正月明けに3日間、香港に旅行した。妻のペニンシュラホテル宿泊願望に
合わせて、私は歴史確認のつもりで同行した。
中国の一国二制度の下、香港特別行政区となっている香港とはどのような
国(所)かと興味をもっていた。行ってみて感じたのは、生活はイギリス統治
下とあまり変わっていないのではないかと想像された。即ち、ホテルやレスト
ランでは英語が通じ、街には40階から100階建てのビルが林立し、チップ
の習慣もそのまま残っているようだ。欧米人も多く、観光立国の国だと思った。
怖いと思ったのは、地震がないので耐震対策がないのだそうだ。震度4の
地震が来るとほとんどの高層ビルは崩壊するらしい。東京23区の半分の面積
に750万人の人々が暮らすこの国はとにかく狭く感じた。
ペニンシュラ・ホテルでは記念にアフタヌーンティを味わった。ザ・ロビー
では生演奏が演じられ、リッチな気分となった。22年前に出かけたロンドン
のフォートナムメイソンのアフタヌーンティーを思い出した。
以上です。