熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

田舎生活にイーモバイルのデータ通信サービスを契約

2012-06-29 22:05:59 | クラインガルテン生活
6月から利用を始めたクラインガルテンには光回線は勿論のこと、電話回線、CATVなど引き込まれておらずインターネットが使えない。クラインガルテン自体、長い滞在期間を想定していないので、どこも同じようなものだろう。
ただ、数日の滞在なら未だしも一週間以上の長期滞在となると、日頃から調べ事やシッピング、銀行決済までと色んな場面でネットを利用しているので、全く使えないとなるといささか不便である。

スマートホンでネットを使う方法もあるが、あの小さな画面では使い勝手も良くない。やはりPCを使いたい。
そこで、クラインガルテンのあるエリアを比較的広くカバーしていそうなイーモバイルのデータ通信サービスを利用することにした。
ただ気掛かりなのは、エリアマップ上では一応圏内にあるものの、かなり外れに位置しているため、本当に支障なく使えるかどうか分からない。
ショップ店員も、実際に使ってみないと何とも言えないと言う。ただ、電波が届かず使えない場合、2週間以内なら契約解除に応じるとのこと。それならと早速契約した。

因みに、Wi-Fiルーターは1円、パケット無制限で月々3880円、但し2年間の契約条件が付く。
2年間の利用料で、ルーター代を回収するプランになっている。故に途中解約の違約金が大きい。


自宅に持ち帰り試したところ、高速サービスエリアにあるため、現在使用中の光回線とスピードは変わらない。
クライガルテンでも使用に耐え得るスピードが出れば良いのだが。早速、明日現地に赴き試してみる予定でいる。
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遠ざかったゴールド免許

2012-06-28 21:03:14 | 日常の出来事・雑感
先日の温泉旅行からの帰り、長野道の料金所入口を通過した直後、交通検問中の警官に停止を命じられた。
日頃から慎重な運転を心掛けており、特に心当たりも無く何だろうと思いながら窓を開けると警官が来て、「後部座席の同乗者がシートベルトをしていない」との指摘。

そう言えば、数年前から高速道では後部座席のシートベルトが義務化されたことを思い出した。
後部座席に人を乗せて、それも高速道を走ることなど滅多に無いため、ついつい忘れていた。

罰金は無く、違反点数は1点で3ヶ月間違反が無いと消えるとのこと。
この程度なら、高速道でのシートベルトの義務化を家族全員に再認識させて貰ったと思えば、ある意味あり難い。

実は、5年ほど前に10年間維持していたゴールド免許が、助手席に乗せていた家族がたまたまシートベルトをしていなかったために、今回と同じように検問にあい、3年前の更新時ブルー免許に戻ってしまった。

2年後の更新でゴールド免許への復活をひそかに目論んでいたが、その可能性が絶たれてしまった。次にゴールド免許を手に出来るのは早くて7年先。

実質的な影響は、僅かではあるが任意保険料が高くなることと、更新時の講習時間が長くなり更新料も高くなる。それに、ゴールド免許の優越感に浸れなくなること。まあ、この程度なので、あまり気にするほどの話でも無い。

ところで、今回5、6名の警官が料金所入口に待機していたが、大勢の警官を動員してシートベルト装着を取り締まるのもいいが、料金所通過の際、看板でその旨注意喚起するとか、音声アナウンスを常に流しておくなどした方が、安上がりで効果があるように思えるのだが。
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一長一短、迷うハイブリッド車選び

2012-06-27 10:36:28 | 日常の出来事・雑感
6月から始まった長野県松本市郊外にある緑ヶ丘クラインガルテンでのプチ田舎生活。自宅のある千葉県からは遠いので、一度出掛けると最低一週間は滞在することになる。
一人で行くことが多いので、そうなると家に残った家族用に車がもう一台必要になる。車を2台持つことは不経済極まりないが、今の車社会にあってはこれも致し方無い。

そうならばいっそのこと、クラインガルテンまでの長距離移動用に低燃費のハイブリッド車が良いかと思い、この1ヵ月ほど試乗もしたりと検討しているのだが、なかなか結論を出せない。

理由は、ハイブリッド車のラインナップが少ないこと、加え価格が普通車より割高であること。

検討対象は4車種。いずれも中型サイズでカタログ上の燃費は20km/L以上。

一つ目はハイブリッド車の代表格で国民車的存在のプリウス。カタログ上の燃費30.4km/L
このクラスでは燃費はダントツ一位、デザインも悪くない、荷物の積載量も申し分なくコストパフォーマンスの高い車だと思う。
ただ、余りにも売れ過ぎたが故に、面白みが無い。
ある交差点で止まった時の話、前に停止している車がプリウス、左からプリウスが来たかと思うと、前方からもプリウス。交差点で同時に3台のプリウスを見かけることは、最早偶然とは言えないほど見かけるようになった。車に僅かながら違いを求める自分としては気になる。

次に、カムリ。カタログ上の燃費23.4km/L
昨年ハイブリッド専用車として販売されたが、車体は昔からあるデザインで、あくまでも個人的印象としては新鮮味に欠ける。
それに、革仕様の一番上のグレード以外は、オートクルーズが付けられない。今時の車でオートクルーズのオプション設定が無いとは驚く。


次に、SAI。カタログ上の燃費21.0km/L
空力抵抗の低減を考えたデザインがハイブリッド車らしいし、内装のグレードも高いが、車体が少々短かく、リアデザインが自分好みでは無い。ただ、室内は広いし、インテリアのグレードも高め、値段もそれなりだが。


最後にレクサスHS250h。カタログ上の燃費19.8km/L(条件の20kmを僅か下回る)
新車価格で450万円前後と高級車。中古車ならと思い物色しているが、それでもカムリ、SAIの新車とあまり変わらない価格レンジ。そこまで出すならやはり新しいほうが良くなって来る。
ただ、内装や装備の充実度、グレードは候補車種の中では一番。


これから先ハイブリッド車が主流になって来て、選択肢も増えて来るのだろうが、それまでも待てないのがつらい所である。
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世界遺産登録を目指す「富岡製糸場」を見学

2012-06-25 12:43:01 | 国内旅行
先週末は息子夫婦と万座温泉に一泊旅行だった。初日は途中にある群馬県富岡市の「富岡製糸場」を見学した。

この工場は、明治政府が新産業を育成し国家の近代化を目指す殖産興業政策の一環として、明治5年(西暦1873年)と言うから140年ほど前に建設された生糸の製造工場で、当時としては世界最大規模。建設から100年以上にわたり休むことなく操業が続けられたという事実にも感心させられる。

1987年に操業を停止した後も工場の保存管理がしっかりと行われてきたことから、木骨レンガ造りの建物や製造機械が良好な状態で保存されており、現存する昔の製造設備としては世界的にも価値があるとして世界遺産への登録を目指している。
世界遺産に登録されると大勢の人が押し寄せ、ゆっくり見ることが出来なくなるので、早い時期に一度訪れたいと思っていた場所でもあった。

商店街を抜けると富岡製糸場の正門がある。
地元ボランティアによるガイドツアーの集合場所は入って直ぐのチケット売り場横。約1時間のガイドツアー(無料)は非常に分かり易い解説でこの工場の歴史を良く理解できた。


正門を入ると目の前にある「木骨レンガ造り」の建造物。
主に製品や繭の保管場所として使用された建物で長さ104m。敷地内には同じ大きさの建物がもう1棟あって、こちらも倉庫として使われていた。
倉庫にしては窓が多いが、これは繭を乾燥させるために設けられた。
 

中庭に通じる通路の上部には、建設年「明治5年」を示すプレートが残っている。


木の柱で建物の重量を支えているため、壁にはあまり力がかからないことから、レンガが割れることなく良好な状態が保たれている。


レンガ色にムラがあるのは、レンガの焼き温度が一定でないことによるもので、製造技術の未熟さを表しているとか。逆にレンガの風情が感じられる。


柱は30.3cmの角材で樹齢250年近い一本の木から切り出した物で、妙義山などから伐採した後、川を使って近くまで運んだとの事。
全て柱の芯には、年輪の中心部が来ていて、一本の木から切り出したことが見て取れる。


天井部分は、重量を支えるには好都合な三角形を組み合わせたトラス構造になっている。


倉庫の隣にある「繰糸工場」と呼ばれる長さ140.4mの同じく木骨レンガ造りの建物には、繭から生糸を取り出す機械設備 「自動繰糸機」が保存されている。この機械は明治40年代以降に設置されたもので、それ以前は作業の一部を女工が手で行っていた。
この工場で性能が証明された機械設備は、当時日本の機械輸出の花形でもあったと言うから、生糸共々外貨稼ぎに一役買い、明治政府の思惑通りに計画が進んだことの証でもある。


工場建設の指導者としてフランスから招かれた技師、ポール・ブリュナ氏とその家族が暮らした住居。
建坪300坪以上の建物を準備して同氏を迎え入れた事実を考えると、明治政府の力の入れようが伺える。
この建物は中に入れず、外観見学のみ。


日本の工女に糸取り技術を教えるために雇われていたフランス人女性教師のための住居。


生糸や製造設備の検査を担当したフランスの検査人のための住居。
内部にはマントルピースなど、ほぼ当時のままの状態で残っているらしいが、こちらも内部は見学できない。


見学を終えての感想は、100年以上前に国家の発展と近代化を目指す殖産興業という政策を掲げ、それを着実に実行に移そうとする当時の政府関係者の熱い想いを感じさせる施設だった。
一方で常日頃から政局に明け暮れ、国の将来図を描けない今時の日本政府、何とかならないものだろうかといつもの愚痴が出てしまう。
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断熱リフォーム、業者からプランの提示があった

2012-06-21 21:03:45 | DIY
今年の冬に向けて断熱対策を中心にリフォームを計画中だが、業者から前回の打ち合わせに基づきプランの提示があった。
断熱関係では、一階の床・壁を剥がして既存のグラスウール製をウレタン製断熱材に入れ替え、玄関ドアを断熱性能の高いものに交換。断熱材の入れ替えに伴い、床下から壁の中に侵入する冷気をシャットアウトする気流止め。
昨年エコポイントを使って内窓を設置しているので、断熱対策としては今のところこれ以外に手の加えようが無い。

ところで、この断熱リフォームだが、エコポイントとは別に助成金の制度がある。
予算枠が小さく、あまり知られていないマイナーな制度だが、一定の要件を満たし審査をクリアすれば断熱リフォームに要した費用の半額が補助されると言うもの。(上限あり)

あくまでも省エネリフォームの検証実験に協力するモニター的な位置付けで、決められた材料を使ったり、工事前後で効果の程を測定するなど面倒な点はあるうえ、着工時期が制限されるなど様々な制約があって使い勝手は決して良くないが、仮に断熱工事費用を200万円とすれば100万円の補助が下りる。その分他のリフォームに回せる。
こんなところまで税金が使われているのかと思うと複雑な心境だが、使えるものなら使わない手はない。

ところで、いつまで今の家に住み続けるか分からないこともあり、断熱リフォーム以外あまり金を掛けるつもりは無いが、リフォームプランの説明を聞いていると、ついつい自分の予算を忘れ、ここもあそこもと範囲が広がって行く。
それに、冬の寒さもさることながら、この時期になると2階の暑さが気になりだした。
古い家特有の換気性能の悪さにより2階に熱気がこもってしまうことと、やはりこれも2階部分の断熱性能が不十分なのが原因なようだ。

2階まで手を付けたとしても、新築に比べればリフォームの方が安価ではあるが、果たして効果はどうなのか保証は無い。所詮既存の建物をいじるには限界がある。最終的には、財布の中身と相談してどこかで妥協しなくてはならない。

それにしても、旧在来工法の欠点(欠陥?)を知るにつけ、昔の家がいかに省エネ面で考えられていなかったのか、つくづく思い知らされると同時に、今の建築技術や建材の進歩には感心させられる。
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