熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

R1250RT フロントブレーキキャリパーを清掃

2023-11-30 17:25:15 | BMW R1250RT
来月のユーザー車検に備え愛車R1250RTを点検整備中、今日はフロントキャリパーを取り外して水洗いとグリスアップ。

取り外したキャリパーは、ブレーキホースに負荷が掛からないように不要な電源コードで縛ってフォークに吊り下げて作業。
ホイールは傷防止のため養生テープを貼ります。


キャリパーを取り外す際、ブレーキパッドをディスクに押し付けて隙間を作るとホイールと干渉せずに取り外せます。

パッド固定ボルトの先端に取り付けられている脱落防止金具を外してパッドを
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R1250RT ファイナルドライブオイル交換

2023-11-15 08:30:02 | BMW R1250RT
Rider’s Manualによると、ファイナルドライブオイルの交換時期は、2万キロ、若しくは2年毎どちらか早い方になっていますが、以前乗っていたFJR1300は4,5年に一度の交換頻度でも綺麗な状態を保っていたことから交換を怠っていましたが、RTに関してはファイナルドライブオイルの交換はマメに行う必要がありそうです。

14000キロ走行後のオイルは酷い汚れ。
5年間交換していなかったとは言え、この汚れ具合は明らかに走行によるもの。


ドレインボルトのマグネットには鉄粉のカスがびっしり。


指定オイル70W-80に該当する製品が見当たらないので、FJR1300用に販売されているYAMALUBE 80W-90(GL5)を使用。必要量180ml
70W-80より低温・高温側とも粘度が高く、油膜が厚くなるため部品の保護性は向上する一方で、流動性は下がるとのことで走行時の抵抗は増えるイメージですが、気にするほどではないでしょう。


今回の汚れがギアの嚙み合わせが落ち着くまで納車初期段階に発生したものか、恒常的なものか定かではありませんが、次回は1年後に交換して汚れ具合の確認です。

因みに、ドレインボルトとフィラーボルトとも締め付けトルクは20Nm。
ドレインボルトにはゴム製Oリングが使われているので、事前に準備する必要があります。

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北東北紅葉ツーリング

2023-11-06 08:31:21 | ツーリング・バイク全般
先月28日より4泊で北東北へ紅葉ツーリングに出掛けて来ました。
主な目的地は鳴子峡と奥入瀬渓流。
今年は気温の高い日が続いたので紅葉は遅れていると思いきや、奥入瀬渓流は落葉が始まっていてやや期待外れのツーリングでした。

1日目は千葉県内の自宅から山形県新庄市まで。翌日鳴子峡経由で宮古市の陸中海岸沿いの宿へ。
鳴子峡は見頃ピーク、日曜でもあり観光客で賑わっていました。
この橋が有ると無しでは随分と眺めが変わりそうです。




東北自動車~釜石自動車道と乗り継いで遠野から340号線で宮古市の宿へ。
340号線沿いの紅葉が綺麗でしたが生憎雨に見舞われ、路面はぬれ落ち葉で滑りやすく写真撮影の余裕は無し。

翌日は復興支援道路として無料開放されている三陸自動車を経由して十和田市へ。
この道路整備に約2兆円が投じられたとか、日本の借金が増えるのも頷けます。

十和田市から十和田湖へ向かう途中で。


十和田湖に到着


奥入瀬渓流沿いの十和田湖おいらせラインの通行規制は終わっていたので、途中の石ケ谷休憩所にバイクを停め、1時間ほど散策するものの、紅葉見頃を過ぎていて落葉が目立つ状態。






奥入瀬渓流からは八甲田十和田ゴールドライン経由、黒石から碇ヶ関まで東北道を走り、その後は341号線で盛岡へ。
ゴールドライン沿いの木々も殆ど落葉。


102号線から黒石ICに入る手前に掛かる城ヶ倉大橋、全長360m。


紅葉の大パノラマが望めるスポットですが、こちらも殆どが落葉。


341号線沿い宝仙湖をバックに。


走行距離合計約1800キロ、久しぶりの長距離ツーリングでした。

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R1250RT リアブレーキがスカスカ状態に

2023-11-05 14:06:17 | BMW R1250RT
2019年製RTには、”パーシャリーインテグラルブレーキ”なる機構が搭載されていて、ブレーキレバーを操作するとフロントとリアブレーキが一緒に作動するため、停止する際フットブレーキ操作が不要。(本当は同時に掛けるのが良いのかどうか分かりませんが)
そのため、何時もブレーキレバーだけで停止していましたが、ある時フットブレーキ操作だけで止まろうとするとスカスカ状態で全く制動出来ない状態であることが判明。

1年半ほど前にディーラーでブレーキフルードを交換、その後約4千キロ走行。ブレーキを多用するような走行は行っておらず、べーパーロック現象は考えられない。
そこでネット検索するとGSで同じような症状がいくつか報告されており、どうやらブレーキラインのどこかでエアが混入し、次第にフットベダルの踏みしろが大きくなり、最後にはスカスカ状態になってしまうのではとの見方が有力で、メーカーも認識しているとか。

自分のバイクが同じ原因かどうかは定かではありませんが、取り敢えず対処療法としてはブレーキフルードのエア抜きを行うしかないようです。
ディーラーに依頼すると約2万円、作業自体は難しくないのでDIYで行うことに。

その前にキャリバーのピストンが固着して引きずり、その結果べーパーロック現象を引き起こすことも考えられるの、RTでは初めてのキャリバー清掃。
取り外すと一つのピストンの動きがかなり悪くなっていました。
中性洗剤で洗浄して、ピストンの周囲にラバーグリスを塗布。




続いてブレーキフルードのエア抜き。
ワンウエイバルブを使うことでブリーダースクリューの開け閉めする手間が省けます。


ワンウエイバルブをブリーダーに接続して、スクリューを緩め、出口側ホースを回収用ペットボトルに。


ブレーキフルード・リザバータンクの蓋・ダイヤフラムを開放して、手でペダルを上下させブリーダーからエアが出てこなくなるまで、新しいブレーキフルードをタンクが空にならないよう継ぎ足しながら作業を繰り返します。


回収した古いブレーキフルードは新品と同じく綺麗な色をしており、べーパーロックが発生した兆候や劣化(変色)は見られないことから、原因としてはGS関連でネット上に投稿されている、ブレーキラインのどこかでエアが混入している可能性が高いと思われます。

エア抜き作業自体、10~20分程度で終わる簡単な作業、フルード代は一回分千円以下なのでフットブレーキの遊びが大きくなって来たりブレーキ自体の利きが悪くなってきたら都度エア抜きをして当面様子見です。

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