルトを通す角材の穴明け作業は、上下で穴の位置がずれてしまいがちですが、そこで役立つのがドリル歯をガイドしてくれる道具。


上下で大きな誤差は無く、まずまずの精度。


基礎に直接大引きを載せると、間に雨水が侵入し腐れの原因になるためパッキンを挿入します。
建物用の基礎パッキンでは厚すぎるので、テラスなどに敷き詰めるデッキ材の裏の部分で代用。
30cm角のデッキ材、1枚500円ほど。




大引きと基礎の間には10ミリほどのスペースを確保。


一応防腐処理されていますが、更に防腐塗料クレオトップを塗布。
クレオソートのような強い刺激臭は無く、デッキの床下周りなら気になりません。


塗装の後は大引き同士を金具で固定して、今日の作業はここまで。


次は大引きの防水対策に取り掛かります。

今朝の外気温は15度近くまで下がり、短い時間でしたが暖房を使用。秋を感じさせる陽気になりました。


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デッキをDIY改修(続)

2019-09-12 20:59:18 | 八ケ岳西麓「チェルトの森」での暮らし
前回の滞在で部分改修する箇所の床材は全て撤去済み。


今日は根太とフェンスの撤去です。

釘が錆びついて抜けないため、周囲の木材を強引にカットして解体します。
解体作業で大活躍のBOSCHの電動ノコ、手ノコの数十倍のスピードで実に効率的。


フェンスのクロス部分、45x105の木材もいとも簡単にカット。後はハンマーで叩いて力任せで解体。


手すり部分、わざわざ斜めにカットして組まれていましたが、これでは雨水がますます侵入して、腐り易いでしょうね。


フェンスの支柱を埋め込むために大引きに開けたホゾ穴。
このデッキを作った大工さんとしてはいい仕事していますが、お陰で穴の中には雨水が溜まっている始末。腐る訳です。


フェンスの支柱も場所によっては腐り方が酷くて強度ゼロ。


内部にはアリの姿、タマゴも。


1か月ほど前に蟻道を見つけ壊したのに、今回来てみると完全に修復されていました。
基礎周りに定期的にアリ除けを撒いておいた方が良さそうです。


3時間ほどで大引きを残して撤去作業終了。


引き抜いた釘は、600~700本。リサイクルゴミ行きです。


廃材は乾燥した後、薪として有効活用。


次からはいよいよデッキの製作作業に取り掛かります。耐久性のあるデッキを目指して。

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