熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

ヨーロッパ旅行記~ベルギー編(ブルージュ)

2019-05-31 04:21:49 | 海外旅行
ブラッセルから西に約100キロの街、ブルージュ。
12,13世紀には貿易港として栄えたが、その後北海とを結ぶ水路が沈泥により使えなくなったことから発展が止まり、そのお陰で当時の街並みを残す水の都、旧市街は世界遺産に登録されています。

愛の湖公園、対岸の建物が水面に映りこむ光景が印象的です。


運河と歴史を感じさせる家々とが織り成す光景、どれ一つとっても絵になります。。








ベギン会修道院
修道院の白壁と緑のコントラストが素晴らしい所です。


旧市街の中心、マルクト広場。
ヨーロッパの中では5指に入る美しい広場とのことですが、さほど広くなく個人的には?



13~14世紀に建てられた市庁舎、ベルギーで最も古い市庁舎の一つとのこと。


旧市街の中でも運河沿いの宿に滞在してみたくなる綺麗な街です。


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ヨーロッパ旅行記~ベルギー編(ブラッセルその2)

2019-05-29 04:41:02 | 海外旅行
ブラッセルでの美術館巡りと言えばルーベンスとブリューゲルの多くの作品を所蔵する王立美術館。


特にルーベンスの大きな祭壇画7作品を展示する大展示室は一見の価値ありです。


青の色使いが印象的な「聖母被昇天」


ルーベンス公房の作品の一つ「聖母マリアの載冠」
作者はルーベンとなっていても、弟子を含む工房としての作品も多いようで、確かにこれだけの大きな絵を一人で描くのは大変な作業でしょう。


ルーベンスほど作品数はありませんが、ブリューゲル(父)の代表作の一つ「ベツレヘムの戸籍調査」


王立美術館の後は隣接するマグリット美術館へ。
シュールレアリスム(超現実主義)の画家マグリットの絵画を展示するためだけに2009年にオープンした美術館、さほど広くありません。

絵を描くときはスーツ姿だったとか。几帳面な画家ルネ・マグリット


超現実主義とあって、どの作品も現実からかけ離れていて奇抜な物ばかり。


数ある作品の中でも最高傑作と評されている「光の帝国」
昼間の青空と闇に包まれたた家が混在していて、確かに起り得ない光景ではありますが。


空を飛ぶ首が無い亀と何本もの柱が建っている場所でスポーツに興じる男性2人を描いた「秘密の遊戯者」


マグリット美術館を出ると向かいはロワイヤル広場と王宮。


直ぐ近くには1898年に建てられたアールヌーボー様式の建物、今は楽器博物館になっています。


ロワイヤル広場からの眺め。遠くにグラン・プラスの市庁舎の塔が望めます。


黄色い半円状のオブジェ、これ全て自転車。


白黒の日本の地味なパトカーと比べると、何となくお洒落なこちらのパトカー


ブラッセルの締めくくりは、やはりワッフル。
グラン・プラス近くにある1829年から続く老舗の焼き菓子店「ダンドワ」




甘さ控えめで量的にも丁度良く、これなら糖質を気にせずいただけます。


アムステルダムと比べると同じ一国の首都でありながら、ブラッセルは全てがコンパクトにまとまっていて歩き易い町です。


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ヨーロッパ旅行記~ベルギー編(ブラッセル)

2019-05-28 04:53:36 | 海外旅行
ロッテルダムの次の訪問地はベルギーの首都ブラッセル。
ロッテルダムからは日本の急行に相当するIntercityで約2時間、ブラッセル中央駅に到着。


宿はブラッセル中央駅から歩いて数分の小さなホテル。
最近は中国人観光客に押されて存在感がすっかり薄れている日本人観光客。
観光案内書なども中国語表記はあれど、日本語表記を目にすることが少なくなっていますが、この宿の部屋に備えられている説明書には中国語表記は無く、何と日本語表記が。

嬉しいではありませんか。そこで宿の宣伝を少しだけ。
ホテルの名は「Agora Hotel」Booking.comの評価も9と高評価。
2016年にオープンしたばかりで、トイレとシャワーには濾過した雨水を使用するなど環境に配慮したエコホテルです。




宿の話はさておき、ブラッセルの一番の人気観光スポットと言えば世界遺産の「グラン・プラス」
15~16世紀に建てられたギルドハウスなどに囲まれた大広場。


ビール製造業者組合があって今はビール博物館として使われてい建物などが並ぶ南側の建物群


南側の一角を占める市庁舎の建物


東側に建つブラバン侯爵の館


西側の建物群は、パン屋や小間物商、船頭などの同業組合として建てられたもので、グラン・プラスの中でも一番装飾に富む建物群。


北側には市立博物館として使われている王の家などが建ち並んでいて、建物一つ一つを眺めていると時間が建つのを忘れます。


グラン・プラスからほど近い小物や雑貨、チョコレートショップなどが並んでいるショッピングアーケード「ギャルリー・サン・チュベール」


チョコレートシップのウインドウはどれもさながらアート




1人前500キロカロリーはありそうな特大スイーツ。
健康を考えるといくら甘党でも注文する気になりません。


知名度が高い割にはあまりに小さ過ぎて、初めて目にするとがっかりしそうな「小便小僧」
何故これほど有名になったのか不思議です。



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ヨーロッパ旅行記~オランダ編(ロッテルダムその2)

2019-05-27 01:47:48 | 海外旅行
ロッテルダムを訪れたら絶対に外せない観光スポットのひとつがキンデルダイクの風車群。
17世紀に建造された19基の風車が保存されています。

ロッテルダムからは水上バスで約30分。片道料金は通常4ユーロのところがシニア割引で2ユーロ。


出港すると近代的な光景が目に飛び込んできます。


水上バスの船着き場から風車が建ち並ぶエリアまでは徒歩で僅か数分。外から眺めるだけなら入園料は不要。


一番の撮影スポットは川に沿って並ぶ5基の風車を1枚に収められる場所。入り口から少し歩きます。


一つだけ変わった形の風車


葦の間から現れたカモの親子、ほのぼのした光景です。


キンデルダイク観光の後は、ロッテルダムの外れにある観光名所、デルフスハーフェンへ。
第2次世界大戦で壊滅的な被害を受けたロッテルダムですが、デルフスハーフェンは被害を免れた小さな港町で古い町並みが残っていて、昔のロッテルダムを感じることの出来る観光スポットです。






ところで、これは市内の歩道に埋め込まれているプレート。


ナチスにより連行されたユダヤ人が住んでいた住宅のあった場所前に埋め込まれていて、名前や連行された日付、収容所名が記されています。
ここに住んでいたユダヤ人4人の内、3人がアウシュヴィッツ収容所に、一人がダッハウ収容所に送られたようです。
ナチスによるユダヤ人迫害の歴史を後世に伝えようとする姿勢が伺えます。



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ヨーロッパ旅行記~オランダ編(ロッテルダム)

2019-05-25 03:11:01 | 海外旅行
ゴッホ美術館で代表作「ひまわり」や「カラスのいる麦畑」などを観賞しアムステルダムでの予定をこなした後は、オランダ第2の都市ロッテルダムに移動。

2014年に大改修を終えたロッテルダム中央駅、駅とは思えないモダンな外観。


ロッテルダムは町全体が建築美術館と称されるほど独創的な形をした建築物が建ち並んでいて、建物を眺めながらの散策もロッテルダムでの一つの楽しみ。



壁一面に顔が描かれたアパートの建物。


見上げると建物全体が浮いているように見えます。


鉛筆のような形をしたアパート。


有名なキューブハウス。
道路をまたぐように建っていて38室のアパートの他、ショップなどが入っています。


数ある独創的な建物の中でも一際目を引く建物が「マルクトハル」
巨大なかまぼこのような形をしたフードマーケットと住宅が合体した建物で2014年にオープン。


1階のフードマーケットの天井には野菜や昆虫をモチーフにしたカラフルな絵が描かれています。






屋内市場としては、オランダ国内最大とかで、果物、チーズ、ハムなど様々な食材が販売されていて、見ていて飽きません。




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