熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

フッセンから 出発地 ミュンヘン へ

2017-07-31 16:19:10 | 海外自転車旅
約70日間、移動(自走)距離約2300キロの自転車旅はフッセンで幕となり、今日は帰国便の搭乗地ミュンヘンまで鉄道移動。フッセン始発で乗り換え無し、約2時間の鉄道旅です。

昨日は、キャンプ場周辺をサイクリングがてら、ノイシュヴァンシュタイン城の人気撮影スポット、マリエン橋へ。

橋の手前から長蛇の列。僅か数十メートル進むのに10分以上。
夏休みとはいえ、ヨーロッパの人気観光地はどこも混んでいます。


並んだだけのことはあってマリエン橋からの眺めは格別です。


マリエン橋に向かう途中の眺めも悪くありません。
ホーエンシュヴァンガウ城とアルプ湖


フォルゲン湖方面


別の場所からノイシュヴァンシュタイン城を撮影しましたが、やはりマリエン橋からの眺めが一番です。








帰国間近で漸く天気回復、皮肉なものです。
最後のキャンプ場も悪くありませんでした。


ミュンヘンには2泊して市内観光と自転車の分解・梱包を済ませ、水曜日の便で帰国予定です。


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漸く天気回復、シュヴァンガウ周辺をサイクリング

2017-07-30 01:45:37 | 海外自転車旅
先週の土曜日以来、一週間ぶりに漸く朝から晴れ。やはり天気は晴れに限ります。特に自転車+キャンプとなると。

キャンプ場から望む日の出の光景。




このキャンプ場を選んだ理由のひとつが、この地域で一番大きな湖、フォルゲン湖に面していて眺めが良い事。
因みに料金は19.5ユーロと今回最高額更新。


湖面からは水蒸気が立ち込めて幻想的な風景。


早速湿っぽくなっていたテントや寝袋を乾燥。


一息ついた後は周辺をサイクリング。

のどかな牧草地の風景が広がります。


草原にポツンと建つ礼拝堂。


シュヴァンガウと言えば、余りにも有名なメルヘン王ルートヴィッヒ二世が建てた「ノイシュヴァンシュタイン城」


そしてルートヴィッヒ二世が幼少期を過ごした「ホーエンシュヴァンガウ城」


ノイシュヴァンシュタイン城行きのシャトルバスは大混雑。


どちらの城も入館時間が指定されたチケットを購入する必要がありますが、あまりの混雑で今日のところは入館は見合わせ。
ノイシュヴァンシュタイン城は20年以上前に訪れたことがあるうえ、メルヘンティックな外観に比べ、内部は普通の城と変わらなかった印象があります。

チケット売り場の奥まで行くと、山々に囲まれたアルプ湖。
水は透明度が良く小魚も棲息。


シュヴァンガウ周辺には、沢山のサイクリング路があり、自然にも恵まれていて自転車で走るには最高のロケーション。
明日はもう少し周辺をサイクリングの予定です。






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今日も雨の1日

2017-07-29 00:27:21 | 海外自転車旅
今日も朝から断続的な雨に見舞われ1日キャンプ場。止んだ合間に近くのスーパーに食料の調達に出掛けただけと、帰国を控え無駄に時間を過ごしました。

日曜日以来6日間雨、この時期のヨーロッパとしては異常気象。

予報では明日から晴れとの事、信じて期待する他ありません。

コメント (2)
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小雨の中、取り敢えずフッセン市内観光

2017-07-28 03:35:16 | 海外自転車旅
朝の数時間だけ晴れていた空は次第に雲に覆われ、昼前から雨が降ったり止んだり、夕方にかけて漸く止み、雲の切れ間から青空が見える時間があるものの、何時になったら夏らしい天気が戻ってくるのやら。

取り敢えず宿をチェックアウトしフッセン市内観光。

旧市街はパステルカラーの家並みが続き、ファサードの形が特徴的な家など見ていて飽きない街並みです。








まず、訪れたのは聖モンク修道院。


現在は、市立博物館になっていて、中庭の壁は至る所だまし絵。




どう見ても本物の大理石に見えます。


必見は内部の聖アンナ礼拝堂の壁に掲げられている「死の舞踏Death of Dance」
死の恐怖を前にすると、王族、僧侶、農夫など身分や貧富の差なく、人々が半狂乱になって踊り続けるという14世紀のフランス詩を表現したものだそうです。


どの絵も骸骨が登場し、様々な身分の人間を墓場に導こうとしている場面などが描かれています。


同じく聖アンナ礼拝堂の主祭壇。黒の主祭壇は初めて目にしました。


図書館、華麗な装飾と天井にはフレスコ画が描かれています。
書棚には100年以上前の書籍、古いものでは200年近く前の物も。


市内の高台に建つ「ホーエス城」
14~15世紀に、アウグスブルク司教の夏の居城として建てられた城で、中庭は先ほどの聖モンク修道院を同じようにだまし絵だらけ。




博物館の直ぐ近くに建つ「聖霊シュピタール教会」
教会正面は、彫像などで装飾されるのが一般的ですが、この教会の正面にはフレスコ画が全面に描かれています。


今日からキャンプ生活再開、湖畔のキャンプ場でなかなか快適そうです。



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ドイツ鉄道の車掌さんは皆さん親切

2017-07-27 01:30:58 | 海外自転車旅
今日も朝から雨、今回の旅の最終目的地、フッセンへは当初2日ほど掛けて自転車で移動予定でしたが、天気の回復が遅れていることから、急遽鉄道移動に変更、一気にフッセンに向かうことにしました。

レインウエアを着こみメーアスブルクのホテルを出発、最寄り駅フリードリヒスハーフェンまで雨の中約1時間ロ走行。
ここから電車でリンダウとカウホイフェンという二つの駅で乗り換え、フッセンには午後1時ごろ到着予定でしたが、途中一部区間が豪雨の影響でバスに振替輸送、3時間半で着くところが、結局4時間半も掛かって漸くフッセンに到着しました。

途中、牧草地に大きな水たまりができている場所が車窓から幾つも確認でき、このところの雨が如何に激しいかを目の当たりにしました。

ところで、この振替輸送に関する車内アナウンスは当然ドイツ語。何を言っているのかさっぱり分かりません。
ところが、車掌がわざわざ私の所にやって来て振替輸送になった事を英語で説明してくれました。その前に検札で来た時に、可能性があることは聞いていましたが、決定した事を私一人のために伝えに来てくれるとは有り難い事です。

これが日本ならどうでしょう。
わざわざ一人の外国人の所に来て、英語で説明しれくれるでしょうか。そもそも言葉の壁が立ちはだかります。

更に次に乗り換えた電車では、車両デッキとプラットホームの段差が大きいため降車の際、サイドバッグを取り外し自転車とサイドバッグを別々に降ろそうとしていたところ、近くに居合わせた屈強そうな車掌が自ら進んでサイドバッグを降ろしてくれました。

振替輸送が決まった事をわざわざ一人の外国人のところにやって来て英語で説明をしてくれた車掌、そしてサイドバッグ降ろしを手伝ってくれた屈強そうな車掌、今日はドイツ鉄道の車掌さんに感謝の一日でした。

元々ヨーロッパの中でもドイツは好きな国のひとつですが、更に好きになりました。

という訳で、振替輸送があったものの、あっという間にフッセンに到着。
今晩は4人相部屋のホステル。フェリーの船室みたいにベッドが囲いで仕切られているため、ある程度プライバシーが保てます。現金払いで一泊約24ユーロと経済的。


旅の締めくくりは明日からの天気次第、少なくとも雨が降り止んでくれるといいのですが。


コメント (2)
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