熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

トゥーン湖経由、ベルンへ 2015年6月29日

2015-06-30 01:16:34 | 海外自転車旅
今日は、インターラーケンからトゥーン湖に沿って走り、シュピーツ、トウーンをいう町を経由、ベルンにやって来ました。インターラーケンから北西に約60キロ、6時間ほど。

交通量の多い区間では、広い自転車専用車線が設置されていて、安心して走ることができました。


最初に、シュピーツを通過。
複数の路線が交差する乗り換え駅の町で、高台から眺めるトゥーン湖畔の古城や教会が綺麗なところです。


シュピーツから更にトゥーン湖に沿って10キロほど進むと、トゥーンに到着。
トゥーン湖から流れ出すアーレ川の河口に位置しており、元々城下町だったところ。

町の見どころは、アーレ川に架かる橋と水門の風景。特に、教会を背景にした眺めは最高です。






橋の内部に設置されている水門を開閉させる駆動装置。
トゥーン湖から流れ出たアーレ川の水位を調節するためのものだそうです。


16世紀に建てられた市庁舎


市庁舎広場から望む、町のシンボル、トゥーン城


旧市街のメインストリートになる、オーベレ・ハウプト通り。
沢山の建物が長屋のように建っていて、2階部分には歩道。通りが手前から奥に向かって傾斜しているため、このような造りになったのでしょう。ここも、通りに沿って花が綺麗に飾られていました。


インターラーケンを発って約6時間、ベルンに到着。


橋からアーレ川を覗くと、水遊びを楽しんでいる人の姿。
泳いでいるというより、かなりの速さで流されて行きます。下流にネットでも設置されているのでしょうか。どうやって岸にたどり着くのか、気になる光景でした。








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トリュンメルバッハ滝を見物のため、ラウターブルンネンへ 2015年6月28日

2015-06-29 01:32:15 | 海外自転車旅
今回の旅では初めて3連泊したグリンデルワルト(Grund)のキャンプ場を後に、今日向かった先は、ハイキングの起点となるもう一つの町、ラウターブルンネン(Lauterbrunnen)。

アイガーの麓のキャンプ場、周囲の景色は今までで最高でした。


グリンデルワルトから乗り換え駅、ツヴァイリュッチーネン(Zweilutschinen)まで自転車で下って15分ほど。


駅に自転車を置き、ザックに食料、水を詰め替えて電車で一駅目、ラウターブルンネン駅に到着。


駅前から延びるメインストリート沿いの風景。さほど大きな町ではありません。


ここにやって来た目的は、トリュンメルバッハ滝(Trümmelbachfälle)を見物すること。
ユングフラウ、メンヒ、アイガーなどアルプスの氷河群から融け出した毎秒・約2万トンの水が、険しい岩の洞窟内を10層の滝となり流れ落ちていく様子がテレビで紹介され、機会があれば訪れたいと思っていた場所です。

ラウターブルンネンは、氷河によって形成されたU字谷の底に位置している関係で、トリュンメルバッハ滝以外、他に幾つかの滝を見ることが出来ます。また、この地域全体では、70近くの滝があるそうです。

町の中心部からも見える、ラウターブルンネンのランドマーク、「シュタウプバッハ滝」(Staubbachfall)
落差297m、ヨーロッパで一番。因みに、「シュタウプ」は、ほこりや塵という意味で、水が落ちていくにつれ、細かい霧のような水しぶきになることが名前の由来だそうです。

 
滝の裏から見物できるように通路が設置されています。


ラウターブルンネンの駅から歩くこと1時間弱でトリュンメルバッハ滝入り口に到着。入場料11フラン也。


途中まで、エレベーターで昇り、まずは6~10番の滝を見物、その後階段を下りながら5~1番の順に見物していきます。


険しい洞窟の中を、音をたてながら凄まじい勢いで流れ落ちていく光景は、迫力満点。
写真では迫力は伝わりませんが、一応参考までに。

一番上の10番滝


幾つもカーブが続くことから、その名も「コークスクリュー滝」


何番滝か不明






最後の1番滝、川となって流れ下ります。


戻る途中、川に架かる橋からの光景。


滝に向かう途中、U字谷の向こうにユングフラウとメンヒを一望


ラウターブルンネンからツヴァイリュッチーネン駅まで電車で戻り、自転車をピックアップ、インターラーケンのブリエンツ湖畔のキャンプ場にチェックイン。便利なロケーションにある反面、すぐ横が観光船の発着所とあって落ち着きません。


スイスの山岳路には、やはり自転車でなくオートバイが似合います、それも、BMWの1200GS。


今日は、移動距離としては対したことありませんでしたが、この2つ日間のハイキングに加え、暑い中を歩いたせいか、やや疲れ気味の一日でした。




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グリンデルワルトでのハイキング2日目 2015年6月27日

2015-06-28 00:21:37 | 海外自転車旅
昨日、3つの名峰、ユングフラウ、メンヒ、アイガーを見てしまったうえ、天気予報は曇り一時雨、モチベーションは上がらないものの、キャンプ場に居てもやる事が無いので、今日はグリンデルワルトの東側を短時間歩くことに。

キャンプ場から望む早朝のアイガー。この時は晴れていたものの、予報通り午後になってから強風と共ににわか雨に。早めに切り上げて正解でした。


ベッターホルンに掛かる虹色の流れ雲


今日の目的地は、グリンデルワルトから片道僅か1時間ほどのボルト(Bort)という場所。ゴンドラで行けば一駅目。
昨日、目にしなかった牧草地の花を写しながら、のんびり往復3時間ほどのハイキング。

グリンデルワルトの駅前は、土曜日だというのにやや閑散気味。


空から眺めるアルプスの山並み、格別でしょうね。


個人のお宅、ハイカーの目を和ませてくれます。


昨日のルートでは、殆ど見ることのなかったシュレックホルン(4078m)の頂


そして、アイガーの裏側と言いましょうか、南側には氷河を確認。


アルプスの山々の麓に広がる、のどかな牧草地の風景、これぞ、ハイジの世界(?)


ボルト駅(1564m)に到着、ここでランチ休憩し同じルートでグリンデルワルトへ。


途中、日本人の熟年夫婦とすれ違い、暫し立ち話。
グリンデルワルト近郊に長期滞在用別荘を2か月ほど借り、ハイキングなど楽しんでおられるとの事。この冬もスキーで2か月滞在したとか、老後を楽しんでおられます。

そう言えば、アムステルダムに到着して以来、日本語で話したのは今日が初めて。
中国人は、どこに行っても見かけますが、日本人はモン・サン・ミッシェルとロワールの古城付近で見かけたくらいで、他では殆ど見かけませんでした。

最後に、今日新たに見かけた牧草地の草花。

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アイガー、メンヒ、ユングフラウの3山を一望 2015年6月26日

2015-06-27 03:01:05 | 海外自転車旅
グリンデルワルト周辺には、ラウターブルンネンなど近くの町を起点とするルートも含め70以上のハイキングコースがあり、1時間程度の短い距離から6時間に及ぶ長い距離まで様々ですが、ここまで来たからにはまずは3つの名峰、ユングフラウ(4158m)、メンヒ(4107m)、アイガー(3970m)の3山を一望しようと、グリンデルワルト(Grund 943m)からクライネ・シャイデック(2061m)までのコースに決定。

パンフレットによると上りの歩行時間は約4時間、電車でクライネ・シャイデックまで行って下りを歩く方法もありますが、それではハイキングした気分になれないので、結局往復歩くことに。
上りと下りで景色は違う上に、太陽の位置も変わるので、体力が許せば往復歩く価値はあります。

行先を示すプレートが要所要所に設置されていて、道に迷う心配は不要。


写真を撮りながらのんびり歩くこと約4時間、クライネ・シャイデック駅に到着。


3つの名峰を一望、クライネ・シャイデックまでやって来た甲斐がありました。

アイガー(3970m)(左)とメンヒ(4107m)(右)


ユングフラウ(4158m)、ユングフラウ山域の中では最高峰


パノラマにすると、左からアイガー、メンヒ、ユングフラウ


下りの途中、シュレックホルン(4078m)を望むことができました。山頂が奥に位置するため、目にできる場所が限られる山です。


グリンデルワルトの町を見下ろすようにそびえるヴェッターホルン(3701m)、何処からでも眺められて、一番目立つ山でしょうか。 
町の東側に位置するため、夏時間だと言うのに日が当たり始めるのは8時近くになってから。


刈り取られていない牧草地で目にした草花
      
  
マウンテンバイクで急坂に挑む若い女性。見るからに大変そうでしたが、追い抜きざま向こうから挨拶を交わす余裕
  
窓辺を花で飾ったお宅


暫くぶりの長時間歩行でやや筋肉痛です。





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アイガ―の麓、グリンデルワルトに到着 2015年6月25日

2015-06-26 07:27:44 | 海外自転車旅
ジュネーブから電車を乗り継ぎ、グリンデルワルトにやって来ました。
今回スイスを訪れる一番の目的は、アルプスでのハイキング。 グリンデルワルトはアイガーの麓に位置する町で、幾つものハイキングルートに加え、サイクリングコースも設けられています。但し、ほとんどがマウンテンバイク向け。

ジュネーブを発って約2時間半、インターラーケンOST駅に到着。


途中、車窓からの眺め、綺麗な景色が広がります。


町の一角にある、大津市との姉妹都市提携の記念に作庭された日本庭園、「友好の庭」


市内を流れる川、アルプスの雪解け水が勢いよく流れています。


インターラーケンで登山鉄道に乗り継ぎ約30分、グリンデルワルトに到着。
グリンデルワルトの手前から視界が開け、アイガーが姿を現しますが、この日は雲に覆われ、頂上を拝むことはできませんでした。


近くのキャンプ場にチェックイン。キャンプ場の周囲には、アイガーを含め4000mクラスの山々が連なっています。
因みに、アイガーは3970mで4000mには僅か及びません。


今回、初めてスイス鉄道を利用しましたが、自転車の持ち込みにはバイク・チケット(18ユーロ)が必要。
フランスの無料とは大違い。 

自転車は、ドアに表示された車両に搭載。




明日から、アルプスの絶景を堪能すべく、幾つかのハイキングルートを歩く予定です。





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