熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

メガバンク、儲け過ぎでは

2012-01-31 21:46:14 | 気になるニュース
三菱東京UFJフィナンシャルグループの2011年4月~12月までの決算が明日公表されるようだが、今日の朝刊には、「2011年度の純利益9000億円達成の見通し」と報じられていた。営業利益ではなく、純利益である。
もし事実だとすれば、大変な好決算である。
因みに三井住友は5000億円の純利益を予想している。

長引く円高や欧州の信用不安などで製造業は軒並み業績の下方修正を強いられている中、メガバンクが好決算とは、ちょっと納得が行かない。

納得が行かないもう一つの理由は、余りにも低い預金金利である。バブル崩壊以降、定期預金の金利は下がり続け、今や0.025~0.03%前後、100万円を一年預けて僅か250円にしかならない。

ピンク色のラインは定期預金の金利推移。バブル崩壊の寸前では6%だった。


政府・日銀によるゼロ金利政策の影響により必然的に預金金利も低くなってしまうことは理解しつつも、9000億円もの利益を計上できるようなら、もう少し預金者に還元してもいいのではと誰しも考えるのではないだろうか。

銀行だけに儲けさせるのはしゃくだから、預金を引き出して他で運用したいところだが、日本の国債も将来を考えると二の足を踏んでしまう。株で利益をあげられる個人投資家は1割ほどと聞くと、株も止めておこうという気になる。
「君子、危うきに近寄らず」 やはりここは、経済が徐々に回復してゼロ金利政策が終わり、預金金利が少しでも上がるのを待つしかないだろうか。




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タイヤチェーンを購入

2012-01-30 09:42:15 | バイク・車関係工作他
先日、八ヶ岳高原にタイヤチェーンを持たないうえに夏タイヤで出かけたため、宿の手前数キロのところで残雪により進めなくなり、宿に迎えに来て貰うはめになった。

今乗っている車、10年以上経っていて、この車に合わせてスノータイヤを買うのも馬鹿らしい。さわさりながら、今の状態ではこの時期、車を使って出かける場所も限定されてしまう。 雪中ハイキングもやってみたいと思っている。というわけで、とりあえずスノータイヤはお預けにしてタイヤチェーンを購入することにした。

カー用品店に行くと、1万円以下の金属製チェーンから4万円もする合成樹脂製ネットまで様々な製品が並んでいる。
予算は2万円前後で候補にあがったのが、ソフト99「救急隊ネット」16800円とカーメイトの「バイアスロン」25800円のふたつ。

<救急隊ネット>
 

<バイアスロン>
 

どちらも似た形状だが、良く見るとスパイクの数が違う。
救急隊ネットは6個x4=24個、バイアスロンは9個x6=54個、とバイアスロンは倍以上のスパイクが使われている。
価格は、バイアスロンの方が高いうえ、装着のしやすさでは救急隊ネットのほうが勝っているようだが、アイスバーンでのグリップ力を考えるとスパイクが多いに越したことはない、という理由でバイアスロンに決めた。収納ケースもバイアスロンのほうはプラスティック製でしゃれている。

試し走行を兼ねて奥日光辺りでもと計画中だが、いろは坂に夏タイヤ+チェーンではちょっと厳しいだろうか?

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手賀沼を散策

2012-01-29 17:22:10 | 国内旅行
今日はサイクリングがてら自転車で手賀沼周辺に出かけてきた。
手賀沼といえば長い間、全国の湖沼で汚濁度ワースト1として知られていたが、各種の浄化に向けた努力の甲斐あって、何とかワースト1の汚名を返上した。とはいうものの、依然として環境省の定める環境基準を満たしておらず、昔に比べればましになった程度に過ぎない。
ただ、魚や水性植物は徐々に戻ってきているとのこと。ここには総延長約9キロの「手賀沼ふれあい緑道」(下の写真、赤線部分)なる長い遊歩道も整備されており、ぜひとも綺麗な沼に戻って欲しいものだ。

本日の散策ルートは、「北千葉導水センター」を皮切りに、時計周りで手賀沼大橋経由の手賀沼半周コース(白線部分)


スタートポイントの「北千葉導水センター」


出発前にビジターセンターに立ち寄った。
北千葉導水センターは、いわゆるポンプ場で、利根川の水を江戸川に送水するための総延長約28キロに及ぶ導水路(写真青線部分)が設けられていて、ここはその中間施設(○印)。
首都圏に安定的に水を供給すると同時に、利根川から取水した水の一部を手賀沼に流し込んで浄化にも役立てているという。


ビジターセンターから手賀沼の眺め。
昔は、泳ぐことができ、漁業も行われていたという。


ビジターセンターを後に、時計回りにサイクリング開始。風は冷たいが、空は晴れ渡っていて気分爽快。


次に訪れた場所は、「手賀沼公園」
遊覧ボート乗り場があるだけでこれといった見所は無いが、越冬のため沢山の水鳥が飛来していた。
 

10分ほど自転車を走らせると「手賀沼親水広場」に到着。
ここには「水の館」なる建物があって、手賀沼の浄化に向けた様々な活動が紹介されている。生息する魚などの生き物が展示されているので、子供連れにはいい。
 

親水広場から少し先まで、桜並木の遊歩道が続く。


水の館の向かいには、我孫子市営の「鳥の博物館」がある。入場料300円也。


途中、自転車を止めると水鳥たちが近づいて来たが、餌を貰えないと悟るや否や一斉に水辺に戻りだした。何となく滑稽な光景だった。


手賀沼大橋を渡ると「道の駅・しょうなん」に到着。
地元の野菜でも買おうと思ったが、値段はスーパーと変わらない。バナナや他県産の果物など売っているところを見ると、道の駅というよりは、普通の青果店といった印象だ。


手賀沼大橋からの眺め。


道の駅の向かい側には日帰り温泉施設「満天の湯」がある。駐車場は一杯で結構賑わっているようだった。


「手賀沼ふれあい緑道」に戻ってスタートポイントまで走る。
途中、亀の彫像が置かれていた。
昔から手賀沼の深い所には黄金色の亀が生息しているとの言い伝えがあり、昭和3年には、この近くで実際捕獲されたとのこと。


途中、施設を見学しながら、のんびりした3時間ほどのサイクリングだった。

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不公平感を拭えない「太陽光促進付加金」

2012-01-28 09:57:36 | 日常の出来事・雑感
原発廃止の議論が深まる中、自然エネルギーへの関心が高まっている。
自然エネルギーといえば、一番身近なのが太陽光発電だろう。お隣さんも一昨年自宅を建て替えた際、太陽光発電システムを設置した。発電能力は4KWというから、天気が良ければ全て自家発で賄えるうえ、余った電力は電力会社に買い取って貰える。

この買い取り制度は、再生可能エネルギーの普及促進を目的に導入されたもので、電力会社に余剰電力の買い取り義務を負わせている。現在の買い取り価格は1kwh当たり42円と高額。因みに、一般家庭の電力料金は25円前後である。

電力会社に買い取らせるまでは良いとして、いささか疑問というか、不公平感を感じるのは、高値での買い取りに要した費用が一般の電力料金に上乗せされている点である。

毎月の電力料金明細表を見ると、「太陽光促進付加金」なる項目があって、東電管内では昨年度は使用電力量1kwh当たり3銭が上乗せされている。今年4月からは、付加金単価は倍の6銭になるという。それだけ、太陽光発電システムを持たない家庭の負担が増える。


太陽光発電システムの設置には200万~300万円費用が掛かるというから、ある程度余裕が無ければ設置は難しい。
それに何よりも設置したくても、マンションや賃貸居住者は物理的に不可能だし、屋根の形状や方角によっては適さない家屋もあるだろう。
それにも関わらず、何百万円ものシステムを設置できる家庭が発電した余剰電力を1kwh当たり42円という高値で電力会社が買い取り、その費用を全ての家庭に一律負担を強いるというこの制度、毎月の負担額は僅かとはいえ、如何なものかという気がする。

一方、今日の朝刊によると、「屋根貸し太陽光発電」なる制度が設けられるという。
初期費用が大きいことから民間だけではなかなか普及しないため、企業が一般家庭の屋根を借りて太陽光発電を行い、それを電力会社に売り、屋根を貸した家主は「屋根貸し料」を受け取れるという制度らしい。

電力会社の買い取り量が増えて「太陽光促進付加金」が更に高くなるのだろうか。それでなくても、東電が値上げを計画している。
これ以上電力料金が上がることは勘弁して貰いたい。

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大地震への備え

2012-01-27 15:41:53 | 日常の出来事・雑感
いずれやって来るであろう首都直下型地震。先日、地震発生の確率が見直されたことを機に、出来る所から備えることにした。以前より家具類の転倒防止策は講じているのだが、それ以外は、その内にと伸ばし伸ばしであった。思い立ったが吉日である。
準備といっても、家屋へのダメージの度合いによって備える物も違って来るが、取りあえずは家の倒壊を免れたとしよう。最悪、家が倒れた時は、遠く離れてはいるが、実家に身を寄せる方法もある。

まず頭に浮かぶのが、今の寒い時期に発生した場合で、電気・ガスの供給が途絶えた時の暖房である。
エアコンと石油FFヒーターを併用しているが、どちらも電気が無いと動かない。電気に頼らない暖房となると、昔ながらの自然対流式の石油ストーブに限る。
ホームセンターで9,000円程で購入。


照明は、キャンプ用のLEDランプ。卓上を照らすものだが、LEDの向きを180度変えると懐中電灯としても使える。LEDの普及により、アウトドアコーナーに行くと、様々な製品が並んでいる。


給水用ポリタンク、普段は折りたたんでおけるので場所を取らない。


非常食品、目安は3日分。
アルファ米、切り餅、カロリーメイト、ピーナッツ缶、魚缶詰、カレーレトルトパック等。
賞味期限のリストを作って、こまめに入れ替えをする必要がある。


他には、飲料水、カセットコンロ用カートリッジ、乾電池など。
東日本大震災の直後、手に入りにくくなったものを思い出しながら、順次揃えようと思う。
あれもこれもとなると、保管にも場所をとってしまうので、何処まで備えておくか、悩むところでもある。

因みに、トイレは水道が使えないことを想定して、風呂の残り湯を入れ替える時まで常に張っておくことにした。ただ、風呂の残り湯では直ぐに底を突くので、別の良い方法を考える必要がある。
ATMが使えなくなることを想定して、ある程度の現金、それも小銭を含め手元に置いておこう。
車のガソリンはまめに給油して、なるべく満タン状態にしておくことにしよう。東日本大震災の後、暫くの間スタンド前には何百メーターもの車列が出来ていたことを思い出す。










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